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【多汗症の症状と治療法】ひどい汗は多汗症?更年期障害や病気かも

汗をかく女性

多汗症とは、手の平や足の裏、脇の下などから大量に汗をかいてしまう病気です。

汗は誰でもある程度かきますし、特に夏はそうですよね。しかし多汗症の人の場合は季節に関係なく、日常生活に支障をきたすほどに汗をかいてしまうのです。

手汗がひどいために書類を濡らしてしまったり、脇汗がひどいために洋服の脇の部分が濡れて人に気付かれてしまうこともあります。手が汗で濡れているために握手や人に触れられることにも消極的になってしまいます。

このように多汗症の人は、精神的な悩みも抱えてしまうことが多くなります。もしかしたら自分もよく汗をかくし、多汗症かもしれないと思われている方もいるかもしれません。

多汗症がどのような病気なのか、詳しくみていきましょう。

汗っかきとは違う!多汗症は暑くなくても汗をかく

多汗症の人は手の平、足の裏、脇の下などにたくさん汗をかいてしまいます。その汗の量は、普通に「汗をかく」というレベルよりもかなり多くなります。

汗のために手の平が常に湿っていたり、持った書類を濡らしてしまうこともあります。人と握手したりすることも苦手です。

足の裏の汗がひどいと、足が蒸れるために臭いも気になります。脇の汗がひどいと洋服に汗じみ出てしまい、着る服にも神経質になってしまいます。

では汗っかきとはどう違うのでしょうか。

汗っかきと多汗症をはっきり区別するのは難しいですが、「暑いときや運動したときなど、誰でも汗をかくような状況で人よりもたくさん汗をかく」のは汗っかきと言えるでしょう。

汗っかきの人は体温が上昇したときに脳がそれをすぐに察知し、体温を下げようと働くために汗をかきやすくなります(汗には体温調節の働きがあります)。

それに比べて多汗症の人は、季節と関係なく一年中汗をかきます。気温が低い状況でも、運動をした後でなくてもたくさん汗をかいてしまうのです。汗の量もとても多くなります。

また汗っかきの人は全身的に汗をかきやすいのに対して、多汗症では手や足、脇など体の一部で発汗が増えやすいということもあります。ただし多汗症でも、全身的に汗をかきやすくなる場合もあります。

原因になる病気があるかどうか?原発性多汗症と続発性多汗症の違い

多汗症には、多汗症になってしまう原因の病気が特にない場合と、病気が原因で多汗症の症状が発生してしまう場合があります。

原発性多汗症 特に原因となる病気のない多汗症
続発性多汗症 他の病気が原因で発症している多汗症

続発性多汗症を起こしてしまう病気にはいろいろなものがあります。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 褐色細胞腫
  • 糖尿病
  • パーキンソン病

などの病気では、その病気の症状のひとつとして汗をかいてしまうということがあるのです。

他の病気が原因でたくさん汗をかいてしまうという場合には、まずその病気の治療をしていくことが一番重要です。続発性多汗症を起こす病気については、後でも詳しく触れます。

汗はどこにかいている?全身性多汗症と局所性多汗症

多汗症には全身に汗をかいてしまう場合と、体の一部分にだけ汗をかいてしまう場合とがあります。

全身性多汗症 全身的に発汗が増えてしまう多汗症
局所性多汗症 体の一部で局所的に発汗が増えてしまう多汗症

全身に汗をかいてしまう全身性多汗症の場合には、他に何か原因となる病気があることが多くなります。その病気の症状のひとつとして「多汗・発汗」があるのです。

そのため全身に発汗の症状がある場合には、まず原因となる病気はないか検査したほうがよいでしょう。何か病気があれば、まずはそれを治療していくことが重要です。ただし特に病気がない場合にも、全身性多汗症になってしまうことはあります。

局所性多汗症では、手の平や足の裏、脇の下といった局所に汗をかくようになります。たくさん汗をかいてしまうということ以外は特に症状がないことも多いでしょう。原因となる病気はないことが多いですが、まれに病気が原因になっていることもあります。

