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精神科で治療したい時はどうするの?診療科目と治療にかかる料金

向き合う患者と医師

皆さんは「精神科」と聞くと、どのようなイメージを持っていますか?

一昔前には精神科と言うと「精神異常者などを隔離(入院)する施設」「強制入院させられる」とのイメージが強かったのですが、近年ではこのような話を聞くことも少なくなりました。

しかし、ちょっと事件が起きたり、注目を浴びたりすると精神科に関するイメージの悪さを痛感することも珍しくありません。

医学の発達で今まで解明されていなかった精神疾患が増加しています。また早期に治療を開始することで、悪化を防げる精神疾患もまた増えているのです。

「自分には関係ないから…」と避けるのではなく、「もしも…」のために診療科目としての精神科を勉強してみましょう。

精神科ってどんなところ?精神科の医療とは

人間は他人と違うものを嫌う性質の動物と言われており、特に集団の中の異物を排除することがあります。病気の中でも精神疾患は、他人と同じ行動を取ることが難しく、いわゆる集団の中の異物になりやすいのは事実です。

しかし数十年前までは医学も発達しておらず、精神疾患は「治らない病気」との認識が強く、そのために「精神病院=隔離施設」とのイメージが生まれたのではないでしょうか?

しかし現在では精神疾患の中でも治療によって改善や治癒が望めるようになったことから、そのイメージも変わりつつあります。精神科とはどのような医療を提供しているのでしょうか?

精神科の定義をまず理解しよう

精神病は「心の病」と言われているように、心(精神)に対する様々な障害を引き起こす病気です。例えば以下のような症状が出るものが精神病(精神疾患)になります。

  • 不安
  • 抑うつ
  • 不眠
  • 幻覚
  • 妄想
  • 幻聴
  • イライラ
  • 落ち込み
  • その他

実は誰もがこのような精神状態になることがあります。可愛いペットが死んだり、家族が亡くなったりしたら、心は押しつぶされてこのような症状を引き起こしてしまいます。

またストレスもこのような症状を引き起こしてしまう原因で、毎日の激務の末に精神疾患を発症させることも珍しくはありません。

精神科はこのような精神疾患を治療する診療科目であり、精神科の医師は患者の話を聞きながら心を和らげる診断を行います。精神科は単に検査や薬を処方するだけではなく、患者に潜む心の負担を取り除くことも重要な仕事なのです。

そして近年では精神科のイメージの問題もあり、幾つかの診療科目に分かれるようになっています。

精神科と精神内科、心療内科、神経内科の違いとは

昔は精神科と言う言葉も少なくどちらかと言えば「精神病院」で統一されていたように思えます。精神疾患の患者は一般の患者と会うことは少なく、診療科目と言うよりも病院自体で区切られていたのです。

また大きな総合病院でも精神科の専門の入り口があったり、専用のエレベーターが設置されたりしていたのです。

しかし現在では精神科も単なる診療科目の一つで、総合病院の案内板に普通に書かれています。しかしよく見てみるとちょっと言葉に変化があるみたいですね。

「精神科」「心療内科」「神経内科」うーんこれらは何が違うのでしょうか?

精神科は心に障害が出る病気に対応している

精神疾患の原因は精神(心)に起因することが多いのですが、その症状が身体ではなく心に出るのであれば、それは精神科の担当疾患になります。

例えばAさんは仕事が急に忙しくなり、毎日夜遅くまで残業していました。初めの内は元気に仕事をしていたAさんですが、3ヶ月を過ぎるころから少しずつ元気が無くなっているのです。

話しかけても返事は少なく、同僚との会話もミルミル少なくなってしまいました。そのうちに遅刻も増え、欠勤を繰り返すようになってしまったのです。

このケースでは仕事のストレスが心の負担となり、だんだんと憂鬱な気分が生まれて他人を避けるようになっています。つまり精神的な圧迫により、症状が心に表れているのです。

このように心が原因で症状が心に出ている場合は、精神科を選択するのが正解です。

【精神科のポイント】

精神科は心(精神)が原因の疾患で、その症状も精神症状として表れる病気を担当する診療科目です。

心療内科は精神科と言うよりも内科に近い

最近車で街を走っていると「心療内科」の看板を見ることが多くなってきました。それだけに精神疾患が増えていることを痛感するのですが、この心療内科を勘違いしている人が大勢いるようです。

私の友人の中にも「心療内科は入りやすい精神科でしょう」と認識している人がいます。きっとこの記事を読んでいる人の中にも同様の認識を持っている人が少なくないのではないでしょうか?

