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インフルエンザ予防の鍵は「水分補給」!インフルエンザ予防の新常識

秋から冬にかけて猛威をふるうインフルエンザ。感染力が強いため、インフルエンザに感染するとしばらくは学校や職場を休むことになります。受験生や卒業を控えている学生たち、仕事に追われている方たちにとっては脅威以外のなにものでもありません。

インフルエンザの予防には一般的にワクチンが一番効果的だと言われています。しかし、インフルエンザは毎年流行する型が違うということもあり、ワクチンで100%予防することは不可能であるということもご存知かと思います。

インフルエンザの一番効果的な予防法、それは徹底した「水分補給」です。え?水分を補給するだけでインフルエンザを予防できるの?と拍子抜けされた方もいらっしゃるでしょうが、この一見原始的な方法が今一番効果がある予防法であると言われています。

水分補給がなぜインフルエンザ予防に効果的なのか、私たちの体の免疫力の目線から説明します。

私たちの体にはウイルスを追い出す排出機能がある

私たち人間の体は、私たち自身が思う以上に素晴らしく良くできています。特にウイルスやばい菌の侵入に対する免疫、排出機能というのはずば抜けています。

ウイルスが侵入してくる経路は鼻または口です。異物が侵入するとくしゃみや咳という形で排出するのも、排出機能ですね。

では鼻や口(上気道)は、どのような仕組みで異物の侵入をキャッチしているのでしょう。それは「線毛」と呼ばれるものの働きで行われています。線毛とは鼻やのどの粘膜にあるとても細かな毛のようなもの。直径は1000分の1㎜で、裸眼では到底確認することのできない大きさです。

しかもこの線毛、ただそこにいてウイルスをキャッチするだけではないんです。1秒間に15~17回という速さで細かく動いているのです。その動きこそが「排出機能」なのです。

線毛は粘液に覆われており、キャッチされたウイルスは粘液に包まれた状態で外へ外へと排出されていくのです。それが鼻水であったり、痰であるのです。

インフルエンザや風邪にかからないようにするためには、一秒でも早くウイルスを排出することが大切。つまり繊毛の動きがとても活発でないといけないのです。

繊毛の動きを鈍くさせる原因は?

体の優れた排出機能である線毛運動ですが、そんな線毛の動きが鈍くなる環境というのがあります。それは「乾燥」です。

体が乾燥するということは、水分が少なくなるということ。十分な水分で潤っていなければいけない粘膜も渇き気味になってしまいます。そうするとせっかくキャッチしたウイルスも上手に排出することが難しくなります。その上乾燥は線毛自体の動きも鈍くさせてしまいます。

インフルエンザウイルスは、粘膜に付着してから20分程度で体内へと侵入してしまいます。ですから粘膜が乾燥していて線毛の動きが鈍くなっていれば、ウイルス排出までに時間がかかり、結果インフルエンザウイルスを体内へと取り込んでしまうということになってしまうのです。

乾いてからでは遅い!乾く前に十分な水分補給を!

インフルエンザウイルスを体内へ取り込まないためにも体がしっかり潤っていなければいけないということはお分かりいただけたかと思います。体を潤すためには、そう、水分をしっかりと補給すればよいのです。簡単ですね。

冬は外気が乾燥している上、室内も暖房などにより湿度はとても低くなっています。私たちの体は知らないうちにカラカラに乾いてしまっています。冬だからと水分補給を意識していないという人も多いかと思いますが、実は冬こそこまめな水分補給が必要なのです。

1日1.5リットル程度を目安に水分を補給すればよいとされていますが、一気に1.5リットル飲んでも意味がありません。大切なのは量よりタイミング。「のどが渇いた」と感じてから水分を補給しても遅いのです。のどの渇きを感じる前に、短い間隔で少しずつ補給していくのが望ましいでしょう。

水分補給と同じく大切なのが「温度」です。繊毛が一番活発に動くのは37℃~38℃。体温が低いとそれだけ繊毛の動きも鈍くなってしまいます。水分を補給するときは、体を温めるという意味でも温かい飲み物を飲むように心がけましょう。

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