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まだこんな時間か…夜明けが待ち遠しい早期覚醒の原因と対策

睡眠障害のいろいろ

ヒトに限らず生物は生きていく上で睡眠が必要です。睡眠には体や脳の疲れを癒したり、成長を促進させたり、傷ついた細胞を修復させる、といった重要な作用があるからです。

睡眠は1日に7~8時間とるのが健康のためには理想的とされています。また、ぐっすり朝まで熟睡できてスッキリ目覚めることができるのが質の良い睡眠といえます。

しっかり睡眠をとらないと翌日に眠気やだるさに襲われる辛さが待っていますので、できればぐっすり眠りたいものですよね。しかし、毎晩このように理想的な睡眠がとれる人というのはなかなかいないかもしれません。

一時的に睡眠がとれないことは誰にでもよくあることなのですが、慢性的に十分な睡眠がとれない状態が続くのは「不眠症」と言います。不眠症といえば、寝付けない、睡眠時間が短いといったイメージがありますが、このように色々な種類があります。

入眠困難… 布団に入ってからなかなか寝付けない。
中途覚醒… 夜中に何度も目が覚めてしまい睡眠不足になる。
熟眠障害… 眠りが浅いために質の良い睡眠が得られない。
早朝覚醒… 朝早く目覚めてしまい眠れなくなる。

中でも、誰にでも起こる可能性があるのが「早期覚醒」です。これは高齢者に起こりやすいのですが、それ以外の人でも原因があると起こりやすく、睡眠不足になってしまうと生活に支障が出る場合があります。

早期覚醒とは

早期覚醒の特徴は、早朝3~4時といった予定の時間よりも早く目が覚めてしまうことです。そしてこの後二度寝しようと思っても眠ることができず、睡眠時間が不足してしまうことがあります。

起きるのはまだ早いので布団の中で寝ようと試みますが、目はスッキリ覚めているのでそのまま予定の起床時間まで悶々として過ごすといった状態です。そして朝の7~8時台になってから眠気やだるさに襲われる、という厄介な体調になってしまいます。

夜間の睡眠時間が短いために疲れやだるさが残ってしまい、ぼーっとしがちです。また日中に強い眠気が起こることも多く、ここで昼寝をしてしまうと昼と夜が逆転してまた早期覚醒を引き起こしてしまう、という悪循環につながります。

早期覚醒の原因

早期覚醒の原因は

・老人性のもの
・うつ病

が考えられます。

老人性早期覚醒は、加齢によって睡眠の機能が低下してくるために起こりやすい現象です。よく高齢者の朝は早いといいますが、老化による自然な現象のひとつといえます。もし早く目が覚めてしまっても熟睡感がありスッキリ起きられるのなら問題がありません。

次に老人以外の人に起こりやすいのがうつ病から来る早期覚醒です。うつ病の場合は早期覚醒以外の不眠症の症状も起こりやすいです。この場合は病気による症状なので対策や治療が必要になります。ただし、軽いうつ病が原因の場合は気づきにくいかもしれません。

早期覚醒を改善する対策

トイレなどで早朝に目が覚めても、その後に二度寝できたり、完全に目が覚めてしまったとしても熟睡感があって生活に支障がなければ問題はありません。ただし、睡眠時間がとれなかったことで体調や生活に影響が出る場合には早期覚醒が改善できるような対策を試みることが必要でしょう。

「脳の興奮を避ける」

寝る前に脳が興奮した状態だと睡眠が浅くなったり早期覚醒が起こりやすくなります。寝る直前のテレビ、インターネット、ゲームは脳を興奮させる原因になります。

できれば寝る前にはこれらを使わないようにしてリラックスして過ごすようにしましょう。静かな音楽を聴く、読書する、ストレッチやヨガをするなどがおすすめです。晩にゆっくり入浴してリラックスしておくのも効果的でしょう。

「日中に光を浴びる」

日中に光を浴びることは体内時計のリズムを正常に整える作用があります。体内時計の狂いは睡眠時間のずれを起こしたり不眠症を引き起こしやすくなります。できれば夕方にウォーキングなどを行うと効果的です。夕日を浴びることで夜に正常な睡眠が得られやすくなります。

「部屋を暗くする」

朝日が入ってくると早朝に目が覚めやすくなります。予定の起床時間までぐっすり寝たい場合には遮光カーテンで部屋をしっかり暗くすることも効果的です。

睡眠時間が短くても健康に問題がない場合にはあまりあせらずに活動をするのもよいでしょう。朝型人間は夜型人間よりも健康的です。早起きは三文の徳と言いますし、睡眠時間が短い分は1日が長いので得をしたと前向きにとらえるのも一つの手です。

ただし、いつまでも不眠状態が改善されず体調が悪い場合には受診して専門の治療を受けるようにしましょう。

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