しかし実は心療内科は精神科と言うよりは内科に近い性質を持った診療科目なのです。

内科の種類を見てみると「消化器内科」「呼吸器内科」「循環器内科」「腎臓内科」…など様々な科目に分割されています。実は心療内科もその中の一つで、心の負担によって身体に症状が出る病気を治療します。

つまり「入りやすい精神科」ではなく、精神的な問題で内科的な症状が表れる場合に担当する診療科なのです。

心療内科の医師は基本的に内科の医師なので、風邪などの感染症の治療や生活習慣病などの経験も豊富です。精神的な問題だけでなく、それによる身体的な症状を内科医としての視点から治療を受けることができるのです。

しかし、近年精神科のイメージの悪さから、精神科の医師が安易に心療内科の看板を掲げることも多く、せっかく受診しても「うちじゃ診られないよ」と断られることもあるそうです。

その意味ではまだ新しい科目なので、定着するには時間がかかるかもしれません。

【心療内科のポイント】

心療内科の医師は内科の医師と考えろ!精神的な問題が原因で、症状が身体に表れる場合には心療内科で受診しましょう。

神経内科は脳の異常に対応する科目

近年の医学の発達により精神疾患の中には、多くの脳神経の異常が含まれていることが解明されています。脳内の神経伝達物質の不足や、神経の障害などが原因なのですが、症状を見るだけではなかなか解らないことも多いようです。

例えばうつ病では表情が暗くなり、家に閉じ籠もることがありますが、このうつ病を脳機能の低下がもたらしていることがあるのです。

そうなると精神科での治療には限界があり、脳に正しくアプローチする化学療法(投薬など)が重要になります。

神経内科はこのように一見して精神疾患のような症状を見せていても、その原因が脳や脊髄などの神経にあり、身体にその影響が出ている場合に担当する診療科目です。

つまり脳に異常のない場合は「精神科」「心療内科」で、脳に異常がある場合は神経内科が担当すると言うことですね。

また神経内科は確定診断する場合にも重要なポジションであり、神経内科の診断により精神科へ移籍したり、脳に障害がある場合は「脳神経外科」を紹介したりと確定診断を行うにも重要な働きを行っています。

増加傾向にある脳機能障害を単なる精神疾患と間違わないようにするには重要な診療科目と言えます。

【神経内科のポイント】

神経内科は精神疾患の原因である脳神経の異常を検査します。診断を確定させるためには重要な診療科目と言えます。

精神科、心療内科、神経内科の区別を理解しましたか?症状によって間違わないようにしましょう。

精神疾患の治療内容はどんなもの?原因を探して特定してからの流れ

昔のホラー映画を見ていると精神病の治療のシーンで、電流を頭に流すシーンがあります。

暗い閉鎖病棟の中、ヘルメットみたいな電極を頭につけて、電流を流すのですが、見ていて気持ちのよいものではありません。(ホラー映画だから当たりですよね…)実際の治療ではどのような方法を行っているのでしょうか?

精神疾患には3つの原因を特定することが重要

精神疾患を発症させる原因には大きく分類して以下の3つが考えられます。つまり治療についてもこの3つに対応したものになるのです。

  • 心理的な原因
  • 社会的な原因
  • 身体(脳)的な原因

精神疾患の治療はまずその診断が重要で、時間をかけて要因、原因を調べる必要があります。「早く薬を出してよ」と言われても、確定診断がないままに薬を処方すると、かえって症状を悪化させることになるかもしれません。

心理的な問題と脳の異常では全く治療方法が違うことは素人の我々でも解る話ですよね。正しい診断を受けてから治療を開始することが大切だと理解しましょう。

また診断に納得がいかない時はセカンドオピニオンを受けることも大切です。納得した上で治療を開始するようにしましょう。まずはしっかり検査を受けて原因を確定させることに注力して下さい。