汗をかきやすい体質だと思っていたら、病気が原因だったということもあるのです。気をつけなくてはいけません。

局所性多汗症は、交感神経が過敏になってしまっている

特に多汗の原因となるような病気もなく、手の平や足の裏、脇の下といった体の一部分からだけたくさん汗をかいてしまう症状があるようなら「原発性局所性多汗症」かもしれません。

「原発性局所性多汗症」には次のような診断基準があります。

「原発性局所性多汗症」の診断基準

病気などの明らかな原因のないまま局所的に過剰な発汗が6ヶ月以上続いていて、以下の項目のうちの2項目以上に当てはまる場合を多汗症と診断する。

  1. 最初に症状が出るのが25歳以下であること
  2. 体の左右で同じように発汗がみられること
  3. 睡眠中は発汗が止まっていること
  4. 1週間に1回以上、多汗の症状があること
  5. 家族歴がみられること
  6. それらによって日常生活に支障をきたすこと

局所性多汗症では、交感神経が敏感になりすぎていると考えられます。少し緊張したり興奮しただけで、交感神経が敏感になり過ぎて普通以上に発汗してしまうのです。なぜ敏感になってしまっているのかは、わかっていません。

睡眠中は交感神経より副交感神経が優位になっているため、発汗は抑えられます。

多汗症が遺伝するのかどうかについては、いろいろな意見があるようです。現在のところは、家族に多汗症になった人がいると必ず遺伝するというわけではないものの、何らかの影響はあるかもしれないということのようです。

局所性多汗症には、発汗する場所によって次のようなものがあります。

腋窩多汗症(えきかたかんしょう) 脇の下に多量の汗をかく多汗症
手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう) 手の平に多量の汗をかく多汗症
足底多汗症(そくていたかんしょう) 足の裏に多量の汗をかく多汗症

他にも頭や顔に多量の汗をかいてしまうこともあります。

足底多汗症は足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)とも呼ばれます。また手の平の足の裏の多汗症を合わせて掌蹠多汗症(しょうせきたかんしょう)とも呼びます。

多汗症の治療法は症状によっていろいろ!様々な治療法をみてみよう

多汗症の治療法は、年々進歩してきています。また最近では、治療法や症状によっては健康保険がきくものも出てきています。

治療法には次のようなものがあります。

塩化アルミニウム外用療法

塩化アルミニウムの水溶液を脇の下、手の平、足の裏などに塗るという方法です。汗の出る管に作用し、管を閉じさせることで発汗を抑えます。特に脇の下の多汗に効果が大きいようです。

症状や部位によってそのまま塗ることもありますが、塗った部分をラップで巻いたりして密閉させるという方法をとることもあります。

長期間使ったほうが効果がありますが、場合によっては皮膚に炎症を起こすこともあるため注意が必要です。

水道水イオントフォレーシス療法

器具を使って多汗な部位を水道水に浸し、そこに微弱な直流電流を流すという方法です。電流を流すことで生じる水素イオンが汗を出す細胞に作用して、汗を作れなくすることで多汗症に効果があります。治療は保険で行うことができます。

この方法は特に手の平、足の裏の多汗に使えます。ペースメーカーを使っている人や妊婦はできません。

週1~2回くらいでしばらく通院をする必要があります。アメリカでは通院の必要のない、家庭用イオントフォレーシスの機器も発売されています。日本でも個人輸入することはできるようですが、医療用の機器のほうが効果はよいようです。

ボツリヌス療法

重症の脇の下の多汗症には、ボツリヌス療法が行われることもあります。ボツリヌス菌の作る毒素を注射するという治療法で、症状によって保険適用になっています。

ボツリヌス毒素は、日本では「ボトックス」という商品名のものが使われています。美容整形のシワ取りのために使われているため、名前を聞いたことがあるかもしれません。

このボトックスは、実は医療としても使われています。「眼瞼痙攣」という自分の意志と無関係にまぶたがけいれんしてしてしまう病気や、脳梗塞の後遺症の手足のつっぱりの治療など、いろいろな場面で使われているのです。

