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海外へ渡航する人が特に注意すべき危険な感染症の予防と事前準備

海外への渡航者が増えるとともに、日本にはない感染症にかかる人が増えています。旅行や仕事などで海外へ渡航する際、特に注意すべき感染症とその予防法についてご紹介します。

海外では蚊に注意!蚊が媒介する感染症

日本でも夏になると蚊が多くなりますが、熱帯性の気候の地域では、ほぼ一年中蚊が飛んでいます。日本では蚊に刺されたくらいで大騒ぎすることはないかもしれませんが、海外では蚊は感染症を媒介する最も身近にいる害虫です。蚊が媒介する感染症にはマラリアやテング熱などがあり、特に注意が必要です。

蚊が媒介して起こる感染症の予防法

蚊が媒介する感染症を予防する際に大切なことは、蚊が感染症を媒介する危険な害虫だという認識を持つことです。

蚊は日本では夏の季節にだけ発生するかもしれませんが、熱帯性の気候の地域では一年中蚊が飛んでいるので、たとえ日本では蚊が飛ぶ季節ではないとしても、蚊取り線香や虫除けスプレー、滞在期間や場所によっては蚊帳などの防虫用品を使って防ぐことが重要です。

蚊取り線香や虫除けスプレーは、日本製の方が効き目が優れていることが多いので、できるだけ日本から持参するようにしましょう。

また、蚊は水辺や水溜りなど、水が少しでもあればどこからでも発生します。リゾート地など、比較的、蚊の駆除をしっかり行っているような場所でも、ちょっとした水溜りや空き缶などに溜まった水などがあれば、蚊は発生します。特にビーチリゾートのような肌を露出する機会が多くなる場所では十分に注意しましょう。

虫除けスプレーなどを機内手荷物や荷物として機内に持ち込む場合は、各航空会社によって規定や条件、持ち込み方法などが異なるので、事前に確認しておきましょう。

食べ物や水が原因で起こる感染症

食べ物や水などが感染症の原因になることも多くあります。A型肝炎、赤痢、腸チフスなどは、現在でも発生する頻度が高い感染症です。特に発展途上国や地域に多く、水道が普及していなかったり、衛生に関する知識や意識が不足していることが原因です。

食べ物や水で起こる感染症の予防法

とにかく水に気をつけることが必要です。生水は絶対に飲まないことや、生野菜など水を使って洗って調理したものは、できるだけ食べないようにしましょう。

氷も生水を使って作られたものが多いので、ドリンクなどは氷を入れないようにしてもらったり、氷が必要な時は自分で、ボトル入りの水を使って作るようにしましょう。

また、完全に火を通したものを食べるようにしましょう。日本人は、刺身や寿司など生魚を食べる習慣がありますが、外国では生のままで魚介類を食べることはとても危険です。

マーケットや屋台などで調理済みの料理も生の肉や魚に触れた調理器具が菌に感染している場合や、長時間置かれていて鮮度が落ちている場合もありますので、調理済みの食材でも食べ物の状態を良く見て、鮮度に気をつけて食べるようにしましょう。

ケガや傷口から感染する破傷風にも注意

日本ではほとんど感染しない破傷風にも注意が必要です。破傷風を予防するには、転んだりしてすり傷や切り傷など傷をつけないように注意しましょう。また、肌を露出する部分をできるだけ少なくして、長めのズボンや長袖のシャツなどを着るようにして予防しましょう。

帰国してからの体調管理

感染症の多くには潜伏期間があり、数日から一週間以上経って病気が発症する場合があります。そのため、帰国してから症状が現れる場合もあります。

帰国後、何らかの不調が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しなければいけませんが、その際、渡航先や滞在期間、活動状況、家畜や動物と接触の有無などを伝えるようにして下さい。詳しい情報があるほど、適切な治療につながります。

海外の感染症の発生状況は、刻々と変わります。事前の情報収集はできるだけ最新のものを集めて予防につなげましょう。海外では日本では考えられないような感染症がたくさんあります。渡航の際には万全の準備をしていきましょう。

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