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水中毒を起こす赤ちゃん増加中!?熱中症予防が招く危険な症状

暑い季節がくると、熱中症の予防に気を使いますね。大人なら、自ら水分の補給をすると思いますが、自分から渇きを訴える事の出来ない赤ちゃんの水分補給はどうされていますか?

白湯やイオン飲料をまめに与えている。という親御さんも結構いらっしゃると思います。これは当たり前のような事だと思われるのですが、そこに怖い落とし穴が隠れているとしたら?貴方はどう判断しますか?

実は、暑い時期「水中毒」を発症して病院に来る赤ちゃんが、近年増加している。という報告が小児科医から出されているのです。

聞きなれないこの「水中毒」という病気ですが、暑い時期だけではなく、赤ちゃんが風邪などで下痢や嘔吐を起こしている時の親御さんの対応で発症することも多く、本当に簡単に発症してしまう病気なのです。そして意外な赤ちゃんの水分補給の落とし穴や補給のポイントをまとめてみました。

赤ちゃんの水分補給

赤ちゃんが風邪などで、下痢・嘔吐を繰り返す場合は当然水分の補給を第一に考え対処しますよね。昔からの常識と言っていいと思います。

でも、どうやらこの常識も場合による様なのです。前述している「水中毒」とは、水分の摂りすぎによることから起きるものなのです。「低ナトリウム血症」とも言い、体内の水分バランスが崩れてしまった状態です。

つまり赤ちゃんに水分を与えすぎてしまったために、起きてしまう病気なのです。では、赤ちゃんの水分補給とは何が適切なのでしょうか?

驚くかもしれませんが、母乳で育っている赤ちゃんには、特に水分補給は必要ない。というのが小児科医の常識だそうです。(中には、異論を唱える医師もいるらしいですが)

前述の病気の場合も同じく、母乳育ちの赤ちゃんには、特別水分の補給は必要ない。ということになります。ただ、ミルクで育っている赤ちゃんには、イオン飲料や白湯を水分補給として与えることが必要で、これは大切な事だと言います。

つまり、熱中症の予防ということで、白湯やイオン飲料を母乳の赤ちゃんに与え続けた結果が、「水中毒」という形になって発生してしまうという事のようです。

暑いときは赤ちゃんも水分がほしいのでは?と思い水分をあげている親御さんも多いと思いますが、もし、母乳育ちならほどほどにした方が良いようです。

水中毒について

せっかくなので、大人の場合にも触れておきたいと思います。

熱中症予防だと言って、多量の水分を摂取すれば当然大人でも水中毒を引き起こします。頭痛・吐き気・低体温・めまい・意識障害と熱中症に良く似た症状が現れます。異なるのは体温ですので、判断をする場合は、必ず体温チェックをすることを忘れないでください。

大人でも、推奨の水分補給方法があります。まず、冷たい水分は避ける事。一気に飲まない事。喉が渇いたと認識する前に飲む事。汗をかいた時は、水ではなくイオン飲料を飲む事。などです。

因みに、ビールは水分補給にはなりません。それどころか、利尿作用があるので、体内の水分を減少させてしまいます。ビールを飲んだら水分補給を忘れずに行うことが重要です。

熱中症予防として良かれとして行った水分補給が、違う病気「水中毒」を引き起こしてしまう場合があることを、是非記憶に留めてください。そして、赤ちゃんの水分補給は医師の助言に従うことが大切です。

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