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大人も感染に注意!手足口病の症状と予防について

病気の名称には色々ありますが、「手足口病」ってご存知ですか?名前からではいったいどの部分の病気なのかわかり難いのですが、実際には手足と口に症状が出る病気なのです。夏に多く見られることから、夏風邪の一種とも呼ばれている手足口病の症状と予防法を調査してみましょう。

手足口病は子供の病気なの?

手足口病は子供の病気と思っている方が多いのではないでしょうか。たしかに発症者の大部分は乳児や幼児が占めているのは事実です。しかし、年々大人への感染も増えており、大人が発症した場合は重症化の可能性もあります。

そもそも手足口病はウイルス感染症の一つで、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスに感染することにより発症します。感染した場合の潜伏期間は3日から4日程度で様々な症状が表れてきます。

感染の原因はくしゃみやせきの飛沫感染や便から排出されたウイルスの経口感染などが考えられ、乳児のおむつ交換時の感染や保育園、学校などの集団感染が多くみられます。

比較的大人は免疫力や体力があるため感染しづらいとされていますが、感染した場合は高熱やめまい、倦怠感など重い症状が出ることがあります。子供の感染から親に移るケースも多く、家族全員が感染することも珍しくはありません。

具体的な症状を教えて下さい

手足口病が発症した場合、手のひらや甲、足の裏や甲の部分に水泡(小さな水ぶくれ)や発疹(赤いぶつぶつ)が表れます。さらに口の中のほっぺたの粘膜部分に水泡ができ、口の周りにも発疹が表れるケースもあります。

発症した初期には微熱があり、しばらくすると38度程度の発熱が見られることもあります。口の中の水泡が破れて痛みが出る場合もあり、食事などに影響が出ることもありますが、通常は数日間で収まる病気と言えます。

大人が発症した場合の症状を教えて下さい

大人が手足口病を発症した場合には、症状の多様さから「水ぼうそう」などと間違えられるケースもあり、診断にも注意が必要になります。主な症状は以下の通りです。

・幼児と同じで、手のひら、甲や足の裏表に出来る水泡や発疹

・口の中の粘膜や舌にできる水泡(口内炎と間違えやすい)

・喉の痛みや腫れ

・発熱は微熱のことも多いのですが、40℃近い発熱が出ることもあります。

・身体に力が入らず、倦怠感やだるさが表れます

・熱による悪寒だけではなく、頭痛やめまいを訴える場合は、脳炎や髄膜炎の可能性があるかもしれません。病院での検査を受けて下さい。

さらに放置することで合併症の後遺症(麻痺など)が残ることも考えられるので注意が必要です。

後遺症で爪が剥がれるなんて本当?

はい、手足口病の後遺症で爪が剥がれることがあります。手足口病が完治して1ヶ月から2ヶ月くらい経過してから現れる現象で、全ての人に見られるのではなく、一部の人に見られる後遺症で、爪の水虫である白癬症と勘違いしてしまうこともあります。

手足口病が治って一ヶ月以上経過した後なので、ビックリして皮膚科を受診する方も多いのですが、剥がれると言っても血を出して剥がれるのではなく、皮膚(爪床)から自然に浮いて剥がれ落ちる感じなので大事には至りません。新しい爪がすぐに生えて来ますのでご安心下さい。

治療法と予防について教えて下さい

現在のところ手足口病の原因ウイルスに効果的な薬やワクチンはなく、基本的に一週間程度で自然治癒します。治療は対症療法になり、高熱がある場合には解熱剤、痒みには痒み止め軟膏などが処方されているようです。

口の中の粘膜に水泡ができるため、痛みで食事がうまく出来ないこともありますが、水分補給は重要なのでスポーツドリンクなどで摂取を心がけて下さい。栄養補給ゼリーなどは最適だと考えられますので積極的に活用したいですね。

この病気の感染経路は飛沫や経口感染がメインなので、清潔にすることが一番の予防法と言えます。手洗い、うがいを積極的に行うことはもちろん、アルコール除菌剤でしっかり除菌を行うことが重要です。

こども同士の接触やおもちゃの貸し借りにも感染元がないか注意して下さい。特に乳幼児が感染した場合は、看病を行うおかあさんへの感染も考えられ、それが他の家族への感染拡大につながるので予防には注意を払って下さい。

また、手足口病が完治したと思っても、原因ウイルスは2週間から5週間程度の間、便から排出されることもありますので、二次感染にならないように予防を実践する必要があります。しっかりとした予防を行えば必要以上に恐れる病気ではありません。手洗い、うがいを徹底して夏を乗り切りましょう。

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