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疲れると出て来るぽつぽつ水ぶくれ。困ったヘルペスの原因と対策

疲れが溜まったりすると口のまわりにぽつぽつと水ぶくれが出てしまう口唇ヘルペスの困った症状。悩んでいる人はとても多いのに、なかなか予防や改善が難しいのも悩むところです。どうしてこんな水ぶくれが出るのか、その原因を探りながら対策について考えてみましょう。

ヘルペスとは何が原因で起きるのか

ヘルペスというのは菌ではなくウイルスです。これが皮膚や粘膜に感染すると水ぶくれができてしまうのですが、ヘルペスウイルス自体は何も怖がる必要のない、ごく一般的なものです。

ヘルペスにはいくつか種類があって、口のまわりにできるのは口唇ヘルペスと言いますが、日本人はなんと半数以上の人が感染していると言われているほどです。60代以上ではほぼ全員がウイルスを保有していると言われています。

一度感染すると、水ぶくれなどの症状が治まっても完全に無くなることはなく、ウイルスが体の中に残ります。これが成長するに従って出て来るヘルペスの原因です。

健康であれば特に問題を起こさずにいてくれるのですが、疲れがたまったり、ホルモンバランスが崩れたり、病気や何かで体力が落ちてきたりした時に出て来て動き始めてしまうのです。

小さな頃に水ぼうそうをしたことがありますか?それもヘルペスの一種ですから、水ぼうそうの経験がある人は水痘ウイルスを保有している可能性が高くあります。成長過程やハードワークなどで体が弱った時に帯状疱疹を起こすのは、この時のウイルスが原因と言われています。

ヘルペスの種類を知っておこう

ここでヘルペスの種類をご紹介しておきます。

●水痘・帯状疱疹ウイルス
全身や一部に症状の出る水ぼうそうや帯状疱疹を引き起こします

●単純ヘルペスウイルス1型

  • 粘膜に症状の出る、口唇ヘルペスやヘルペス性歯肉口内炎、性器ヘルペス
  • 目にあらわれる、ヘルペス性角膜炎
  • その他、カポジ水痘様発疹症、ヘルペス性脳炎 等

●単純ヘルペスウイルス2型
粘膜部や臀部に出るヘルペス、またはヘルペス性髄膜炎 等

ヘルペスウイルスは細胞の中にひそんでいるので、それがどこでどう発症するかで症状がそれぞれ違ってきます。なんとなくチクチクした痛みがある、小さな水ぶくれが出来始めた、という症状が見られたら早めに病院を受診しましょう。

予防はできる?

原因のウイルスが特定されていながらも、粘膜に症状が出るヘルペスは繰り返しやすく、多くの人がストレスを感じるほどに悩んでいるのが現状です。そんなヘルペスは予防ができるのでしょうか。

一度感染するとウイルスが体内からきれいに消えてしまうことはないと書きましたが、これは辛いですが事実です。つまり、ヘルペスウイルスを持ってしまったら、あとは上手に付き合って、ウイルスが暴れ出さないようにするのが一番の予防策となるのです。

まず、ヘルペスは感染するウイルスだという認識を持つことが大事です。もしもヘルペスを発症している人とキスをしたり、飲み物を回し飲みしたりすると感染する可能性があるわけです。自覚症状がある場合には、人と直接接触する時には相手にうつさないよう充分注意しましょう。

昔からあるウイルスが現代になって若い子に増えているのは、毎日の生活環境と人との接触のしかたの変化とも言われています。昔は感染してもいつの間にか免疫ができて、一生発症もせずに終わることもあったようですが、最近ではその免疫が作られないまま成人する人も増えているようなのです。

はっきりと特定はできていませんが、過剰な清潔志向が免疫を作る機会を妨げているという説もあります。ヘルペスが発症する理由のひとつに、洗い過ぎというのもあるほどですから、少々乱暴な意見かもしれませんが、可能ならば小さい頃から、身近なウイルスとは上手に付き合っておくべきなのかもしれません。

そして、普段から適度な運動をするよう心がけ、偏った食事やファーストフードなどを避け、野菜や穀物、肉や魚をバランス良く食べて体力を保つことが大事です。好きなものばかり食べていると体の中のバランスが崩れて体力が落ちてしまいます。

女性の場合にはホルモンの変化で発症することもありますから、普段から自分の体のサイクルを把握しておいて、発症しやすい時期には特に気を付けて無理をしないようにすると良いでしょう。基礎体温をつけると簡単にホルモンのサイクルが把握できますよ。

自分の体を守れるのは自分しかいません。一度でもヘルペスを発症したら、その後はそれ以上ひどくならないように生活のリズムを整え、また、人にもうつさないよう充分に気を付けましょう。

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