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交通事故の2倍以上?!入浴中の「ヒートショック」を防ぐ6つの対策

「ヒートショック」ということばをご存知ですか?「ヒートショック」とは、急激な温度の変化などの影響を受け、血圧が大きく変動することによって起こる健康被害のこと。

冬の寒い時期に室内と外気の温度差などによって引き起こされることが多いのですが、最も多いのが入浴中。脱衣所と浴室の温度差は一般的に15度ほどと言われていますが、その温度差によって血圧が急激に上昇したり、熱いお湯に浸かることで血管が急激に拡張されたりして、血圧は乱高下します。

それによって心筋梗塞や脳卒中などを引き起こし、最悪の場合命を落としてしまうことにもなるのです。

実は、ヒートショックによる死亡事故は年間の交通事故による死亡事故のおよそ2倍以上だと言われています。それだけの危険が家庭内で起こっているというのに、ヒートショックに気をつけているという人はあまり多くないというのが現状のようです。特に高齢者、血圧の高い方、糖尿病を患っている方はリスクが高くなります。

ヒートショックから自分と家族の命を守るための6つの対策をご紹介します。

脱衣所やトイレなどに暖房器具を置く

日本の昔ながらの家屋というのは細かく仕切りがされており、暖房器具などで暖まっている部屋と、そうではない部屋ができてしまいます。その温度差がヒートショックを起こす最大の原因です。

最近では家全体を暖めるという考え方で作られる家も増えていますが、それができない場合には、浴室やトイレなど寒さを強く感じる場所に小さめの暖房器具を置く方法をおすすめします。お風呂に入る前に、脱衣所を少し暖めておいてから入浴するようにしましょう。

お風呂の中はシャワーで暖めておく

ユニットバスの場合は寒さを強く感じることはありませんが、タイルなどが貼られた浴室というのは特に冷たく感じるものです。

浴室の寒さが気になる場合は、お風呂に入る前に浴室を温かいシャワーで暖めておきましょう。蛇口などからお湯をためる場合は浴室全体を暖めるということは難しいのですが、シャワーを使えば浴室全体を短時間で暖めることができます。タイルがヒヤッとするあの不快感からも開放されます。

いきなり熱いお湯に入らない

日本には温泉や銭湯の文化があり、入浴で熱いお湯を好む人が多いと言われています。しかし、熱いお湯は血管を一気に拡張させてしまうため、ヒートショックを起こしやすくとても危険です。現に、熱いお湯に一気に浸かって心臓がバクバクとした、という経験は誰もがあるかと思います。

38度~40度のぬるめのお湯で長く入るような入浴法が一番おすすめです。入るときも肩まで浸からず、心臓より下の高さまでのお湯に浸かるようにするといいでしょう。肩が温まらないという方は、肩にバスタオルなどをかけると冷たくなりません。

どうしても熱いお湯に浸かりたいという方は、最初ぬるいお湯で浸かり始め、体が慣れてきたら徐々に温度を上げるようにすれば良いでしょう。お湯から上がるときは体を冷まさないようにすぐに水気を拭き、服を着るようにしましょう。

お風呂に入るタイミングは日没前

お風呂に入るタイミングが大切です。一番ベストなタイミングは日没前。日が暮れると急に外気も下がり、当然日中より部屋の温度差も広がります。そのため完全に暗くなる前の時間にお風呂に入るのがおすすめです。

その上、日没前の時間というのは、人間の生理機能がまだ高い時間とも言えます。日中活発に動いた余韻がまだ残っている、そんな時間帯です。完全にお休みモードになってしまっている体では急激な温度差は耐えられない場合もあります。

空腹時、食後1時間は入浴を避ける

とてもお腹がすいているときや食後1時間以内に入浴をするのは避けたほうが良いでしょう。空腹時や食後すぐというのは血圧が変化しやすい状態にあります。これはヒートショックを抜きにして考えても入浴を避けたいタイミングです。消化器系にとても大きな負担を与える可能性があります。

飲酒後の入浴は絶対禁止!お風呂の前には1杯のお水を!

「飲酒後の入浴は禁止」。これはどの公衆浴場へ行っても書いてある注意書きです。飲酒時・飲酒後というのは少しの量でも血圧が低くなりやすいのでヒートショックを起こしやすくなりますし、もちろんたくさん飲んだ後の飲酒は正常な状態ではないため特に危険です。

入浴前にはお酒ではなく、コップ1杯のお水を飲むようにしましょう。入浴して汗をかくと体の中の水分が排出され、血液の濃度が濃くなります。そうすると血栓などがつまりやすくもなります。入浴前に水分をしっかり摂ることによって、血液の循環をスムーズにできます。

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