TOP > > 蜂に刺さてショック症状が!アナフィラキシー発症時の救急処置

蜂に刺さてショック症状が!アナフィラキシー発症時の救急処置

今年も蜂を見かけるシーズンがやってきました。近年では蜂の被害が増加の傾向にあり、毎年夏から秋にかけては様々な被害が発生しているようです。

皆さんは蜂と言えばどの蜂をイメージしますか?ハチミツを採る「ミツバチ」、足の長い「アシナガバチ」、丸っこい「クマバチ」、獰猛な「スズメバチ」などが代表的な蜂ですが、どの種類も住宅街で見かけるようになりました。

これら蜂の特徴と言えば、巣を作って集団生活をしていることですが、なんと言っても毒針による健康被害が深刻な問題と言えるのではないでしょうか?

貴方は大丈夫ですか?2度目がヤバイって知っていましたか?

毎年のように蜂に刺されて死亡する事故が発生しています。多くがアナフィラキシー症状と呼ばれるショックが原因で死亡しており、蜂毒の恐ろしさを印象付けています。実は日本において野生生物が原因での死者は蜂がその第一位だったのです。

アナフィラキシー症状は一種のアレルギー反応で、これが起こると気道が腫れて呼吸が出来なかったり、血圧が急激に低下して最悪では死亡してしまいます。このアナフィラキシー症状の特徴は一回目に蜂に刺された場合に発症することは稀であり、大抵は2回目以降に起こることではないでしょうか。

つまり、1回目に刺された時に身体の中に蜂毒に対する抗体ができ、2回目以降ではこの抗体反応によりアナフィラキシーが発症すると言う訳です。ただし、沢山の蜂に刺されて大量の蜂毒が入った場合では、1回目でもアナフィラキシーが発症することがあるようです。

特にこのような問題を起こす蜂は「スズメバチ」「アシナガバチ」に多いので、これらの蜂に刺された経験がある人は特に注意が必要です。

蜂毒に対する知識を持ちましょう

住宅街においても被害が拡大している蜂被害は、まるで他人事のように感じているかも知れませんが、実は貴方のすぐそばまで近づいている可能性があります。イザと言う時に正しい対応が取れるように、蜂毒に対する知識が必要です。

◆蜂に襲われたら、すばやくその場所から離れるようにしましょう。じっとしていれば良いと言う人もいますが、これは間違いです。速やかに離れるようにしましょう。

◆蜂は黒いものや、花柄の服などに集まってきます。このような服装はハイキングでは避けるようにしましょう。白系の帽子も被ると効果的です。

蜂に刺されたら、流水で洗いながら皮膚をつまんで毒を絞るように、洗い流すようにしましょう。これは1回目でも2回目でも関係なく必ず行いましょう。

◆毒を吸い出すのに口で吸う人がいますが、あまりオススメできません。ポインズンリムーバーが薬局で販売されていますので、リュックに携帯するようにしましょう。(ポイズンリムーバーは注射器のような形ですが、押すことで注射器とは反対に吸う動作を行います。これで毒を吸い出すのです。)

◆アンモニアは基本的に効果はありません。オシッコをかけるような行為は、不衛生なので止めて下さい。

◆蜂毒によるアナフィラキシー症状は早い人で10数分で発症します。刺されたら呑気に対応しないで、速やかな処置を行いましょう。

◆少しでもアレルギー反応が出た場合は、速やかに病院に行きましょう。(救急車の使用をためらわないように)

知っていましたか?アナフィラキシーを抑える携帯用注射薬があることを

過去に蜂に刺された経験があり、軽いアレルギー反応(喉の絞まりや蕁麻疹など)が出た経験のある人は特に注意が必要です。蜂に刺された人の約20%がアナフィラキシー症状を引き起こす可能性があり、命の危険さえもあるのです。

そのような人は蜂が出没するエリアには近づかないことが重要ですが、山登りやキャンプなどどうしても森に近づく必要がある場合にはその準備をして下さい。それが「エピペン」の携行なのです。

エピペンとは「アドレナリン自己注射薬」のことであり、アナフィラキシー症状を緩和させる作用があります。蜂に刺されてショックが発症した場合にエピペンを使用することで、ショック症状を緩和して進行を抑えます。

ショック症状が和らいだところで、病院へと搬送し正式な治療を受けるのです。

エピペンは蜂毒専用の薬ではなく、食物アレルギーなど様々なアレルギーの救急対応として使用されている薬です。安心して携帯できますので、心配な人は病院で説明して処方してもらうほうが良いでしょう。

蜂毒によるアナフィラキシー症状は突然発症します。普段からの知識と備えがないと、なかなかスムーズな対応は難しいと思います。過去に1回蜂に刺されている人は、特に注意して対策を練ることをオススメします。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る