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夜間頻尿の原因は心不全予備軍だから!?危険を回避するには

男性トイレ

年を取るに連れて若い頃には感じなかった体の衰えを感じるようになります。衰えにもいろいろありますが、例えば体力や視力の低下、基礎代謝の低下により太りやすくなる、等ある程度は自覚できます。

トイレが近くなる頻尿も、年を取るに連れて多くの人が感じるようになる衰えの一種です。もちろん個人差はありますから、全員が頻尿になるとは限りませんし、病気が原因で起こる頻尿は若い人にも起こります。

頻尿が単なる年のせいなら、水分をコントロールするか余りにもひどい場合は病院での治療も可能です。しかし他の病気が原因で起こる場合は、病気そのものを治療しなければ頻尿は改善されません。

夜間頻尿は心臓からのSOSサイン!頻尿の種類と原因

頻尿は昼間の頻尿と夜間頻尿に分けて考えます。性別による違いもあり、前立腺肥大という男性特有の病気も頻尿の原因になります。前立腺肥大が原因で起こる頻尿は、昼夜構わず常にトイレが近いのも特徴の一つです。

過活動膀胱も頻尿の原因の一つです。過活動膀胱の原因は神経トラブルや女性に特有の骨盤底筋トラブルというように、ある程度はっきりしています。

頻尿の原因がはっきりしている場合は原因となる病気を治療すれば頻尿も改善されますが、単なる歳のせいと思い込みがちな夜間頻尿には注意が必要です。

夜寝ているのにトイレに行きたくなり目が覚めてしまう…

これは年を取ると誰もが経験する事のように思われていますが、お酒も飲まず水分も夜は控えるようにしている、また前立腺肥大や過活動膀胱ではないのにも関わらず、トイレに行きたくなり目が覚めてしまう…というのは夜間頻尿の可能性が高いでしょう。

特に思い当たる原因がないと年のせいだから仕方ないと思い込んでしまいますが、原因がはっきりしない夜間頻尿がある人は、心不全もしくは心不全予備軍の可能性が高いのです。

昼間はそれほどでもないのに夜だけ何度もトイレに行くたくなる夜間頻尿がある人!

心臓からのSOSサインと考え、早めに病院で診てもらうようにしましょう。

夜間頻尿と心不全の関係

脳からは様々なホルモンが分泌されていて、ホルモン毎に自分の役割を果たしています。抗利尿ホルモンも脳から分泌されるホルモンの一種です。

抗利尿ホルモンは腎臓に働きかけ尿を濃縮させ、水分調節をサポートする働きがあります。夜寝ている間は脳から分泌されるホルモンの量が増え、寝ている間の尿意をコントロールできます。

年を取るに連れて脳から分泌されるホルモン量も少しずつ減少していきますから、夜中にトイレに行きたくなり目が覚める事もあるでしょう。

実は心臓にもホルモンを作る機能があり、尿を作るホルモンを分泌します。ただし心臓が尿を作るホルモンを分泌するのは昼間だけです。正常なら夜に作られる事はありませんが、心不全の場合は夜に尿を作るホルモンが作られるようになります。

心臓は血液を循環させるポンプの役目があります。心臓も年を取るに連れて機能は低下しますが、健康なら年相応に動いてくれます。ところが心不全のように心臓にトラブルが起こると、体の隅々まで血液を送れなくなってしまいます。

昼間は体を起こした状態で過ごしますから、機能が衰えていても高低差が血液循環をサポートしてくれます。ところが夜は体を寝かせますから、高低差がなくなる反動で、心臓に行く血液が増えます。

この時心臓は自分を守るために、血液の量を減らそうとして尿を作るホルモンをたくさん分泌します。尿ホルモンは腎臓へと向かいますから、尿を多めに作ってしまいます。こうなると抗利尿ホルモンも追いつかなくなり、夜間頻尿となるのです。

夜間頻尿の原因が心不全でも危険は回避できる!

心不全は命に直結するため危険度も高くなります。例え心不全”予備軍”だったとしても高いリスクがある事に変わりないので安心はできません。

ラジオ体操とふくらはぎ揉みがおススメ

心臓機能低下による夜間頻尿の直接的な対策は、血液循環を良くしてむくみを解消することです。血液循環を良くするには、ウォーキングや軽い運動など、無理のない継続できる運動を選んで、毎日続けることが大切です。

私が一番お勧めなのはラジオ体操です。みんなが知っている体操で簡単で効果があるとして、最近注目されています。このラジオ体操を1日数回行ってもいいでしょう。

また「ふくらはぎ揉み」はとっても有効なのでおススメです。ふくらはぎは第二の心臓とも言われ、特に脚に溜まってしまっている血液を心臓に向かって上げてくれます。運動がなかなかできない人は、このふくらはぎ揉みだけでもやりましょう。

早めに病院へ!早期発見のためにSOSを見逃すな

唯一の救いなのは、心不全もしくは心不全予備軍に起こる夜間頻尿は、初期症状である事です。早い段階で心不全のリスクがあるとわかれば、早期治療につながり進行を食い止める事ができます。

心不全の原因により治療法は異なりますが、病院に行けば適切な治療を受けられます。心不全の原因と生活習慣は大きく関係していますから、治療をして症状が改善されても、予防の意味で生活習慣の見直しも必要になります。

  • タバコやお酒
  • ストレス
  • 食べ過ぎ
  • 運動不足

等、人により原因は違いますが、治療と同時に生活習慣の改善が重要です。

もしも夜間頻尿があるなら、年のせいと思い込まず念のため病院で検査をしてみましょう。

夜間頻尿の原因が心不全だったとしても、早期発見と早期治療ができれば危険は回避できます。

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