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元気でも出席停止!学校保健安全法で指定されている感染症を理解

学校感染症について

学校感染症というのは学校保健安全法施行規則で指定されている感染症です。2012年に学校保健安全法施行規則の一部が改訂され、学校感染症の出席停止の基準が変わりました。

学校は集団生活によって児童の間で高い確率で感染症が流行しやすくなります。そのため、学校保健安全法では学校感染症を予防するために、感染した児童の出席停止の基準をもうけているのです。

出席停止になるケース

お子さんのいる家庭では「はやる病気にかかったので学校に連絡をしてお医者さんの許可が出るまで欠席した」という経験が一度はあると思います。インフルエンザやおたふくかぜなどがよく知られているでしょう。

学校感染症は第1~3種に分類されており、学校保健安全法によってそれぞれ出席停止の基準がもうけられています。

「第1種感染症」・・・治癒するまで(入院の措置が必要)
・一類感染症と結核を除く二類感染症
(エボラ出血熱・ペスト・痘そうなど)

「第2種感染症」・・・それぞれ基準が定められている。感染のおそれがなくなると医師に判断されるまで。
・飛まつ感染によって流行しやすい感染症(五類感染症)
(インフルエンザ・百日咳・麻しん・おたふくかぜ・風しん・みずぼうそう・咽頭結膜熱・結核・髄膜炎菌性髄膜炎)

「第3種感染症」・・・飛まつ感染はしないが流行しやすい感染症
・三類感染症・・・感染のおそれがなくなると医師に判断されるまで。
(コレラ・腸管出血性大腸菌感染症など法定伝染病)

流行性結膜炎・急性出血性結膜炎(五類感染症)・・・感染のおそれがなくなると医師に判断されるまで。

その他の感染症(ヘルパンギーナ・手足口病・流行性嘔吐下痢症・感染性胃腸炎・マイコプラズマ感染症・りんご病など)・・・感染症や病状によって異なる。出席停止が必要なものもある。

※感染症は感染症予防法によって危険度が高い順に1~5類まで分類されています。一類~四類は医療機関から国への届け出が必要になります。

インフルエンザや流行性嘔吐下痢症が流行すると、学校の判断で臨時休校や学級閉鎖の措置をとることもあります。

元気でも登校してはいけない第2種感染症

学校保健安全法の第2種感染症は子どもが一度はかかるものだったり、毎年流行しやすいようなものばかりです。もし子どもが発症したら、医師の指示に従って出席停止する必要があります。

感染症によって「発症してから○○日経過後、または症状が消失するまで」などの基準が定められています。感染者は再度受診して、医師によって症状の消失が認められなければ登校することはできません。

中には発症してすぐに元気になる子どももおり「登校できるのでは?」と思うこともあるかもしれません。しかしまだ体からウイルスは消えていないので、周囲にうつしてしまう時期です。

登校停止の目的は回復だけでなく感染を予防することにもあります。「出席停止はマナー」と理解して欠席しましょう。もちろんその間に家でお友達と遊ぶのもいけません。

登校しても良いケース

第3種感染症には出席停止を伴うものだけでなく、登校しても良いものもあります。(アタマジラミ・水いぼ・とびひ・発疹のみの「りんご病」)

これらは感染する性質があるものの、感染者が気をつけることで登校しても感染を抑えることは可能なものです。周囲にうつしてしまわないかドキドキしてしまいますが休むほどではないので、持ち物の共有は避ける、患部を接触させない、などの対策をしっかり行います。

ただし場合によっては対処が必要な場合もあるので、学校には連絡をして感染予防に協力してもらうようにしましょう。

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