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蚊による感染症が今日本で問題に、温暖化による健康被害対策を!

ビル・ゲイツ氏のブログで、人を死に至らしめている生物のランキング断トツトップが、蚊であると言う書き込みが有り、ニュースにもなりました。人は蚊との戦いに終止符を打つ必要があると、ブログでは述べていたようです。実際蚊を媒介にした感染症による死亡者は、毎年少なくとも7億人に上るようです。

実際蚊の感染症として最も有名なマラリア、感染者は世界に8億人、年間の死亡者が200万人と言われています。平均気温が3℃上昇すると、マラリアの流行危険地域が2割拡大すると言われています。そうなると日本も西日本は完全に流行危険地域となり、さらに東京近郊までが含まれる事になるのです。

温暖化による蚊の活動範囲の広がり

現在の地球温暖化の問題の一つに、感染症を媒介する蚊の活動範囲拡大があります。日本では越冬困難で、定着は無いと言われていたネッタイシマカ・・・これはデング熱を媒介する蚊として知られていますが、日本へ上陸する可能性も高まっています。

2014年9月日本でにデング熱を感染させた蚊はヒトスジシマカですが、この先ネッタイシマカによる被害も十分考えられる状況です。何よりも厄介なのは、熱帯地域でマラリアやデング熱の危機に常にさらされている人たちは免疫を持っている人もいます。しかし今まで感染の例が少ない先進国の人たちは、どの様な被害が出るか分かりません。

日本人にとって殆どの人が、マラリアは未知の病原体です。もし感染者が続出した場合、どのような影響が出るか分かりません。2002年にアメリカで大流行した、蚊を媒介とした西ナイルウィルスによる感染症は、患者数4,000人、死者284人を出しました。免疫のない地域に感染症が広がると、思いもよらない惨事になる事が有ります。

蚊への対策はどうするか!?

さてこの様に危険な蚊…どのように対策を立てていけば良いのでしょうか?まだまだ実験段階ですが、イギリスの民間企業が、蚊の遺伝子を組み換え寿命を短くしたり、吸血しないオスだけが生まれる様に仕向ける実験もしているようです。蚊の脅威はこれで無くなるかもしれませんが、危険性をはらんでいる気がしますね。

一つの種を絶滅させることは、もっと深刻な事態を招きそうですね。それよりも、今また注目されている物に日本伝統の「蚊取り線香」が有ります。除虫菊から抽出されたピレトリンとピレスロイドを練り込んだ蚊取り線香は、人体にはやさしく、蚊を駆除する事で知られています。蚊取り線香は有効活用したいですね。

そして個人個人がちょっと気を付ける事で、蚊を減らすことが出来ます。それは蚊の発生源を除去すること。家にある植木鉢の受け皿の水、放置されたバケツ等の水は極力無くすか、新しい水と取り換えましょう。デング熱が発生する地域シンガポールでは、国を挙げて放置される水を無くす政策が取られています。

これにより蚊の発生源を絶つのですが、これにより1年でデング熱患者を4分の1まで減らした実績が有るようです。しかしながら、蚊を撲滅する事は不可能だと思います。私たちが日ごろ出来る事は、蚊を寄せ付けないように蚊取り線香などを使用し、特に夏場は水を身近なところで放置しない。

蚊の発生が危惧される時は、明るめの色の長そで・長ズボンを着用する。これを守っていくのが大切ではないでしょうか?たかが蚊、されど蚊です。目新しさはない方法ですが、蚊の感染症を防ぐ大切な習慣です。

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