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蜂に刺された時知っておくべきアナフィラキシーショックの対処法

虫刺されにもいろいろありますが、蚊に刺されて痒いのと、蜂に刺されるのとでは大きな違いがあります。全ての蜂ではありませんが、蜂の中には危険な毒を持つ種もいます。有名なのはスズメバチです。

スズメバチなんて普通の生活をしていれば出会う事もないと思っていても、実は庭の木や隣の家の軒先に、いつの間にか大きな巣を作って住み着いていたという事もあります。

こういった例はごく稀ではありますが、アウトドアが好きな人は、蜂に刺されるリスクを知っておいたほうがいいかもしれません。一見すると蜂の巣があるとは思えないような場所に、巣を作る事もあります。

なぜ蜂に刺されると危険なのか

蜂に刺された場合の症状は、体質や蜂の種類によっても変わりますが、蜂毒にはヒスタミンなどアレルギーを引き起こす成分が含まれています。これに対しての反応も個人差がありますが、一度刺されてその時は少し腫れて痛いだけだったとしても、抗体ができる人は、次に刺されてもそれほど酷い症状にはなりません。

しかし抗体を作れない人もいますので、こういう人が2回目に蜂に刺されると、アナフィラキシーショックを起こしやすいのです。2回目3回目と回数を重ねるごとに、症状は重篤化しやすいと言われています。また刺されてから次に刺されるまでの期間も短いほど、アナフィラキシーショックのリスクは高くなるので、注意しておきたいところです。

アナフィラキシーショックの症状について

アナフィラキシーショックにもレベルはありますが、比較的強いアレルギー症状の事をこう言います。人により症状の違いもありますが、全身に症状が出るのも特徴の一つです。

主にかゆみや蕁麻疹、呼吸困難、全身の倦怠感、口や喉の渇きといった症状が出ますが、重篤化すると一時的に目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなる事もあります。意識を失った場合は特に危険なので、早急な処置が必要になります。

アナフィラキシーショックは単なる重いアレルギー症状ではなく、命を落とす事もあるので、怖いと言われているのです。

注意すべき蜂の種類について

蜂に刺されると危険なのは、痛いからというだけではなく、蜂毒によるアナフィラキシーショックを起こす可能性が高いからです。種類によって毒の強さも違いますが、蜂にはできるだけ近づかない、刺激しない事も大切です。

蜂がいる可能性のある場所に出かける時には、肌の露出を最小限にするなど工夫も必要です。蜂にも種類はありますが、人を刺す習性のある身近な蜂を紹介しておきます。

スズメバチ

スズメバチは蜂の中でも特に体が大きく、とても獰猛だと言われています。巣を見かけたら即その場から離れたほうがいいと言われているくらいです。というのも、スズメバチは巣を守ろうとするために襲ってくるからです。

特徴としては、スズメバチは襲ってくる前に、カチカチという警告音を鳴らします。それが聞こえたらかなり危険な状態と思われますので、できるだけ遠くに逃げましょう。

ミツバチ

ミツバチはあまり危険なイメージがありませんが、それでも刺激すれば刺される事があります。スズメバチに比べて毒性は低いと言われていますが、刺されると強い痛みが走ります。人によっては重篤な症状を引き起こす可能性もあるので、ミツバチだからと安心できません。

アシナガバチ

足が長い事が特徴ですが、この蜂も刺されるとかなり痛みます。スズメバチに比べると毒性は低いと言われていますが、体質や刺された回数によっては、重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす可能性はあります。

この3種類の蜂は意外と身近なところにいるので、近付かないことが一番です。厄介な事にアウトドアのベストシーズンである夏から秋にかけては、蜂も盛んに行動する時期なので、思わぬところで蜂に遭遇し、刺されてしまう事も増えると言われています。

アウトドアといえば川やキャンプなどもそうですが、意外と多いのはゴルフ場です。郊外に行くほど蜂に遭遇する可能性も高くなるので、ある程度は予防なども考えておきましょう。

蜂対策について

蜂に刺されないためには、むやみに近づかないのが一番ですが、知らずに巣や蜂に近づいてしまう事もありますね。こういう時に知っておくと役立つ豆知識を紹介しておきます。蜂は黒い色に向かっていく習性があると言いますので、服装はできるだけ黒を避けて、明るい色の物を選ぶのがおすすめです。

髪はどうしても黒く見えるので、明るい色の帽子を被る事で対処できます。女性のきつい香水や整髪料の香りも、蜂を寄せ付ける事があるので、アウトドアの時は使用を控えましょう。もしも蜂に遭遇したら、刺されたくない一心でオーバーアクションをとってしまいがちですが、これはかえって蜂を刺激する可能性があります。

逃げる時はゆっくりと後ずさり、ある程度離れてからダッシュしましょう。蜂にまとわりつかれると怖さのあまり、手で払いのけようとしてしまいますが、これも手や指を刺される可能性が高まるだけでなく、蜂を刺激するので、興奮した蜂は応援を呼びます。

焦ってしまいがちですが、冷静になるよう心がけましょう。どんなに注意していても、蜂に刺されてしまう事もあるかもしれません。こういう時にはポイズンリムーバーを持っておくと安心です。通販やネットショップからも購入できますので、アウトドア好きの人は持っておくと役に立ちます。

もしも蜂に刺されてしまったら

もしも刺されてしまったら、できるだけ早急な対応が大切です。ポイズンリムーバーなどで毒を吸い出し、刺されたところを水で洗い流します。針が刺さっている場合は、針を先に抜いてから洗います。

この時、特に症状が出ていなければ、後で病院に行けばいいのですが、もしも何らかのアナフィラキシーショックを起こしている場合は、1分1秒を争う状態になる可能性もあるので、救急車を呼ぶ事も考えましょう。

しかし山奥の場合はすぐに救急車が到着できないので、万一に備えてエピペンを用意しておくという方法もあります。ただしエピペンは医薬品なので、医師の処方箋が無いと入手できません。

一度蜂に刺されて、アナフィラキシーショックを起こす可能性のある人なら処方してもらえますので、医師に相談してください。エピペンはあくまでも応急処置なので、使用後は必ず病院で診察してもらいます。

蜂に刺されるのは単なる虫刺されとは違い、命に関わることもあります。滅多にない事のように思えますが毎年、15人~20人の人が蜂に刺された事によるアナフィラキシーショックが原因で、命を落としていると言われています。決して他人事ではないので、注意も必要ですね。

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