TOP > > 男性不妊症の治療薬は、女性不妊症に使われる排卵誘発剤

男性不妊症の治療薬は、女性不妊症に使われる排卵誘発剤

かつては子供が生まれないのは理由はどうであれ、女性の責任でした。しかし、今は違います。医学が進み、男性にも原因がある場合も結構、あることがわかりました。

男性不妊症にも使われる排卵誘発剤

排卵誘発剤(クロミッド等)は、女性が飲めば排卵を促進させるのですが、男性が飲んだ場合は、精子の数を増やしたり、精子の働きをよくしたりすると言われています。

何故、そのようなことになるのでしょうか?

排卵誘発剤のクロミッドは、卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンを分泌させますが、男性が飲んだ場合、卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンは睾丸に作用します。そして、男性ホルモンの1つであるテストステロンを分泌させます。

このクロミッドによって分泌された卵胞刺激ホルモンとテストステロンは精子形成とその正常な働きに必須と考えられています。

従って、クロミッドを男性に投与し、卵胞刺激ホルモンなどの分泌を亢進させることで、精子産生能力の向上や精子の運動能力改善に望みが持てます。

男性が排卵誘発剤を飲んだ場合、胎児への影響は?

妊娠後、排卵誘発剤を女性が飲むと胎児に影響があるということだから、男性がこの薬を飲み、女性が妊娠した場合も胎児への影響があるのではと心配になってきますね。

たしかに妊娠前後の女性が薬を飲むと、胎児毒性、催奇形性などがあったりで、何かと胎児への影響が問題となってきます。

ところが、男性に投与された薬剤は女性の場合と違って、それが抗癌剤であっても胎児にはその影響はほとんどないと考えられています。

要するに、薬剤で傷を負った精子は受精能力を失う、あるいは受精しても卵が着床しないと考えられているのです。実際に男性が薬を飲んだ場合に胎児が影響を受けるかもしれないということを記載した添付文書は極一部の薬だけです。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る