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2013年冬のインフルエンザの特徴は?オーストラリアの症例から予測

インフルエンザワクチン

もうすぐインフルエンザの季節に突入します。毎年、10月から各医療機関でインフルエンザワクチンの接種が開始されます。基本的には、保険が利かない自費での実施になりますが、会社や健康保険組合で補助金を出しているところもあるようです。

全国の自治体では、75才以上の方には補助金を用意しています。なぜなら高齢者は、何らかの病気を治療していることが多くインフルエンザにかかると重症化しやすい傾向があります。

そのような制度がない方に関しては、接種率は非常に低いようです。医療機関によってバラツキも多く、1,0000円を超えるところから2,000円代とかなりの価格差がありますが、中身は一緒です。

今年の傾向は?

毎年、世界的な流行に先駆けて、世界的な健康管理機関であるWHO(世界保健機関)が、流行りそうなタイプの情報を流しています。これによって、各国はそのタイプの情報を元に、インフルエンザワクチンを開発しています。

日本の反対にある南半球であるオーストラリアは、真反対の季節になり真冬真っ只中です。しかし、先行してインフルエンザが流行している最中であり、日本にとってとてもありがたい情報源です。一番知りたいのは、中国を発生源とした鳥インフルエンザはどうなのかということです。

中国で発生し、驚異的な死亡率だったため、日本でも緊急措置が取られました。未だに流行の広がり方についてはよくわからないのが現状です。いずれにしても、鳥との濃厚接触は避けるのが得策のようです。

オーストラリアを始め、南半球各諸国では鳥インフルエンザの流行は確認されておらず、この点ではとりあえず安心です。インフルエンザの種類もほとんどがH1N1という弱毒性のタイプですが、A型は60%程度にとどまり代わりにB型が多く、流行は遅いようですが急激に増えるのが2013年冬の特徴のようです。

また、インフルエンザの薬が効きにくい耐薬性のウイルスも発見されています。特に日本は、インフルエンザ唯一の治療薬である抗ウイルス薬の使用量が多いと世界的にも指摘されており、耐薬性ウイルスが誕生しやすい環境にあるといえるでしょう。

ウイルスとパンデミック

新しいウイルスが発見されると、ウイルスと各国の緊急措置がいつも話題に上がります。ウイルスは生き延びるため、人間や動物のカラダに侵入しようと毎年遺伝子構造を変えています。

これを早めに発見してワクチンを開発しているのですが、ウイルス遺伝子構造の変化についていけていないのが現状です。そのため、各国では爆発的な流行(パンデミック)の蔓延を防ぐためにいろいろな対策を計画しています。

日本でも2013年に特別措置法制定され、政府が主導して国民の外出禁止や長距離の移動を制限する権限や医療機関ごとの役割分担を決めているようです。

インフルエンザの恐怖

一時期、中高校生未満の抗ウイルス薬服用による異常行動が問題になりましたが、原因は未だはっきりしていません。高熱により脳が炎症を起こし、死亡するインフルエンザ脳症も子供に多い症状です。また、特に呼吸器系疾患を持病としている高齢者は、合併症により肺炎を引き起こし死亡する例も非常に多いのが現状です。

そうならないために、発症してから24時間以内に抗ウイルス薬を服用して、猛烈なスピードで増殖するウイルスを食い止めることが重要です。そうならないために、予防ワクチンがあります。罹患しても軽い症状で済み、大事には至りません。

しかし、ワクチンの抗体が機能するまで接種してから約2週間ほどの期間が必要ですし、効果は約3ヶ月といわれますのでワクチン接種のタイミングも重要です。また、空気が乾燥してくるとウイルスが活性化しますので、外出後のうがい・手洗いは大切な予防策です。ぜひ、実践してください。

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