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なぜ膝が痛くなるのか?その原因は曲がった背骨と骨盤にあった!

あなたの背骨は曲がっていませんか?

街中を歩いている、背中の曲がったおばちゃんたちを見ていると、歩きにくそうだな、と思ったことがありませんか?試しに、同じ姿勢をとってみましょう。腰を落として、膝を曲げ、肩甲骨をぐっと外に開いて、首を前に曲げてみてください。

ものすごく窮屈な姿勢になりましたよね?お年寄りの方々は、日々、こんな体勢で買い物に行ったり、バスに乗ったりしているのです。少しは、困っているおばあちゃんを見たら、何か手伝ってあげようという気持ちが湧いたでしょうか(笑)?

どうやったらお年寄りの手伝いができるか、なんて、漫才のコントの入りみたいな導入はさておき(笑)、自分の姿勢がどうなっているのか、確認してみてください。

まだ二十代・三十代なのに、猫背になっていたら、要注意です。あなたの腰や膝は、何十年かあとで、傷んだり、動いたときに支障が出るなど、様々なトラブルを抱えてしまう可能性があります。なぜそんな事態が引き起こされるのか、原因にせまってみましょう。

背骨のスゴ技!バランスを保つ大切な軸

背骨は、二十四個の骨からできています。それらの骨は、一直線に並んで体を支えているわけではなく、ある程度の湾曲がつくられています。それによって、動いたり体勢を変えたりしても、バランスを崩すことなく、安定した姿勢を保つことができるのです。

背骨の湾曲は、全部で三つあります。首の骨、頸椎(けいつい)が前に突きだしています。胸椎(きょうつい、胸辺りの背骨)は、後ろに曲がっています。さらに腰椎(ようつい、腰の骨)は頸椎と同じく前に飛びでています。蛇がくねくねと曲がっているみたいですね。

耐震構造の組みこまれた高層ビルも、背骨と同じ原理で衝撃を和らげています。地面からの衝撃が伝わってきたときに、ただ固いだけのまっすぐなデザインなら、ゆるい揺れなら大丈夫かもしれません。ですが、強い地震だったら、衝撃を逃がすことができずに倒れていまう可能性があります。

それを防ぐために、あちこちが適度にたわんで、くねくねと曲がることで、パワーがあちこちに逃げて、転倒しないように守ってくれます。人間の体はスゴイですよね。かなり優秀な安全システムを備えた背骨ですが、猫背みたいに曲がってしまうと、どういう悪影響が出てしまうのでしょうか?

すべては背骨と連動している―背骨のゆがみがすべての原因

まず、背骨が曲がると、自動的に膝を曲げなければ、姿勢を保つことができなくなります。実際に、深い猫背になってみるとわかるのですが、ただ前に体を倒すだけだと、とてもキツイです。膝を曲げることで、多少は楽になるでしょう。

しかし、この膝を曲げる姿勢には、膝自体に強い負荷をかけてしまいます。膝は、人体の中でもっとも不安定な関節と言われ、靭帯や筋肉、関節包などの組織が周りを覆ってバランスを保っています。終始、膝を曲げていなければならない背骨の曲がった姿勢は、膝の関節の靭帯などに強い力を加え続けてしまいます。

また、膝が曲がることで、太ももの前の筋肉が力を発揮して姿勢を保つのですが、代わりに、太ももの後ろの筋肉がゆるんでしまいます。ハムストリングスという名前を聞いたことがありませんか?太もも後面の筋肉をそう呼ぶのです。前の筋肉がガンバることで、ハムストリングスが怠けてしまいます。

ハムストリングスは、姿勢をまっすぐに保つ役割をしています。つまり、ハムストリングスが弱ることで、姿勢をぴしっと維持することが、だんだん難しくなってきます。そしてますます膝に負担がかかるという、負の連鎖が始まってしまうわけです。

また、背骨が曲がることで、骨盤が後ろに倒れてしまいます。そうすると、骨盤と膝についているハムストリングスの長さが短くなり、筋肉の緊張がなくなって、ますますハムストリングスが弱くなってしまいます。

弱った筋力を取り戻そう

こうした状況を変えるためには、背筋、ハムストリングスの強化を図るのが一番てっとりばやいです。うつぶせに寝転がって、両手を後ろで組みます。そのままぐっと上体を逸らしてみてください。キツい方は、手を床につけて動きをサポートしてもかまいません。

できるだけ背中に意識を集中させながら、上体を逸らすのがポイントです。無理のない範囲で、一日に十回程度から始めるのがいいでしょう。慣れたら回数を増やしてください。

ハムストリングスを強化する運動も、うつぶせに寝てから始めます。両手を重ねてアゴを乗せ、膝を曲げて、両足をお尻の近くで合わせます。そのまま、お尻の穴を絞めながら、両足を強くはさむようにしてください。

イメージしにくい方は、両足ではさんだ豆腐を思いきり潰すような感じ、と言えばわかりやすいでしょうか。簡単な体操ですので少しずつ続けてみてはいかがでしょう

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