脇の下の多汗症では、患部の皮下にボツリヌス毒素を注射します。この毒素が交感神経をブロックすることで、汗が出るのを抑えてくれます。ただ効果は数ヶ月程度しか持続しないため、年に1~2回で治療を続ける必要があります。

ミラドライ

脇の下の多汗症の他、わきがの治療にも使われる方法です。電子レンジなどに使われるマイクロ波(電磁波)を脇の下の汗腺に当てて熱を発生させ、それによって汗腺を破壊することで多汗症やわきがに効果があります。

痛みなどは少なく、マイクロ波を当てるだけで皮膚を切ったりするわけではないので傷も残りません。効果も長期間続きます。

交感神経遮断術

いろいろな治療法を試しても効果のなかった手の平の多汗症には、手術が行われることもあります。これは胸腔鏡を使って、交感神経を遮断するという手術です。20~30分の手術時間で終わり、確実に発汗を止めてくれます。

ただし一度手術を行ってしまうと、もう交感神経は戻りません。そのため手が乾き過ぎてしまうこともあります。

そして「代償性多汗」が起きてしまうことも大きな問題です。これは体の他の部位から発汗が増加してしまう現象で、この手術後に代償性多汗が起きてしまう可能性は少なくないようです。

内服療法

飲み薬による治療が行われることもあります。主に抗コリン薬が使われ、他にも自律神経失調症に効果のある薬(商品名:グランダキシン)などが使われることもあります。

口が渇いたりといった副作用が起きやすく、また既往症によっては使えないこともあります。

漢方薬

多汗症に治療に、漢方薬が使われることもあります。使われる漢方薬は患者それぞれの体質や症状などを診察して処方されます。そのため同じ多汗症でも、使われる漢方薬は違ってくることもあります。

多汗症で使われる漢方薬には次のようなものがあります。

  • 柴胡加竜骨牡蠣湯
  • 柴胡桂枝乾姜湯
  • 黄連解毒湯
  • 加味逍遥散
  • 女神散 など

加味逍遥散や女神散は、更年期障害のホットフラッシュなどに使われたりします。

多汗症の治療法はいろいろあって、また少しずつ進歩もしてきているようです。どの方法が自分に合うのか、まずは医療機関で相談するところから始めたいですね。

多汗症の原因となる病気とは?汗かき、更年期と見誤らないで!

先ほども言いましたが、多汗症の中には病気が原因で起きているものもあります。原因となる病気があって、その病気の症状のひとつとして多汗が現れているのです。

原因として考えられる病気には次のようなものがあります。

多汗症の原因となる病気:甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、甲状腺の働きが活発になり過ぎて甲状腺ホルモンが過剰になってしまう病気です。代表的なものにバセドウ病があります。

甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を活発にするホルモンです。これが過剰になってしまうと全身の代謝が高まり、体も心も興奮したような状態になってしまいます。そわそわと落ち着かなかったり、イライラといった症状が現れるのです。

甲状腺機能亢進症の代表であるバセドウ病の症状には次のようなものがあります。ただし誰にでも全ての症状が現れるというわけではなく、人によって症状の現れ方は違います。

バセドウ病の症状

  • 多汗になる、暑がりになる
  • 動悸、脈が速くなる
  • 高血圧
  • たくさん食べてもやせてくる
  • 下痢をする
  • 疲れやすくなる
  • 手指がふるえる
  • イライラしたり興奮しやすくなる、集中力が低下する
  • 首が腫れる
  • 目が飛び出てくる など

バセドウ病というと「目が出てくる病気」というイメージがあるかもしれませんが、実際にそのような症状が現れるのは20~30%くらいになります。

特に多い症状としては、動悸や脈が速くなるといった症状です。そして代謝が高まっているために常に体がほてったような状態となり、暑がりで汗をかきやすくなります。体温が上がってしまうこともあります。

