TOP > > LDLコレステロール値のみ基準以上の人は薬物治療がいらないかも?

LDLコレステロール値のみ基準以上の人は薬物治療がいらないかも?

LDLコレステロール値が140mg/dl以上は高LDLコレステロール血症になり、健康診断で、このような数値になる人は結構、多いです。しかし、これらの人達全てに薬物治療が必要というわけではありません。むしろ、減量や食事療法で改善するかもしれないと思える人の方が多いのです。

閉経後の女性の場合

閉経後は女性ホルモンであるエストロゲンが減少していきます。そのため、エストロゲンによるLDLコレステロールの分解が抑えられ、LDLコレステロールが体内に溜まっていきます。50~60歳代の女性の場合、こういうこともあって脂質異常症に当てはまる人も多いです。

しかし、それにも拘わらず、心血管疾患は男性よりも女性の方が少ないことがわかっています。

高LDLコレステロール血症で薬物治療が必要な人

糖尿病、高血圧、又は喫煙習慣のある人は、動脈硬化が進行する場合を考慮して生活習慣の見直しだけでなく、薬物治療が必要となってくる場合があります。これらのリスクがほとんどなく、LDLコレステロール値のみが高い場合、薬が不要なことも多いです。

その境目のLDLコレステロール値は160mg/dlが目安と考えられています。一方、若い人でも180mg/dl以上の場合は家族性脂質異常症の場合が考えられ、何度かの測定で異常値が続くと、薬物治療を考慮しなくてはいけません。

食事の影響を受け易いLDLコレステロール

肥満の人は、体重を減らすだけでLDLコレステロール値の10~20%は低下させることができることがあります。しかし、LDLコレステロールは体の内部にあるものが80~90%で、食事などで外から入っていくLDLコレステロールよりも多いのです。

従って、LDLコレステロールを食事だけで改善させるとなると、大変、難しくなってきます。それでも140~180mg/dlの範囲で肥満の人は、まず食事や運動で減量されることをお薦めいたします。

食事療法の注意事項

食事療法を試みる場合、体内でLDLコレステロールを増やしたり、又、合成させてしまう脂質を多く含む食事を控えるようにするだけでなく、中性脂肪を増やす食品、つまり炭水化物や甘いものなどによる糖質の摂取もコントロールできると、さらに良い結果が期待できます。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る