心理的、社会的な原因にはカウンセリングによる治療が大切

病院に行くとすぐに「薬を出してっ」と言う人がいますが、精神疾患ではこの行為はとても危険な行為だと自覚しなくてはいけません。

先に説明した通り精神疾患を引き起こす原因は様々であり、単に症状を見ただけでは確定診断を下すことは難しいのがその理由です。

特に心理的なストレスや社会的な不安が原因と思われる精神疾患については、「カウンセリングによる治療(精神療法)」が治療にとって重要な鍵となるのです。

精神療法は心理療法とも言い、一般的に精神科医が行うものを精神療法、臨床心理士が行うものを心理療法と言うことが多く、内容的にはカウンセリングにより患者の話を聞くことからスタートします。

患者の心の中に潜んでいる負担や悩みを導くことで、精神疾患の原因を見つけ出すのですね。

原因が特定されると今度は「それに対抗するにはどうすればよいか?」を患者自らが答えを出すように誘導します。

このように精神療法では医師(カウンセラー)から、患者に対して「こうしなさい!」などの答えを出さないことが一般的な対応です。

これは患者が自ら答えを出すことで、問題解決能力を高めるだけでなく社会復帰を早める作用があるからです。

精神科や心療内科で話をじっくり聞いてくれない病院もあるようですが、やはりまずは話を聞いてくれる病院を探すようにしましょう。

脳機能に原因がある場合に行う薬物療法

たいてい精神疾患患者は症状が悪化してから病院を訪れることが多く、全くの初期症状で治療を開始することは極稀であると言えます。

これは患者本人が「自分は問題ない」と思い込んでいることが原因で、周りの家族が説得しても応じないことが多いからです。つまり精神科や心療内科で診察を受ける時点ではある程度深刻な症状が何かしら見つかることになります。

このように症状が深刻化したケースでは薬物による治療を行うことが多く、特に「統合失調症」「重いうつ病」「気分障害」などでは積極的に薬物療法を行うのです。

薬物療法の目的は以下の症状を改善させるためです。

  • 抑うつ
  • 興奮
  • 幻覚
  • 妄想
  • 不安
  • パニック
  • 緊張
  • 強迫
  • 焦燥
  • 不眠
  • その他

このような症状が表れている状況においては、脳機能の低下が疑われることから薬物により症状を抑えることが重要なのです。

薬物として使用されるのは「抗精神薬」「抗うつ薬」「精神安定薬」などですが、薬物を使用することで症状を抑えることは患者の生活レベルを向上させるだけでなく、家族や介護者の負担を軽減させる働きもあります。

副作用の少ない新しいタイプの薬が普及していた

従来使用されていた精神疾患用の薬の中には、脳内の興奮物質である「ドーパミン」を抑える作用がありました。ドーパミンを抑えることは患者の興奮を抑えて、不安や不眠を解消できたからです。

しかしこれらの薬には問題もあり、例えばドーパミンの分泌を抑制することは、脳の働きを低下させていわゆる「陰気」な気分をもたらせます。また認知機能を低下させる副作用もあったのです。

つまり気分が落ち込んだり、一日中家に引き篭もったりする症状を発生させる危険性が隠れていたのです。

「精神病の薬を飲むと頭がボーっとして、常に寝ている」なんて話を聞きますが、原因はドーパミンの抑制にあったみたいですね。

そこでその問題を解決した新しい薬が普及しています。それが「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)」、「特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA) 」などの新世代の薬物です。

精神疾患の患者の脳ではドーパミンが活性化しているとともに、同じく脳内物質である「セロトニン」が不足していることがあります。

セロトニンは「幸せの物質」とも呼ばれる、心を安定させる物質で、これが不足すると不安感やパニックを引き起こすと言われています。

脳内で放出されたセロトニンは一部を除いて再度吸収されてしまう特性があります。セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、脳内で放出されたセロトニンの再吸収を阻害することで、セロトニンの量を増加させる薬です。