バセドウ病が一番多いのは20、30代の女性ですが、40、50代でもなりやすく、60代以降で発症してしまうこともあります。男女比は1:4で女性に多いのですが、男性が発症すると女性よりも症状が重くなりやすくなります。

なんとなく全身に汗をかきやすくなったというときには、多汗症ではなくバセドウ病などの甲状腺機能亢進症の可能性も高くなります。

また40、50代の女性の場合、更年期障害かと思っていたらバセドウ病だったということもあるため注意してください。

多汗症の原因となる病気:褐色細胞腫

褐色細胞腫は、ホルモンを作る働きをしている「副腎」という臓器に腫瘍ができてしまう病気です。腫瘍のためにアドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されてしまい、その作用によって汗をかきやすくなってしまいます。

腫瘍は良性のことが多いのですがまれに悪性のこともあり、その見極めは難しくなります。患者数は多くはないのですが、遺伝することもあると考えられています。30~50代で発症することが多く、男女差はありません。

褐色細胞腫の症状には多汗、高血圧、頭痛、動悸、代謝が亢進して脈が速くなったり体重が減少する、血糖値が上昇するといったことがあります。

多汗症の原因となる病気:糖尿病

糖尿病が進行してしまった場合にも、多汗の症状が現れることがあります。血糖値の高い状態が続いていると神経がダメージを受けて正常に働けなくなってしまうために、いろいろな問題が起きるのです。

自律神経の機能に異常が起きると、皮膚の温度調節が上手くできなくなってしまいます。汗のかきかたが変化し、上半身や顔には異常に汗をかくようになります。逆に下半身の汗は減り、皮膚が乾燥してくることもあります。

他にも自律神経の機能異常により便秘がちになったり便秘と下痢を繰り返すようになる、胃がもたれて食欲がなくなる、立ちくらみしやすくなるといった症状も現れます。

また末梢神経もダメージを受けるため足先がしびれる、感覚がなくなるといった症状が現れることもあります。しかも症状は少しずつ進行するため、糖尿病によってこれらの症状が起きていることに気がつかないこともあります。

場合によっては足が壊疽を起こして、切断しなくてはいけなくなることもあるのです。失明してしまったり、腎機能が悪化して透析をする必要が出てくることあります。

症状が起きてからでは、もう手遅れです。糖尿病と診断されたなら、将来後悔しないようにまずは日々の生活から見直してみてください。そして糖尿病の方で汗のかきかたが今までと違うと思われたときには、すぐ医師に相談してみましょう。

多汗症の原因となる病気:パーキンソン病

パーキンソン病は、脳内で情報を伝える働きをしている「ドパミン」という物質が不足してしまう病気です。特徴的な症状として手足の震え、筋肉の強こわばり、動きが鈍くなる、スムーズに歩き出せなくなるといったものがあります。

そして汗をかき過ぎるようになってしまったり、逆に汗をかけなくなってしまったりということが起こる事もあるのです。

その他には便秘、トイレが近い、立ちくらみ、眠りが浅くなるといった症状があることもあります。

多汗症を引き起こしてしまう病気は他にもいろいろあります。汗をかなりたくさんかいてしまうといった症状がある場合には、まずこれらの病気になっていないかを調べることが大切です。

全身に汗をかく病気で特に疑われるのは甲状腺機能亢進症です。これは甲状腺ホルモンの検査をすることなどですぐに診断できますので、気になることがあれば医療機関で相談してみてください。

更年期障害で多汗が起きることもある!その特徴は?

