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ITが医療を変えるか?スマホ・タブレット活用が命を救う!

ITテクノロジーの発達

パソコンという情報機器がポピュラーになってから、まだ数十年しかたっていないにもかかわらず、その進歩は目覚ましいものがあります。アフリカの遊牧民でさえ携帯電話を使って仕事している時代です。

日本でも、高齢者でさえが携帯電話を持っているのも当たり前の光景です。ビジネスに関しても、パソコンはもちろんモバイル性の高いスマートフォンやタブレットを駆使しているようです。

モバイル性に関しては、バッテリーがあまりもたないノートPCより、軽くバッテリー消費の少ないタブレットがこれからの主役になりつつあります。

タブレットをいかに生かせるか

医療については、医療技術やテクノロジーは優秀な検査機器によって研究や臨床で貢献されてきていますが、それらITテクノロジーをどう活用するかについては他業種に比べると非常に遅れています。

カルテを電子化して、患者のカルテに記載してある内容や検査結果を病院内で共有する程度しか活用されていません。確かに、同じ病院内では患者情報は共有化されていますが、他の医療機関に行った時はどうでしょうか ?この点では、まだ紙でやり取りしているのが現状です。

救急医療での患者情報の共有化

そのような中で、スマートフォンやタブレットなどの情報機器で患者情報やCT・MRIなどのデジタル化された画像診断を転送することが試験的に始まっています。

これらをうまく使えば、救急車が着く前に、病院内で待ち受けている救急医が患者情報を得られるため、救急処置を迅速に対処することが可能になります。それらの情報機器は携帯が可能なため、外への持ち出しに優れています。

また、救急病院で検査した情報を主治医に転送し、救急医が処置方法を確認できたりします。また、専門医の意見を聞くことも可能です。このシステムがないと救急現場では、救急車で運ばれる前に患者情報が必要なのに、既往歴や治療内容も分からず救急処置しなければなりません。

また、地域におけるカルテの共有化についても、一部の地域で試験的に行われていますが、国の規制もあり個人情報の流出に対するセキュリティー技術が、全国的に見ても全く出来ていない状態です。

そのため、住居が変わり別の医療機関に通うにしても、また全ての検査を一からやり直しになります。これらが医療費を増大させている原因のひとつです。

他の医療現場での活用

これらのタブレット等のメリットが多用される医療として、訪問診療での活用があります。医師が訪問先においてその患者のカルテや検査内容・画像診断・治療についてなどの資料などを見ながらの診察は説得力があります。

その上、医師たちが重いカルテを持って行く必要もない上、看護師がカルテを準備する必要もありません。医師だけではなく、患者本人も自分のカルテをいつでも見ることが可能です。

これらは、地域医療やへき地医療に非常に役立つことになります。無医村などでは、ライブカメラを利用して医師と話をすることも可能です。また、災害現場でも活用することも可能でしょう。

このように、医療においても通常のビジネス同様、タブレットの活躍の場は限りなく広がることでしょう。しかし、これらの利用の弱点もあります。

個人情報を扱うため、漏洩しないためにどうセキュリティーを高められるかということ、特に地方での情報伝達インフラが整備されていないこと・これらのシステムを誰が負担するのかという経済的な負担の問題があります。これらが、なかなか普及しない原因ではないのでしょうか?

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