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患者は医師を選べない!どうして初診の医師が主治医になるのか?

医師との付き合い

人間は、いつも健康でいるとは限りません。健康は1つしかなく他は全て病気であるということがいえます。しかし、病気のために働けない方よりも病気を持ちながら元気にされている方の方が圧倒的に多い事も事実です。

そんな時、頼りになるのが主治医ではないでしょうか?風邪のような一時的な病気の場合、大した問題にはならないと思います。しかし、重病だったり慢性疾患の場合は、1人の医師が主治医として担当することとなります。

その為か、有名な先生がいる病院に突然診療を希望するケースが後を立ちません。テレビ出演や本を書いているような医師を求めて駆け回る患者も多いようです。

小さな診療所と違い、大学病院や大規模な病院は、患者数が集中しないように、紹介状がなければ診察を受けることができない仕組みになっています。

主治医の理想形

通常は、自宅近くや職場の近くの診療所や病院に通院することが多いと思います。医師は、医学部や病院で専門の臓器を探求する知識や技術にたけた医学の専門家です。

そのため、専門領域が細分化されてしまう大学病院等では複数の病気で診療する場合、複数の担当医がいることも珍しくありません。しかし、いずれにしても初めて診察についた医師が担当医になることになります。

この後、同じ医療機関で診療する場合、同じ医師が担当することが通例です。なぜなら、カルテ上に詳細項目を記入して行く際、医師名を明記しなければならない上、同じ医師ではないと細かい情報や治療方針がわからないことが多いためです。

通常の会社でも担当者が変わると途端に、効率が悪くなり、取引に支障が出るのと非常によく似ています。

また、患者の好みで医師を選択すれば、待ち時間や診察時間が長くなり、病院経営の効率化に支障が出るという理由もあります。その為、担当医が変更されることはほとんどあり得ません。

しかし、担当医が変わらない本当の理由は、医師のプライドでしょう。担当医を同じ医療機関内で変えれば、当然同じ職場で働く同僚医師から情報が入るため、面白くはないはずです。

担当医が合わなかったら

開業医の場合は、ほとんど医師は固定化されてしまいますが、病院の場合はどうしたら良いでしょうか?人気のある先生は、予約しても数ヶ月待ち、場合によっては来年まで待たなければならない場合もあります。

しかも、初めての場合は予約もできません。これを解消するために、医療機関では、2人担当医制を取り入れているところもあります。1人の先生が手術中や他の診療で忙しくても、もう1人の先生が対応してくれてますので患者も安心です。

2人の担当医は常に患者情報を共有しています。それでも担当医の意見に疑問を抱くのであれば他の医師に意見を聞く制度が認められています。それがセカンドオピニオンです。

しかし、これを実施するためには、担当医からあらゆる検査データを用意してもらい、診療情報提供書を作成してもらわなければなりません。

これがなかなか言い出しづらいと思いますが、割り切ってよろしいのではないかと思います。また、明確に医療機関・医師名を伝えなければならないので、どの医師がセカンドオピニオンにふさわしいか調べないといけません。

診療情報提供書を利用することにより、大学病院を含む大規模病院にすぐに受診することができます。ただし、通常診察であれば保険適用ですが、セカンドオピニオン外来を利用すると全額自費になりますので注意が必要です。

お互い、同じ人間なので医師といって特別扱いせず、じっくりとコミュニケーションを図ることが大事なのではないでしょうか?

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