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高血圧・動脈硬化を防ぐ善玉コレステロールを増やす秘訣とは?

コレステロールとは?

コレステロールといえば、みなさん1度は聞いたことがあると思います。特にダイエットに励んでいる女性は、よく御存じだと思います。コレステロールは食材にも含まれていますが、今回は血液中のコレステロールが体に与えるに影響について考えていきたいと思います。

コレステロールは、悪者の代表にいわれることが多いですが、60兆個に及ぶ細胞を維持あるいは各種ホルモンの材料として不可欠なものです。

しかし、必要量以上に摂取し血液内に残ってしまっているといろいろな問題を引き起こします。コレステロールの種類によっては、良いものと悪いものが存在しそのバランスが大切なのです。

コレステロールの中身が大事

健康診断や人間ドックにおいて血液検査を行うと、いろんなことがわかります。コレステロールについても3~4種類の検査を行い、その結果により健康状態がある程度把握することができます。

血液検査の種類も「脂質代謝」というカテゴリーになり、種類によってですが、過剰になると動脈硬化や心筋梗塞等の原因となる場合があります。健康診断や人間ドックの結果表が手元にあれば、見比べながら読んでいただくとより一層理解が深まることでしょう。

・総コレステロール(略称:T-Cho)

血液中にあるコレステロールの総量を数字で表しています。少ないに越したことはないですが、220mg/dl(血液100cc中に何mgの脂質が含まれているかの基準です)以上は、脂質過剰と判断されることになります。

動物性脂肪を過剰に摂取していることが推測され、高コレステロール血症の判断基準になります。250 mg/dlを超えると、医師は薬で下げることを選択することが多いようです。動脈硬化・高血圧・心筋梗塞・脳卒中の原因になります。

・LDLコレステロール(一般的には悪玉コレステロールと呼ばれます)

なぜ悪玉なのかといえば、正常な血管壁内に潜り込んで塊を作り、血管内を狭めたり血管の柔軟性を失う原因になります。そのため、動脈硬化・高血圧・心筋梗塞などの血管系の病気になってしまうリスクが非常に高いのが特徴です。

男女で基準値が変わりますが140 mg/dl(血液100cc中に何mgの脂質が含まれているかの基準です)以上になると、生活習慣の改善が必要になります。下げるためには、食事と投薬が主役です。運動を行ってもほとんど下がることはありません。

・HDLコレステロール(一般的には善玉コレステロールと呼ばれます)

このコレステロールは、悪玉コレステロールの逆の働きがあり、血管内に入り込んだコレステロールを肝臓に運ぶ働きをします。そのため、この数値が高ければ高いほど血管内はきれいで柔軟性が高く非常に健康的と判断できます。

男女によって基準が違いますが、40 mg/dl(血液100cc中に何mgの脂質が含まれているかの基準です)以下になると、注意が必要です。一般的には女性の方が有意に高く、逆に男性は、低い方が多いようです。

定期的な有酸素運動(ウォーキングでも効果あり)を行うと有意に上昇することが知られています。長寿な方は、この善玉コレステロールが高い方が多いことから、長生きの秘訣という研究者も多いようです。

・LH比

最近注目されてきたコレステロールの指標です。人間ドック受診の方は結果表に表示されているかもしれません。これは、善玉と悪玉のコレステロールの比率を計算し、算出します。

算出方法は悪玉コレステロール÷善玉コレステロールで簡単に求められます。指数が「1.5以下」が正常です。たとえ悪玉コレステロールが多少高くても心配いりません。

しかし、「2.0」では動脈硬化が始まったサインであり、さらに「2.5以上」では動脈硬化の危険信号です。自覚症状がなくても、すぐに循環器内科のある医療機関を受診することをお勧めいたします。

善玉コレステロールを増やそう

上記のとおり、血管を柔軟に保つためには、善玉コレステロールを増やすことが非常に大切なことがお分かり頂けたと思います。それでは具体的には、どのようにしたら増やすことができるのでしょうか?

薬で意図的に増加させることはできません。答えは、ズバリ「定期的な有酸素運動」です。わざわざ、着替えて運動するとおっくうになりますので、通勤の行き帰りのウォーキングで代用可能です。

よく万歩計をつけている方も多いようですが、モチベーションとしてはよい方法です。ひとつ手前の駅あるいはバス停で降りて歩くことや、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を上ることでもよいでしょう。

ちょっとしたことの積み重ねが重要です。週に180分以上を目標に実践してみましょう。また、週末にまとめて運動するのではなく、毎日の積み重ねが成功の鍵です。これらの数値をコントロールすることが健康でいられるかどうか非常に大切なことです。

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