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女性に多い過活動膀胱症候群。原因をきちんと知って改善しましょう

膀胱炎と言えば大腸菌が原因です、と言われ、そんなに不潔にした覚えはありませんと反論したくなった経験を持つ人も多いもの。最近になってやっと、菌以外の原因があることが分かってきています。

それは「過活動膀胱症候群」というもの。菌による膀胱炎とどう違うのでしょうか?

あなたの膀胱炎、痛みがありますか?

何度もトイレに行く、尿意を感じたら我慢できずに漏れてしまうこともある・・・。これが膀胱炎でよく言われる症状ですが、自覚症状で、菌による膀胱炎か、そうでないかを簡単に見極めることが出来るポイントがあります。

それは、トイレに行った時の痛みがあるか、ないか。

痛みがある場合:菌による膀胱炎や、間質性膀胱炎など
痛みがない場合:過活動膀胱による頻尿

膀胱炎と見られる症状には、実は何種類もの病名があり、それぞれに原因が異なります。

痛みの有無だけではっきりと言えるわけではありませんが、痛みがない頻尿の場合は抗生物質を飲み続けても改善されないことが多いので、自分でも簡単な見分け方を把握しておく必要があります。

菌もないのに頻尿が起こる「過活動膀胱症候群」とは

単純に言えば、尿が溜まっていなくともトイレに行きたくなるのがこの病気ですが、夜中何度もトイレに起きたり、昼でも間に合わず失禁してしまう場合もあって、本人のストレスは相当なものです。なぜ、細菌も侵入していないのにこんな症状が出るのでしょう?

過活動膀胱症候群の原因としては、大きく2つに分けられています。

神経性によるもの

脳と膀胱の間には、筋肉を上手に動かすための神経が通っています。例えば脳や脊髄などの病気を経験すると、この神経が正しく働きにくくなり、筋肉を締めたり緩めたりする指令が正しく伝わりづらくなるために、尿の排泄をコントロールも難しくなってしまうことがあります。

他にも、特に病気をしたわけではないのに、膀胱の神経が過敏に働く場合もあります。

加齢や出産による骨盤底筋のゆるみなどによるもの

女性に限っての話ですが、骨盤の底には骨盤底筋と呼ばれる、筋肉で子宮や膀胱などを支えている部分が、加齢や出産によって弱ってしまったりしてゆるむことがあります。そうなると、やはり排尿のための筋肉の働きがうまく行かなくなってしまいます。

ストレスも原因になります

上の2つには思い当たることがない。でも頻尿に悩んでいる・・・という場合、ストレスも原因として考えられます。

よく、緊張するとトイレが近くなるという人がいますが、これは、緊張することで膀胱が縮み、少ない量でも尿意を感じてしまうという構造があります。

日常的にストレスにさらされている場合、常に全身に力が入っている人も多く見られます。自覚がなくても人よりもトイレへ立つ回数が多いように感じたら、緊張を解くためのリラックスタイムを作ることをおすすめします。

過活動膀胱症候群の人がしてはいけないこと

行きたいと思った時にすぐトイレに行ければ、問題は少し軽く感じるのかもしれません。しかし、仕事中や人と会っている最中などは、しょっちゅうトイレへ立つのは相手へも失礼ですし、恥ずかしいという気持ちもあって、なるべく避けたいという気持ちが強くなりますよね。

そのために、水分を摂らないことでトイレの回数を減らそうとする人がいます。これだけは絶対にしないようにして下さい。必要な水分量を摂らないでいると、逆に、細菌性の膀胱炎にかかりやすくなったりもします。

過活動膀胱症候群は男性、女性どちらでもかかる病気です。そして放っておけば改善するというわけでもありませんので、おかしいと思ったら1日のトイレの回数をチェクして医師に相談すると良いでしょう。

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