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ペットから人への感染症が急増!ペットとの生活を守るための対策

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平成14年、島根県にある鳥類をメインとしたテーマパークで、従業員5名、客9名がオウム病に集団感染したいう事件がありました。

鳥のフンを高圧洗浄機で掃除したため、フンが霧状になって舞い上がり飛散、その結果病原菌も飛散し感染者が出たと指摘されています。

このような感染方法のほかにも、動物からくる感染症は様々な方面から私たちを襲ってきます。鳥類だけでなく、犬や猫と一緒に暮らしている人は、あらゆる感染症について知っておかなければなりません。

かわいいペットとの生活をより良いものにするためにも、しっかり覚えてくださいね。

感染症のひとつ「オウム病」とは

オウム病とはオウム病クラミジアと言う病原体により鳥類が感染する病気です。鳥から人への感染もあり、鳥の飼い主、ペットショップ店員、獣医などは感染のリスクが高いです。

重症化すると肺炎などになり、死に至るケースもあります。恐ろしい病気の一つと言えます。

ペットブームのわが国では約300万世帯が鳥を飼っていると言われています。このことからもオウム病は決して珍しい病気では無いと言えます。

ペットから人への感染が増加している

現代の日本では、全体の3分の1の家庭で何らかのペットが飼われています。また海外からも珍しい動物が輸入され、ペットとして飼われるケースも増えています。

人と動物との共通感染する病気は20種類以上もあります。昨今のペットブームでさらに新しい動物由来の感染症が発症する可能性もあります。

オウム病の例と同様飼い主が一番ペットからの感染症に罹るリスクが高いと言えます。

様々な感染経路

ペットからの感染症を防ぐのに、まずは感染経路を知っておく必要があります。

  • 呼吸器からの感染
  • 消化管からの感染
  • 噛まれる・引っかかれるなどで傷口からの感染

対策:呼吸器からの感染

飼育小屋やカゴ等の汚物処理の時マスクの着用が必須です。また乾燥しているときは霧吹きなどをして、湿らせてから処理する事も防止策になります。

対策:消化管からの感染

サルモネラ腸炎、カンピロバクター腸炎など多くの感染症が消化管からの感染によっておこります。汚物処理後の手洗いを徹底してください。

対策:傷口からの感染

当然のことですが、まずは噛まれないようにする事!噛まれたら消毒をし、お医者さんに診てもらうことをお勧めします。

ペットの健康管理が何より大切

大切なペットから自分自身への感染症を防ぐには、やはりペットの健康管理は欠かせません。日ごろから清潔にすることを心がけ、定期的な獣医への検診も欠かさないでください。

犬や猫などの場合はかなり浸透してきているようですが、鳥や爬虫類も十分注意が必要です。米国疾病センターでペットの健康管理と感染予防の為の推奨項目に

動物、特に爬虫類に触った後は、石鹸と水で良く手洗いをするように。

と表記されています。

爬虫類由来の感染症はサルモネラ感染症です。国内でも1970年代から80年代にかけて、ミドリガメのからの感染が社会問題になりました。日本では欧米ほど爬虫類の飼育は多くなく、感染の元は殆どがカメ類です。

カメを飼われている家庭も多いと思いますが、触れた後は手洗いをしっかりしましょう。特に免疫力が弱い小さなお子さんやお年寄りは注意してあげてください。

ペットの重要性

日本社会はこれからも高齢化が進み、自宅介護する家庭も増えてきます。ストレス社会も続きます。ペットに心の癒しを求める人がこれからも増えていく事でしょう。

動物園だけでなく、特定の動物をメインにしたテーマパークも増えていくと思います。まずペットは人にうつる病気を保持している事を常に頭に入れておく必要があります。

日本では狂犬病予防接種を義務づけた事で50年間狂犬病は発症していません。世界各国を見ても狂犬病の発症が無い国は日本、英国、オーストラリアなどの11か国だけとの事!

ペットの健康管理は意識すれば良い結果を産みます。家族の一員のペットの健康管理、忘れずにやっていきましょう。

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