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高血圧の人は胃腸薬を飲む時、ナトリウム摂取量が増えるので注意!

塩分の摂り過ぎは血圧のコントロールに悪影響を及ぼしますが、最近では血圧とは関係なく、塩分の摂り過ぎ自体が体に悪く、脳卒中や心不全の危険因子になると言われています。日本高血圧学会のガイドラインで推奨されている食塩摂取量は1日6g未満です。

日本人の平均食塩摂取量は1日11gで、まだまだ理想とは程遠いところにあります。困ったことに、塩分があるのは食事だけではありません。主なものに胃腸薬があげられます。

胃腸薬の中のナトリウム

食塩は塩化ナトリウムともいい、ナトリウムという物質を含んでいます。このナトリウムが血圧を上げてしまうのですが、ナトリウムが含まれているのは食塩だけではありません。胃腸薬には胃酸を中和する制酸剤として炭酸水素ナトリウムが使用されています。

市販の胃腸薬には胃酸過多、胸やけ、吐き気などの症状に1日5gまで配合してもいいことになっています。炭酸水素ナトリウム1gは、食塩約0.7gに相当するナトリウムが含まれているため、配合されている量によっては無視できない量になります。

1つ例をあげてみますね。誰でも知っている太田胃散という市販の胃腸薬があります。この薬の炭酸水素ナトリウム1日量を食塩量に換算しますと、1.3gになります。食塩量を1日6g未満に近づけようと努力している場合、この1.3gはとてつもなく大きい数字に感じられますよね。

又、医師が処方する胃腸薬にもナトリウムが入っている場合があります。日本人の食塩摂取量は少ないとは言えないだけに、炭酸水素ナトリウムを多く含んでいる胃腸薬を長い間、しかも大量に服用することは避けた方がいいと考えられます。

塩分摂取の制限がある人は、服用に際して細心の注意を払うことが重要になってきます。

食品中の塩分量の見方

加工食品の包装にはナトリウム量が記載されていることがあります。これは食塩、つまり塩化ナトリウムの量ではありません。ナトリウム1gに相当する食塩の量は、2.54gです。ナトリウム量で記載されている場合は、2.54倍すれば、食塩量を求めることができます。

加工食品には割と食塩量が多いものが沢山あるので、成分表示をよく確かめてみましょう。

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