TOP > > 闘病生活に必要な家族の協力とは先ず病気の事を知ってもらう事から

闘病生活に必要な家族の協力とは先ず病気の事を知ってもらう事から

闘病生活をする時に大切なのは家族の協力だと思っていたが

私は今「間質性肺炎」と言う難病と闘病しています。闘病と言っても安静にしていれば特別な症状が出る事も無く平常に過ごせます。しかし、歩いたりトイレに行ったりシャワーしたり、少し身体を動かす事をすると息切れが酷くし苦しいので酸素吸入しながらの生活なので一人では生活できません。

間質性肺炎の治療も薬が特にある訳ではないので症状が進行しない様にステロイドと免疫抑制剤で抑えているだけです。その影響で私は免疫力が下がっているので様々な感染症に掛かりやすい状態になってしまっていて特に風邪には厳重に注意しなくてはなりません。

特に風邪などの感染症で「急性増悪」にかかると間質性肺炎の症状が急激に悪化し呼吸困難、など引き起こし失神状態になり、最悪は死んでしまいます。

私個人は、そんな状況を医師から指導も受けどんな生活をしなければならないかを理解しているのですが、一緒に生活する事になった両親はと言うと、あまり理解してくれていません。

口では「風邪には気をつけて、私は風邪に掛かったら死んじゃうかもしれないから!」と伝えていたし、娘の事を心配して少しは気をつけてくれるだろうと思っていました。

父も母も始めの1ヶ月は注意して生活してくれていた。と、いうよりは25年ぶりの久しぶりの娘との生活に慣れもないのでかなり気を使っていたのだと思います。ところが3ヶ月も経過するとその気を使う事も無くなり、今までの老夫婦での生活に戻ったようで父は、今までのように亭主関白に顎で母を使おうとします。

母は今、五十肩の痛みであまり動けないようなので自分でやって欲しいと返すと「俺は外で働いて来ているんだ!このぐらいはお前の仕事だ!」と母と大喧嘩になります。

そんな姿を見るに見かねて私が母に変わり手伝うと「そうだ、お前も少しは動けるんだから動け!」と私にまで命令口調です。当然、動けば息苦しくなるので酸素吸入しながら行動するのですが母は私を心配し「やらなくていいから」と言います。

父は「いや、動かないから太ってきたじゃないか。少し動け!」と言います。ちなみに確かに太りましたが、これはステロイド薬の副作用です。この言動で父は全く私の病気に対して理解してくれていなかったと悲しくなりました。

併せて最近、父は風邪をひきました。くしゃみや咳をするのに頼むからマスクをするか、せめて口に手を当ててして欲しいと頼むと「マスクは息苦しいからしたくない。手で押さえろとか俺の家で何をしようと俺の勝手だろ!それに夏風邪は他人には移らん!」と訳の分からない逆切れされました。

若い頃は、こんな父が大嫌いで反抗し、更に私が逆切れの悪循環だったけど、今はキレても自分が苦しくなるだけだと思い、何も言い返さず自分がマスクをつけ家の中で過ごすようにしました。

それを見て父は「そうだ、お前が具合悪くなりたくないのだから自分が予防すればいい」と納得。しかしそのあまりにも気を使わなさに母が父を注意し、また夫婦でケンカ勃発。

母は、友人に私の事を相談したようで、水を換えればどんな病気も治ると言われ、浄水器を新しくしたり、にんにくの入ったサプリメントを元気が出るからと私に飲ませようとしたり、また面倒な事をします。

しかたなく母には、この病気の事をもう少し理解して欲しい。理解した上で何をすれば良いのか判断して欲しいと改めて頼みました。結局、私は父の風邪に感染し1週間ほど寝込みました。発熱も一晩だけ高かっただけで症状は落ち着き、心配した急性増悪と言う症状も出なかったので良かったです。

私が寝たきり状態だったら父も考えてくれるのかな?等、無駄な事を考えてもみましたが最終的には誰かと生活するからにはそこにリスクは必ずあるという事です。

一つの結論がでた。協力を求めるより自分ですべき事

一緒に生活する以上、自分の病気を理解してもらおうと、始めは真剣に考え説明もしましたが、いくら両親でも実は当事者ではない物に、なかなか理解は出来ないという事が良く分かりました。

私の場合は25年ぶりの両親との同居はストレスのたまる始まりでしたが、これは反対に両親にとっても同じなのではないでしょうか。

私が居る事で今までやっていたことが出来なくなったと言われない様に、大好きな野球中継が観れるように、夜はなるべくTVのチャンネル権利を父に与える様にしています。

病気の予防も周りに協力してもらおうとするより、出来る予防は自分がすべき事です。手洗い、うがい、マスクの着用等、普段から自分がしていれば周りにさせる事もありません。

外で働けなくなった私は両親が生きている限り、ここで生活させてもらえます。それだけで十分、闘病生活に協力してもらっている事に繋がっている事を今はとても感謝しています。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る