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まだ小さいのに高血圧?現代っ子の血圧を上げてしまう原因3つとは

日本人に多い高血圧

中高年になると話題のネタはついつい健康に。「最近血圧が高くて…」といった会話も聞こえます。確かに日本人の中高年には高血圧を気にする人がとても多いのです。

高血圧は生活習慣病のひとつで動脈硬化のリスクを高めることから、予防しなければならないと薦められています。動脈硬化になると脳血管疾患、心疾患、腎不全といった合併症を引き起こしやすくなるからです。

高血圧には色々な種類があり、発症の原因も異なりますが、そのうち1割は「二次性高血圧」といって、病気や薬の副作用が原因で起こる高血圧になります。

そして残りの9割は「本態性高血圧」といって、生活習慣または体質遺伝によって起こる高血圧ではないかと考えられています。

高血圧の原因

高血圧の人のほとんどが本態性高血圧ですので本態性高血圧に焦点を当てて高血圧のお話をすすめます。原因ははっきり分かっていないのですが、体質遺伝、肥満、食生活、ストレス、運動不足、喫煙、飲酒などがあげられます。

高血圧の体質は遺伝する確率が割と高いので、親が高血圧だと子どもも高血圧になる可能性は高くなります。しかし、高血圧というのは単一の要因だけでおこるものではないので、高血圧の体質を受け継いでも必ずしも高血圧を発症することにはつながりません。

どちらかというと本態性高血圧は、肥満や不規則な生活習慣といった後天的な原因を自分が作ることによって引き起こしてしまう病気といえるので、日頃から自分で気をつければ高血圧を予防することは十分に可能と考えられます。

子どもまでまさか高血圧だなんて?

正常な血圧値は次のような基準になっています。(左から収縮期血圧、拡張期血圧)

成人
正常血圧…130< かつ 80<
正常高値血圧 130~139< または 80~89<
(これ以上の値は高血圧Ⅰ~Ⅲ度に該当する)

幼児 120<または70<
小学校低学年 130<または 80<
小学校高学年 135<または80<
中学校(男子) 140< または85<
中学校(女子) 135<または80<
高校  140< 85<   (単位はmmHg)

血圧というのは加齢によって上昇していくもので、高齢の世代になるほど高血圧の患者数が多くなります。逆に子どもには高血圧はほとんどなかったはずです。

しかし最近は子どもの高血圧も増えてきているのです。「高血圧だなんておじさん世代の病気だから関係ないはず」と思っている親御さん、子どもさんの血圧をチェックしておいたほうがよいかもしれません。

子どもの高血圧の原因

現代っ子を取り巻く環境には高血圧を引き起こす要素がたくさん含まれているのです。

肥満

肥満は高血圧を引き起こしやすくなります。運動不足、高カロリー摂取な食生活から昔の子どもに比べて肥満児が増えています。

ナトリウムいっぱいの食品

高血圧の原因は塩分(ナトリウム)の摂り過ぎもあげられます。塩分を多く摂ると血液中のナトリウム濃度が高くなってしまうので、濃度を一定に保つために血液中の水分が増えて血液量が多くなります。すると血管を圧迫して血圧が高くなってしまいます。

スナック菓子、ファーストフード、ファミレスの食事などは塩分が高いです。濃い味のほうが美味しく感じるので消費者は好んで食べてしまいがちですが、気をつけないと1日の塩分適正摂取量を軽く超えてしまいます。当然、毎日のように塩分の高い食事を続けているとあっという間に高血圧キッズになってしまいます。

睡眠不足・ストレス

現代社会は勉強、友人関係、SNSのつきあいなど多感な思春期の子どもにとってストレスだらけの環境です。睡眠不足・ストレスは子どもの血圧にも影響します。

子どもの高血圧が良くない理由

血圧が高くても自覚症状がないことも多く元気に過ごせているので「これくらいは大丈夫かも」と軽く考える人もいるかもしれません。しかし小児期に高血圧だった人はそうでない人に比べて大人になってから高血圧で合併症を引き起こすリスクが高くなってしまいます。中には命に関わる大病も。

子どもの高血圧を予防するには

食生活による塩分摂り過ぎ、カロリーオーバーが原因ですから、おやつや食事の内容を見直す必要があります。家族が同時に高血圧の場合、遺伝のせいというより血圧を上げやすい食事を共にとっていることが影響していると考えられます。

ゲームやインターネットで時間を費やす子どもが増えていますが、習い事や部活などで運動する時間を増やし肥満を予防したいものです。外で遊ぶ機会が増えると良いですね。

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