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子供に起きる心因性の「感音性難聴」親が気づく為のポイントとは?

子供の名前を呼んでも返事をしてくれない。これって反抗期なの?場合によっては、そうかも知れません。でも、「感音性難聴」という病気になり始めている可能性もあることを是非覚えておいてください。

「感音性難聴」

この難聴はほとんどの場合原因が特定できません。ストレスやウイルス説もありますが、はっきりとは断言できない状況です。ところが最近、小学生から思春期にかけての子供が、この「感音性難聴」にかかる割合が高くなってきている事が報告されています。

そして原因の多くが「心の病」だと専門家が話しているのです。いじめや家庭の問題と、感受性豊かな子供達に起こる様々な問題は、子供たちの心だけではなく、身体にまで影響を与えてしまっている状態だといえます。

この「感音性難聴」は、「難聴」という感覚からは少し外れています。音はキチンと聞こえているのです。ただ、聞こえた音が正確に脳に伝わらない為に、聞こえていないの?という感じになってしまうのです。

医学的に言うと、内耳から脳へ伝わる神経のどこかで不都合が生じている為に、聞こえている音の信号を正確に脳に伝える事ができなくなっているのです。

そのため、通常「難聴」と聞くと「補聴器」を使えばいいと思ってしまいますが、この「感音性難聴」の場合、音は聞こえているのですから、「補聴器」はほとんどの場合役に立ちません。重度になると、ほぼ完治は望めません。そのため、早い段階で気がつくことが最善の治療法になります。

子供の不自然さに気がつく為に

実はこの病気、先天性でも発症します。母性遺伝での遺伝病でもあるのです。赤ちゃんが音に反応しない、音を聞く時に首を傾けていつも同じ方向で聞こうとする、などの症状があった場合は、すぐに病院で検査を受けてくださいと出産したあとに医師などから説明を受ける事があります。

後天的に起きてしまう「感音性難聴」は、早い段階で気づいてあげられるかどうかが治療のネックになってきます。

名前を呼んでも、返事をしない、呼ぶといつも同じ方向に首を傾ける、TVの音を高くする、話している事が微妙に通じない、などの違和感を覚えたのなら一度検査をする事をオススメします。

ただ、通常の耳鼻咽喉科での検査は、音が聞こえるかどうかの検査ですので、この検査では分からない場合が多いようです。キチンと症状を伝えて、検査を受ける事が大切です。

これはまた、別の例ですが、ヘッドフォンの利用でも発症する事があるようです。普段から音を大きくして聞いていたりすると、少しずつ音量に慣れが生じてしまい、さらに大きな音で聞いてしまうという悪循環が生まれ、結果的に難聴になってしまうというケースです。

聞いている音が周りに漏れている人もよく見かけますが、音の大きさには注意して聞いた方がよさそうです。耳を休ませる、耳への負担を減らす、どちらも大切な事なのですが、皆さんはどうでしょうか、実行していますか?

目だけでなく、耳への配慮もどうかお忘れなく。最後に、子供の態度に違和感を覚えたなら、反抗期かしらでスルーせずに病気の場合があることも踏まえて対処して行く事が大切になると思われます。

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