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いくら可愛くても犬に噛まれると危険!病院で処置が必要な理由とは

ペットは可愛いだけじゃない

ペットブームが起こっているようにペットを飼育している家庭が増えています。ペットがいる生活は楽しいのですが相手は動物、いつどんなトラブルが起こるか分からないものです。

例えばヒトが咬まれたり引っかかれてしまうといった怪我の可能性があります。「可愛い○○ちゃんがやったのなら私は平気ヨ」ではすみません。もしペットによって怪我をしてしまったら、自己判断で手当てをしないで受診することをおすすめします。

なぜ病院で処置が必要なのか

ペットに噛まれたり引っかかれたりすると細菌に感染する可能性があります。「野生の動物ならまだしも、清潔に飼っているペットだから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、ペットでも細菌を持っているので注意が必要です。

もし細菌に感染し適切な処置を行わないと、患部の炎症が悪化する可能性があります。また動物によってはヒトに感染すると有害な細菌を持っていることもあるのです。ペットによって怪我をしてしまったら、その可能性を考えて病院で診てもらいましょう。

ペットによる怪我で感染することのある病気とは

ペットからヒトにも感染する病気を人獣共通感染症といいます。

パスツレラ症

全ての猫とほとんどの犬の口内にはパスツレラ属菌という細菌が常在しています。また爪にも高い確率で常在しています。ヒトには咬み傷、ひっかき傷のほか、キスや口移しでエサを与える行為でも感染することがあります。

もしヒトがこの菌に感染すると患部が強い炎症を起こしてズキズキ痛んだり化膿してしまいます。また、感染者の体の抵抗力が弱っていると全身の症状を引き起こすこともあり、呼吸系の疾患、髄膜炎、敗血症といった重篤な合併症を引き起こす可能性があります。傷はすぐに水道水で洗い流して受診します。治療には抗生物質が用いられます。

猫ひっかき病

猫の血液、口内、目やになどにはバルトネラ・ヘンセラ菌という細菌が感染している場合があります。特に若い猫は保菌率が高く、猫には感染症状がありません。ネコノミ、犬、ハムスターが感染している場合もあります。

免疫力の低下している人や子どもが菌に感染した猫に引っかかれると傷口から菌が感染し、傷の腫れともにリンパ節の腫れが起こります。発熱、倦怠感、吐き気などの症状があり、自然治癒を待つと数か月くらいかかることがあります。抗生物質を用いて治療します。

破傷風

破傷風菌に感染することで発症します。破傷風菌は自然の土壌や池などに棲息しており、犬やヒトが傷口から感染する可能性があります。

もしイヌが破傷風菌に感染していたら、噛み傷からヒトに感染してしまいます。破傷風菌に感染すると神経毒の症状によって筋肉の硬直やけいれんが起こり、死に至る可能性が高いです。

治療を受けて抗生物質を用いたり、毒素を中和する必要があります。先進国では少ない病気ですが、世界中では多くみられます。破傷風の予防接種を受けることが予防になります。

狂犬病

犬の感染症で最も有名な病気です。ヒトが犬に噛まれて狂犬病ウイルスに感染すると、しばらくして水や風を極端に恐れる症状、精神錯乱、全身の麻痺などが起こるようになります。脳神経の麻痺によりやがて死に至ります。

治療薬はありません。ペットとして飼われている犬は狂犬病予防接種が義務づけられており、日本で狂犬病の発症が起こることは非常にまれです。

しかし外国では現在でも発症がみられ、ワクチン未接種の野犬や犬以外の野生動物から感染することもある恐ろしい病気ということを理解し、愛犬には必ずワクチン接種を行ってください。

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