TOP > > 涼しくなっても眠れない…猛暑による寝不足が秋の不眠症の引き金に?

涼しくなっても眠れない…猛暑による寝不足が秋の不眠症の引き金に?

秋になっても眠れない?

この夏はものすごい暑さでした。電気料も高くて、熱中症が怖くても節電(気味)の夏でもありましたし、あまり眠れた気がしなかった、という人も多いんじゃないかとおもいます。

さて秋。体にはたっぷり疲労が溜まっていますし、自分でもびっくりするほど寝汚くなってみたり…と思うのに、なんだか眠れないという人、いませんか。

春や秋、季節の変わり目になると、不眠を自覚するという人がいます。これにはいろいろな原因がありますが、冬型から春型へ、夏型から秋型へという自律神経系の切り替えが上手くいっていないせいで起こる不眠もあります。

でも、この不眠はちょっとちがう、寝床に入るたび眠れるかどうか気になって…という人がいれば、じつはそれ、眠れないのを気にしすぎて起こる不眠症かもしれません。

夏の寝不足の後遺症

眠れないのを気にしすぎて不眠症、というと、なんだか言葉遊びみたいですが、そういう不眠症がほんとうにあるんです。これにはいろんな引き金が考えられますが、夏の寝不足も誘因になりうる。

エアコンをつけていても真夜中に暑さで目が覚める。じんわりと汗ばむようななか、うるさい蝉の声が耳につく。そんな状況だとどうしても、つねひごろ抑え込んでいるいろんな不安がじわじわと表面に漏れ出してきます。将来のこと、仕事のこと、あれこれが眠れない頭につぎつぎ浮かんでうつうつとしてくる。

夏の夜明けは早いので、三時くらいに青くなっていく空を窓越しに見ながら、またかと思います。ぜんぜん眠れなかった、仕事に支障が出るんじゃないか、という焦り。睡眠時間が不足すると、目の奥や後頭部が痛くなりますよね。あのなんともいえない鈍い痛みを抱えて職場へ。

そういうときに限って急ぎの仕事だったりして。このパターンが秋になっても続きます。涼しくなってもやっぱり眠れない。体は疲れているのにもかかわらず、横になったとたん頭が不安でいっぱいになって目が冴える。

もしかして今夜も眠れないんじゃないか。夏の寝不足の後遺症ともいえるかもしれません。秋になると、夜明けはどんどん遅くなる。浅い眠りはどうしても覚めやすい。やっぱりよく眠れない、と思って時計を見ると、もう四時を過ぎている。

眠れないのは夜が長いほど辛い。というか、だからこそ不眠を自覚するのかもしれません。夏は寝不足が続いたとしても、暑くて昨夜もよく眠れなかった、なんて人は、それこそざらですから。

不眠なんか気にしない

眠れない、とおもったら、専門のお医者さんにかかるのがいちばん。不眠にはいろんな原因があって、命にかかわるものもあるからです。『眠れないのを気にしすぎて不眠』の不眠症も、仕事に係わりそうならすぐにお医者さんへ。適切な指導が受けられますし、今はいいお薬もあります。

あとは、本当は眠っているのに眠れないと感じている不眠、という場合もあります。じつは私も30代の終わりくらいに、眠れなくて困った時期がありました。ちょうどここに書いたような『眠れないことを気にしすぎて不眠』の状態です。

そんなときアドバイスを貰いました。通いつけの病院の先生に。私には長く患っていた内分泌系の病気があり、それは気持ちが不安定になることもあるもので、当時はもうずいぶん治療が進んで症状が安定していたものの、月イチの血液検査のたび先生が体調について訊くんです。

動悸はないか、めまいはないか、イライラすることはないか。先生の前で泣きそうになりました。ちょっと気が高ぶっていたせいでしょう。どうしても眠れない、明日の仕事はどうしよう、また大事な会議中に眠くなるかもしれない。病気で体は疲れているはずなのに、そういう夜が続いていたからです。

そしたら先生が、眠れないなら寝なきゃいいよ、とあっさり。辛かったら専門を紹介するから、そのときはすぐ連絡してください、とも。もともとあっさりした先生で、たまに不安になることさえあるほどでしたが、そのときの私は、なんだか力が抜けたみたいになって、わかりました、といってうちに帰りました。

それから、横になってみてどうも眠れないようだったら、そうでなくとも夜中に目が覚めてそこから眠れなかったら、いっそ寝床を出ることにしました。

コンビニにいってみたり、仕事関係のことを調べたり。寝落ちしそうになるほど眠くなってから転がるように布団に入ると、自然となにも考えないで眠るんですね。

眠ろうと焦らなくなったら、時間はかかりましたが、眠れないことそのものが気にならなくなっていきました。女性は月の巡りのせいで、月に一度や二度は眠れないことがあるものですし。もし担当の先生に専門医を紹介してもらっていれば、もっと早く治ったのかもしれません。それは今も残念におもうところです。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る