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子供だけの病気じゃない!大人の感染急増の手足口病とは

夏場に多い子供の病気の中でも、最もポピュラーな病気の1つが手足口病です。軽度の場合、親も気が付かないうちに治ってしまう事もあります。しかし、最近では子供だけの病気ではなく、大人でも罹患者が急増している事をご存知でしょうか?

子供を持っているお母さんであればご存知だと思いますが、特に若い独身の人は病名さえ知らない事がほとんどではないでしょうか。

感染しても症状が軽い場合、たいていの人は放置してしまいます。気が付かないうちに感染を拡大させてしまいます。これも、近年感染が流行している原因の1つです。

手足口病とは?

文字通り 手・足・口 に水泡状の発疹を伴う、夏風邪の一種です。発症後、1~2日の間に発熱を伴う場合もありますが、高熱になる事は少なく、経過もおおむね良好です。主に5月~8月に多い病気です。

発疹が出る度合いはかなり個人差があり、少しの場合知らないうちに治ってしまう事もあります。逆に、口腔内にできた発疹の痛みなどで、特に乳幼児は食事がとれない事もあります。

時には発疹が腕から肩の部分に出る事もあり、水ぼうそうと間違える場合があるので、きちんと医師の診察を受けて、はっきりさせる必要があります。

ウイルス性の感染症なので、鼻水や排便などから感染します。病気自体は完治しても、鼻水・便などにウイルスを排出し続けるため、3週間~4週間は注意が必要です。

水泡をつぶしてしまうと感染を起こしたり、プールなどで細菌感染するとやっかいなので、水泡が出ているうちは、つぶれる危険のある運動やプールは控えた方が無難です。

特に乳幼児の場合、おむつ交換で大人が感染する事が多いので、直接おむつに触れないように気を付けて下さい。また、トイレの後はきちんと手洗いするなど、衛生面に注意が必要です。

手足口病の合併症

経過は良好な感染症ですが、稀に 髄膜炎・脳炎などの合併症を引き起こす場合もあるので、頭痛・吐き気・けいれんなど現れないか、しっかり経過観察をして下さい。この他にも、肺水腫・脳肝炎を発症する場合もあります。

東南アジアでは子供の死亡例も確認されているので、安易な判断は禁物です。必ず医師の診察が不可欠です。

大人の手足口病

基本的に主症状は子供の場合と同じですが、近年では大人の方が重症化しやすい傾向にあります。高熱が出たり、激しい倦怠感や筋肉痛・関節痛などインフルエンザと似た症状が出る事もあります。

大人の手足口病は子供から感染する事が多いので、きちんと予防する事が大切です。大人の場合、免疫力低下によって感染やすいので、正しい生活習慣を心がけたいものです。

リンゴ病などは妊婦が罹患すると胎児に影響があるとされていますが、手足口病と妊娠中の胎児への影響ははっきりしていません。

手足口病は、これといった治療法や特効薬がないので、感染予防が重要です。

大人の手足口病 症例

1歳の男児が手足口病になりました。症状も比較的軽く、発熱も微熱程度でした。3日後に平熱になり元気です。この間、母親はおむつ交換などいつも通りに行っていました。

子供が完治して1週間後、父親に発疹が見られ、病院で手足口病と診断されてしまいました。

母親はおむつ交換など普段通りに行っていても感染せず、父親が感染してしまいました。この場合、唾液や鼻水などからの飛沫感染が考えられます。

発熱と、関節痛・筋肉痛が4日以上続きました。水泡も肩やお尻に広がり、痛みで食事がほとんど摂れませんでした。完全に回復するまでにおよそ10日以上かかってしまいました。

感染するかしないかは、免疫力が大きく関係しています。どんな病気でもいえますが、侵入してきたウイルスや細菌に負けないように、普段から免疫力を付けておく事がとても重要です。

手足口病の予防①

飛沫感染が主な感染経路なので、風邪などの予防と同じです。

  • 外出後のうがいや手洗い
  • マスクの着用
  • トイレの後は石鹸でしっかり手を洗う
  • 乳児のおむつ交換時はおむつに直接触れない(交換後の手洗い)
  • タオルの使い回しを避ける
  • 罹患が疑われる場合は、直ちに医師の診察を受ける(症状が軽いと放置してしまいますが、この時に気付かないうちに他の人にうつしてしまう事も)

※ 保育園などは、基本的に法定伝染病に該当しませんが、他人に感染させないために、回復するまで休ませるのが好ましい。

手足口病の予防②

子供はもとより、大人でも感染が急増中の手足口病。そもそも、不規則な生活や日頃の疲れ・ストレスの蓄積によって、思わぬ所から感染してしまいます。

生活習慣を見直して、適度な運動・野菜中心の食生活を心がける事で、かなり予防できるのではないでしょうか。

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