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お尻のトラブルの原因は?痔と間違えやすい主な病気6つについて

人には言いにくいお尻のトラブル

人に言いにくい病気に痔(じ)があります。痔というのは肛門に炎症が起こる病気です。ちょっとした原因でお尻にもトラブルが起こりやすく、意外に多くの人が痔を経験しているものなのです。

ちなみに痔の原因は

  • 排便時のいきみ
  • 便秘・下痢
  • 座りっぱなしが多い
  • ストレス
  • 暴飲暴食
  • 冷え
  • 妊娠・出産

などです。こうして見てみると、どの原因も特に珍しいものではなく誰でも日常で経験しがちなものが多いですよね。痔はちょっとしたことで起こりやすい病気と考えることができます。

痔の種類

痔にはいくつかの種類があります。

いぼ痔(痔核)

痔の中で最も多いものです。お尻の血行が悪くなるために肛門周辺の静脈がうっ血して膨らみができてしまいます。この膨らみがいぼに似ているため、いぼ痔と呼びます。

痛みや排便時の出血を伴います。いぼ痔は進行すると大きくなり肛門の外にまではみ出てくるようにもなります。

切れ痔(裂肛)

肛門の出口部分が切れてしまう痔です。便秘による硬い便で切れ傷つくことが原因です。排便時に痛みがあり、出血を伴います。繰り返すと潰瘍やポリープになる場合もあります。

穴痔(痔ろう)

直腸粘膜から肛門の近くにかけて管ができる痔です。下痢などから細菌に感染することで膿がたまって引き起こされます。化膿、出血、強い痛みを伴います。手術で管を取り除かないと治りません。

痔の症状

痔の症状で多いのは出血、痛み、かゆみ、化膿、痔核(いぼ痔)の脱出です。出血は排便時に起こることが多いです。

初期に出血や痛みが少ないため痔に気付きにくく症状が進んでしまうこともあります。痔が進行するほど出血や痛みが強くなりますので早めに治療を始めるのがのぞましいです。

市販の痔の薬もあるので自分でケアすることもできますが、痔の症状によっては専門治療を受けなければならない場合もあるので、できれば受診して治療を受けるのが良いです。痔の治療は肛門科が専門になります。

また中には、痔だと自己判断していたら別の病気だった、という場合もあります。気になる症状があれば受診して痔なのか別の病気なのか原因を確認することをおすすめします。

痔と間違えやすい主な病気

では痔と間違えやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

かぶれ

肛門周辺の皮膚がかぶれてかゆみを起こすことがあります。この部分は皮膚が薄くデリケートなので乾燥やかぶれが起こりやすいのです。

かゆみは痔による皮膚のただれで起こることがありますが、便で汚れやすいためにかぶれてかゆくなることもあります。また逆に清潔を保とうと洗いすぎて乾燥をまねき、かゆみが起こることもあります。

ポリープ

ポリープは粘膜にできるイボのようなものです。大腸の粘膜壁にもポリープができます。通常は無症状ですが、ポリープが大きくなると便とこすれて出血が起こることがあります。

がん

肛門がん・・・肛門にできるがんで、肛門の痛みや出血といった痔に似た症状があります。
大腸がん・・・大腸にできるがんで、出血を伴います。

クローン病

若い人に発症することのある原因不明の病気で、小腸・大腸の粘膜に炎症が起こります。肛門近くに痔のような炎症を起こします。下痢、血便、腹痛も伴います。

潰瘍性大腸炎

ストレスや生活習慣などにより大腸の粘膜に潰瘍ができる病気です。下痢や腹痛のほか、便に血が混ざることがあります。

性感染症

痔と思っていたら性感染症だったということもあります。

クラミジア直腸炎・・・性行為により感染し、直腸に下痢、腹痛、出血といった大腸炎の症状を起こします。女性に多く、感染者と関係を持ったパートナーの感染も疑われます。

尖形コンジローム・・・性行為により感染し、男女とも生殖器や肛門付近にいぼが出ます。カリフラワー状のいぼが出るほか、かゆみや痛みを伴うこともあります。

中には痔にとても良く似た病気もあり、がんのような怖い病気の場合もあります。痔と勘違いして痔の治療をしているうちに別の病気が悪化してしまった、ということは避けたいものです。

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