多汗の症状は更年期障害によって起きてしまうこともあります。更年期にはいろいろな症状が現れるのですが、代表的な症状のひとつに「ホットフラッシュ」があります。

急にほてって顔が熱くなり、大量の汗をかいてしまったりすることがあるのです。それほど暑いと思っていなくてもひどい汗をかいたり、それだけ汗をかいているのに手足は冷えを感じていたりということもあります。

「更年期」は閉経の前後10年くらいとされています。平均的な閉経年齢は50歳くらいとされ、だいたい45~55歳ごろが更年期になります。ただし個人差もあるため、40歳過ぎるころから少しずつ体に変化が出てきます。

閉経に近付くと、今まで卵巣から分泌されていた女性ホルモンが急に減ってしまいます。そのために様々な更年期障害の症状が現れてくるのです。そのひとつとして、自律神経が乱れるために体温調節が上手くできなくなります。

更年期障害で汗をかいてしまう場合には、頭や首、そして胸や背中などの上半身が中心になります。手の平や足の裏には汗をかくことはあまりありません。

更年期障害の症状は人によって他にもいろいろなものがあります。頭痛、うつ、イライラ、無気力、めまい、肩こり、痺れ、食欲不振、倦怠感など実に多彩なのです。更年期のせいで現れている症状なのかどうか、はっきりしないものもあります。

40歳を過ぎたころから上半身にひどく汗をかくようになったという場合には、更年期障害かもしれません。その場合には婦人科を受診してみるとよいでしょう。

更年期障害の辛い症状は、更年期を過ぎれば改善されていきます。

ただ症状が辛く日常生活にも影響が出るようでしたら、ホルモン補充療法や漢方薬を使うことでかなり楽になります。無理に我慢しないで、一度専門医に相談してみてください。

20人に1人が手汗で悩んでる!汗の役割、体温調節の重要性

ところで、人はなぜ汗をかくのでしょうか。汗などかかないですめば楽なのにと、思ってしまうこともありますよね。

しかし汗にはとても大切な役割があります。汗をかくことで、体温調節をしているのです。

もしも汗をかけないと、体温はどんどん上昇してしまい危険な状態になってしまいます。体質的に汗をかきにくい人は、熱中症になりやすいので注意しなくてはいけません。

体温調節はエクリン汗腺が行っている

汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があり、このうち体温調節の役割をしているのはエクリン汗腺になります。そして多汗症の原因となるのもエクリン汗腺です。

エクリン汗腺は全身の皮膚に200万~300万個も存在していて、体温が上昇するとそのエクリン汗腺からは汗が出てきます。

体表面に出た汗は蒸発するとき、周囲から気化熱を奪います。その気化熱によって、上昇してしまっていた体温を下げることができるのです。エクリン汗腺から出る汗はサラサラしていて、乾きやすくなります。

それに対してアポクリン汗腺は、脇の下など限られた部位にあります。そこから出る汗には粘りっけがあり、腋臭(わきが)の原因にもなります。アポクリン汗腺は耳にもあり、腋臭症の人は耳あかが湿っていることも多くなります。

多汗症に悩んでいる日本人は多い

実は日本人で多汗症に悩んでいる人は、意外と多くいるようです。ある調査では、日本人の5.3%もの人が他に原因となる病気がないのに手の平にひどく汗をかいてしまう「原発性手掌多汗症」だったとされます。

20人に1人が、手汗がひどくて悩んでいるのです。しかしそのうち医療機関を受診して治療を受けている人は、たったの1割以下とされています。

ちなみにアメリカでの大規模な調査で多汗症は2.8%とされ、日本人よりかなり少なくなっています。

逆に腋臭症は欧米人に多く、アジア系の人種には少ないとされます。ただし欧米人は臭いをあまり気にしないため、日本人の方が腋臭症で悩んでいることが多くなります。

もしも多汗症のために悩んでいるようでしたら、一度医療機関を受診することをお勧めします。

多汗症の治療は皮膚科で行われています。ただし受診する前にネットで見たり実際に電話をするなどして、多汗症治療を行っているかどうか確認してから受診するほうがよいでしょう。

エクリン汗腺には体温調節の働きがありますが、全身の体の表面にエクリン汗腺が発達しているのはほ乳類の中でもサル類とヒト類だけとされています。

また多汗症の人もそうでない人も、エクリン汗腺の数には大きな違いがないようです。

キャラクター紹介
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