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風邪より強い感染力!ヒトメタニューモウイルスを知って対策しよう

咳がいつもより長く続く。熱がなかなか下がりきらない。鼻水がひどい。ただの風邪に似ているけれども、いつもよりも症状が重い。それは、ヒトメタニューモウイルス感染症かもしれません。

呼吸器感染症を引き起こすヒトメタニューモウイルス

ヒトメタニューモウイルスとは、小児が集団で感染しやすいと考えられているウイルスです。感染すると咳や気管支のゼロゼロ音などが悪化してしまうことが知られており、お子さんの呼吸器感染症の5~10%はこのウイルスが原因ではないかと言われています。

国立感染症研究所などの調査によると、このウイルスによる感染症は3月~6月までの4ヵ月に流行しやすいようです。しかし、その他の時期にも感染したという報告があります。

特効薬はなし。安静が第一

ヒトメタニューモウイルスを殺す薬はまだ開発されていません。そのため、咳止めや解熱剤など、症状を緩和するための対症療法を行い、回復を待ちます。

感染してしまった場合は、栄養のある食事をとり、暖かくしてゆっくりお休みください。熱がある場合は、脱水症状を起こしてしまうことがありますので、水分はこまめにとるようにしましょう。

1週間程度は熱や咳が続いてしまうのが一般的ですが、何度も同じウイルスにかかるうちに、このウイルスに対する免疫ができるといわれています。同じウイルスに何度か感染していくうちに抵抗力がつき、症状がひどくなりにくくなるようです。

高齢の方は特に注意。大人にも感染します

抵抗力がまだ強くないお子さんでは重症化しやすいことから注目を集めていますが、ヒトメタニューモウイルスには大人も感染してしまいます。大人の場合は、呼吸器感染症の2~4%がヒトメタニューモ感染症ではないかとされています。

抵抗力が落ちている高齢者の方の場合、症状が悪化しやすいので、お子さんとおじいさん、おばあさんが同居している場合は、家族内で感染症を増やさないよう、気を付けましょう。

保育園や幼稚園などの集団生活は、ウイルス感染症にはかかりやすい環境です。ヒトメタニューモウイルスは、現在、迅速診断キットが医療機関で使用されています。

もし、お子さんのお友達がかかってしまった場合は、外出先から帰った後の手洗いうがいを十分に行うなど、いつもよりもすこし気にしてみてください。

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