TOP > > 下腹ぽっこりは万病のもと?腸下垂の原因と改善法をチェック

下腹ぽっこりは万病のもと?腸下垂の原因と改善法をチェック

0116040

私達は食べ物から得る栄養で生きています。栄養の消化・吸収を行っている消化器が正常にはたらいているおかげで健康が維持できるのですね。

しかし毎日稼働し続けてお疲れ気味の消化器は、何かとトラブルが起こりがち。特に大腸はデリケートで、スッキリしないと感じている人も多いのではないでしょうか。

今回は下腹がぽっこり出ている人に多い大腸のトラブル「腸下垂」について説明したいと思います。

腸下垂とは

腸下垂とは大腸が正常な位置よりも下にずり下がっている状態。ちなみに正式な病名ではありません。「落下腸」とも呼ばれます。

大腸が正常な位置に収まっていないのは珍しいことではありません。胃、腎臓、子宮など内臓は下垂しやすい器官でもあるのです。

特に大腸は、腹腔の中で骨盤の上に不安定な状態で収納されているだけなので、ゆがんだりねじれたりして人それぞれ位置が違っています。

正常な大腸は上行結腸→横行結腸→下行結腸→S字結腸→直腸と四角い枠を形成するように腹腔におさまっています。

外国人の大腸はきちんと四角い枠状に位置していることが多いのですが日本人は腸が長いためにねじれたりずれたりすることが多いようですね。大腸が正常な位置に収まっている人のほうが少ないのです。

さらに大腸を支える力が弱い人は腸全体が骨盤内に落ち込んでしまうようになります。

こんな人は腸下垂かも

日本人のほとんどは腸がずれている、と言っても腸が正常な位置にあるに越したことはありません。放置すると大腸の病気を引き起こすことになりかねないので、まずは自分の大腸に腸下垂がないかどうかチェックしてみましょう。

次の症状に複数当てはまる人は腸下垂の傾向があります。

・下腹がぽっこり出ている
・寝ている時はお腹が出ていないのに、立つとへその下が膨らむ
・食後におなかがぽっこり出る
・便秘がち
・便秘薬が効きにくい
・お腹にガスが溜まりやすい
・疲労感や冷え性を伴う

下腹がぽっこり出ているのは、下垂した大腸が折り重なり通りも悪くなって便やガスが下腹に溜まってしまうからです。腸が折れているので便秘薬も届きにくく、頑固な便秘を伴うことも少なくありません。

腸下垂はセルフケアでも改善が可能なので、チェックの結果、腸下垂の疑われる人は大腸の位置の改善を心がけましょう。

腸下垂の原因と改善法

腸下垂は生まれつきの体質も関係するのですが、原因としては

  • 腸を支える腹筋・背筋の筋力低下
  • 皮下脂肪・内臓脂肪が少ない

ことが挙げられます。そこで腸下垂を改善するためには、筋力を鍛えて大腸を支える力をつけることが必要になります。

腸下垂の改善法

空き時間のある時になるべくトレーニングを行うようにすると効果的です。

・曲げた膝を抱える「体育座り」で床に座り、少し後ろに倒れる。腹筋に負荷がかかる体勢を10~20秒間キープ。

・足を肩幅程度に開いて立ち、腰から上を左右交互にひねるツイスト運動を6往復行う。

・床に寝そべり両足を上に挙げて腰を手で支え、「自転車こぎ」運動を30回行う。

・仰向けになって腰の下にクッションを置き、両手で恥骨からへそに向けて腸を持ち上げるようなイメージでマッサージを1分間行う。(腹痛が起きたり便秘が悪化する場合には中止してください)

運動不足、筋力の低下している人が腸下垂になりやすいので、意識して適度な運動を取り入れることも大切です。ダイエットし過ぎている人も痩せすぎには注意してください。

セルフケアで見た目も体調もスッキリ

腸下垂の放置によって便秘が慢性化すると腸内環境が悪化してしまいます。腸内環境の悪化は吹き出物から大腸癌や免疫力低下など、万病を引き起こす悪循環につながるので良くありません。早めにケアを始めることが大切です。

腸下垂はセルフケアで比較的容易に改善されます。腸の位置を正常に導くことで便秘が解消され、下腹がスッキリしてウエストも引き締まるので、体調だけでなく見た目もスッキリするのは嬉しいですね。

周りにも下腹ぽっこりの悩みを持っている人がいたら、是非教えてあげてください。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る