セロトニンが増えることで安心感が生まれ、「パニック」「緊張」「強迫」などの様々な精神症状が改善されるのです。

またドーパミンを必要以上に抑制することもないので、必要以上に心を陰気にする心配もありません。

脳内物質セロトニンが精神にもたらす影響

一昔前には「精神病の薬を一度飲んだら人生終わりだよ!」などの話をしていましたが、現在では新薬の登場によって副作用の心配なく薬物療法が受けられるようになっていたのです。

カウンセリングと共に重要な社会復帰プログラム

このように精神疾患ではカウンセリングや薬物療法を中心に治療を行いますが、これだけでは精神疾患において最も重要なものが抜けています。何が抜けているかと言いますとそれは…「社会復帰」です。

精神疾患を発症すると多くの人で、「家族関係」「友人関係」「会社関係」などに問題が出てきます。特に仕事においては場合によって退職していることもあるでしょう。

また症状によっては仕事どころか外出さえもままならぬこともあります。そこで医師や心理カウンセラーと行うのが「社会復帰プログラム」です。このプログラムにはいくつかの段階があり、それにそって社会復帰を目指すのです。

  1. 治療に専念する治療期
  2. 体力の回復や気力を充実させるリハビリ期
  3. 職場など社会に復帰を目指す社会復帰期
  4. 社会復帰後のケア期
【治療期】

治療期ではまず他のことは忘れて治療に専念します。カウンセリングだけの場合もありますし、薬物を併用することもあると思います。

他のことは考えずに、まずは治療に専念して低下した脳機能を回復させることに注力するのです。

【リハビリ期】

一定の回復が見られたら、今度はリハビリの開始です。少しずつ散歩や軽い運動をして低下した体力を回復させて、運動機能を整えます。

また規則正しい生活リズム(起床、就寝、食生活など)を取り戻すことも、リハビリ期にとって重要な作業になります。焦らずにゆっくりと行うことが大切ですね。

【社会復帰期】

生活が安定したらいよいよ社会復帰に向けての準備を始めなくてはいけません。会社を休職していた場合は、会社の産業医や人事スタッフと相談をして職場復帰を目指します。

この時に目安となる指標が厚生労働省から出されています。それが「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」です。

▼こちらのページに手引きの全体版、分割版のpdfが公開されています
厚生労働省ページスクリーンショット
心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き – 厚生労働省

ここには精神疾患(メンタルヘルス)により、職場を休んでいた人がスムーズに職場復帰できるように指針が示されています。この指針にそって会社と相談しながら復帰を計画するようにしましょう。

また休職ではなく退職してしまった人も参考になりますので、内容をよく読んでハローワークの担当者と相談することも大切です。

【ケア期】

精神疾患は再発しやすい病気と言われており、復帰したからと安心することはできません。安易な安心は再発の原因にもなりますので、一定の期間は治療を続けた方がよいと思われます。

薬物療法を行った人では、社会復帰後も薬を一定期間飲み続けた方が、再発が少ないことも知られているので、医師と相談するようにしましょう。

また焦りも禁物です。休んでいる間に遅れが発生していても、焦って取り戻そうとする行為は危険です。ゆっくりと自分のペースを守るようにして下さい。

なるべく薬物を使用したくない気持ちは理解できます。しかし上手に使用することで社会復帰が早まる効果もあります。

精神疾患の治療費ってどうなっているの?対象や自己負担のお話

精神疾患と言えば今までベールに隠れていて、診療科目や治療法など解らないことが一杯でした。また治療にあたって費用がどうなるのかも気になりますよね。

精神疾患の医療費は高額との認識がある

精神疾患と言えば基本的に長期な治療期間が必要で、数日通ったからと言って改善されるものではありません。また一回の治療もカウンセリングなどでは、1時間以上もかかることもあり、医師の拘束時間も長くなりがちです。

