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きちんと服用していますか?生きたければ降圧剤をかかさないように!

降圧剤は命綱です。

読者の皆さんの中で高血圧と医師より診断され、降圧剤を処方されている方はいらっしゃいますか?あなたはきちんとその降圧剤を服用していますか?

なぜこのようなことをお聞きするのかというと、降圧剤はあなたの命綱だからです。きちんと服用しないとあなたの命の綱が突然切れるか、少しずつ解れてきているかでしょう。

脳卒中か死亡するかのリスクが大幅にアップ!

フィンランドのヘルシンキ大学が研究したところ、降圧剤を支持通りに服用しなかった患者の脳卒中発症リスクと死亡率のリスクが大幅にアップすることがわかりました。研究論文として発表されています。

被験者は30歳以上の7万3,000人超のフィンランド人高血圧患者です。1995年~2007年の期間中の追跡調査試験にてわかりました。方法は毎年、処方薬を購入した回数から、投薬計画遵守状況というものを調べました。

要は処方薬を支持されたとおりに飲んでいたら、必ず購入する回数や時期が決まってくるはずです。そこから被験者がきちんと降圧剤を服用しているか判断したわけです。

しかし購入して持って帰ったものの、降圧剤を服用したかどうかまでは、本人のみぞ知るということになります。それでも服用した被験者とそうでない被験者との大きな差が明らかになりました。

気になる研究結果です。

1995年~2007年の試験期間中、7万3,000超の被験者のうち、2,100人超が脳卒中で死亡しました。また、2万4,500人超が脳卒中のために入院しました。この数字だけでもぞっとする数字ですね。

細かく見ていくと、投薬開始から2年後の脳卒中死亡リスクは、投薬遵守していなかった被験者の方が、投薬遵守していた被験者の4倍近くあり、さらに10年後には3倍高かったということです。

特に、投薬遵守していなかった被験者が死亡したその年に限っては投薬遵守していた被験者の5.7倍という高い数字となっていたそうです。筆者はめまいが起きそうです。

また投薬開始から2年後の脳卒中入院リスクは、投薬遵守していなかった被験者は2.7倍、10年後では1.7倍近く高かったそうです。これも特に、投薬遵守していなかった被験者が入院した年に限っては投薬遵守していた被験者のほぼ2倍だったそうです。

この結果から研究者は降圧剤を正しく服用する重要性があること、投薬遵守していなかった被験者は脳率中を発症する10年前でもリスクが高かったこと、

また用量反応も見られたそうで、服用したりしなかったりと投薬状況が悪いほどリスクが高かったそうです。ということは、投薬遵守しているように見えていても家に帰ってから、

降圧剤をポイッと捨ててしまっている人がどうなっているかは、ご想像がつきますね。また、今回はフィンランド人対象の研究でしたが血圧に関してのリスクは人種間の区別はありません。日本人にも十分当てはまります。

家庭内での血圧管理はどうしていますか?

大抵、高血圧と医師より診断された方は家でも自身で測定できるように、血圧計を購入されている方が多いと思います。最近では手軽に測定できる電子血圧計も売っていますので是非購入して、朝、昼、夜、と測定するようにして下さい。

出来れば食事前か食間でご自身の身体が安定しているときに測定してください。例えばさっき、お掃除したばかりで少し身体を動かした後などは、どうしても血圧が一時的に上がるのは当然です。

また食後も血のめぐりがよくなるので血圧が高くなり気味です。朝は目覚めてしばらくしてなるべくすぐに測定されることをお勧めします。目がハッキリとさめているということは体内時計も動き出しています。一番安定した血圧が測定できます。

また寝たまま測定しないようにして下さい。面倒だからといって寝たまま測定してはいけません。寝た状態と座っている状態では血圧が変わってきます。

寝たままで測定する場合は医師がなんらかの他の病気(めまい、貧血など)を疑ったときにわざと測定する場合のみです。購入した測定器に測定方法が載っていますので必ずきちんと確認してから測定してください。

また血圧はその人によって個人差があるのが当たり前です。規定値(最近では家庭内では125mmHg)以内で落ち着かせることが望ましいです。多少の誤差は構いません。

あまり神経質にならず日々のご自身の血圧を測定していて、体調が普段からおかしい(動悸がする、息切れ、やたらと暑い、など)そういう方は医師の診察をお勧めします。

症状に合わせた降圧剤を処方してくれます。一番大事なことは処方してくれたお薬を絶対にきちんと服用することです。それをするとしないとではご自身のこれからの予後に大きく変化が出てきます。

健康百点満点という方はいません。しかし少しでも大病を引き起こさないためにも、ご自身の健康管理をしっかりとしていただきたいものです。

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