そうなると気になるのは医療費ですが、巷では精神疾患の医療費が高額との話を耳にします。

確かに治療が長くなる精神疾患では、風邪などと比較して高額になります。また薬も新薬では高額なのもが多く、一ヶ月で医療費が1万円以上かかることもあります。

これが場合によっては数年かかるのですから、負担は決して少ないとは言えないでしょう。

またカウンセリングについては自由診療で行っている病院もありますので、この場合では1時間に5000円以上請求されることが一般的です。

さらに重度な精神疾患で監視が必要と医師が判断した場合は入院が必要で、そのケースではさらに入院費がかさむことになります。基本的に精神疾患でもその他の病気でも、保険適用であれば3割負担なので違いはありません。

しかし長期の入院や治療期間においての総額ではやはり高額と言えるのかもしれません。

自立支援医療制度を使用して負担を軽減させる

医療費が高額になりやすい精神疾患に対して助成を行う制度があります。それが「自立支援医療費制度」で、一定の精神疾患に対して医療費の助成を行っています。

自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患(てんかんを含みます)で、通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に、通院のための医療費の自己負担を軽減するものです。

【対象となる精神疾患】

  • 統合失調症
  • うつ病、躁うつ病などの気分障害
  • 不安障害
  • 薬物などの精神作用物質による急性中毒又はその依存症
  • 知的障害
  • 強迫性人格障害など「精神病質」
  • てんかん
  • その他

これらの病気においての治療を行う場合には、基本的に3割負担のところ1割負担で済むことになります。つまり2割を国で新たにカバーしてくれるのです。

この助成が受けられる治療の範囲はあくまで通院によって行わる医療行為であって、入院を伴う治療には利用することができないことが注意点です。

また高額所得世帯には適用されませんので、気になる人は市町村の担当部署に問い合わせた方がよいでしょう。

入院では高額療養費制度を使用しよう

自立支援医療制度では入院については適応外となっており、入院で治療を行う際には高額な医療費が必要になります。精神疾患における入院費は入院期間や治療によってまちまちですが、目安的には自己負担で10万円~20万円(1ヶ月)です。

症状が重い人は個室が必要となることから中には1日に1万円を請求されたケースもありますので、やはり入院は高くなると考えてよいでしょう。

そこで利用したいのが「高額療養費制度」です。これは1ヶ月にかかった医療費の自己負担分の一部を助成する制度で、家庭の収入によって医療費の上限を定めています。

例えば標準報酬月額28万~50万円の家庭であれば、1ヶ月の医療費の上限は約8万円となり、それ以上にかかった医療費は返還してもらえるのです。

また予め「限度額適用認定証」を発行してもらうことで、病院での会計時に直接軽減してもらうことも可能です。

つまり3割負担で20万円の請求があっても、標準報酬月額28万~50万円の家庭であれば高額療養費制度を使用することで、8万円程度の負担で済むのです。これはありがたい制度ですね。

しかしこの制度にも注意点があります。入院による治療には適用されますが、個室ベッドにおける差額ベッド代、食事代などは適用外になりますので、治療に必要性が見つからない個室の使用には注意が必要です。

(治療に必要な個室の使用には差額ベッド代はかからない)

国の制度を上手に利用すると思ったよりも費用を抑えることができます。市町村の担当者によく相談することをオススメします。

イメージの変化で気軽に精神科を受診できる時代が来ている

数年前にある資格の更新のために、初めて精神科で更新用の健康診断を受けることになりました。私が行った病院は精神科と表記されておらず「メンタルクリニック」となっていましたが、内容は精神科ですよね。

私は昭和にガッツリとハマった世代なので、恐る恐る病院内に入ったのですが、中はちょっとしたカフェのような作りで、音楽が流れて私のイメージとは全く違う世界でした。

待合室でも若い女性が雑誌を読んでおり、「えーここが精神科なの?」とびっくりしたことを覚えています。

このように精神科に対して抵抗のない人が増えており、体調管理として利用することが多くなっているようです。これは悪いことではなく心も定期的なチェックをすることで、沢山の病気を予防できることになるのです。

「精神科=怖い=行かない=悪化」では全く意味がありません。必要な時には偏見を持たないで、健康診断だと思って利用することが大切です。

「病は気から」と言うじゃありませんか。心に負担を感じたら精神科の医師に話を聞いてもらいましょうよ!

キャラクター紹介
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