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脂肪をそんなに嫌わないで! 「良い脂肪」と「悪い脂肪」の見分け方

脂肪という響きだけで、イヤ~な気持ちになっている人、いませんか?そんな人は、脂肪=太る、太った人、というイメージが無意識のうちに定着してしまっているかもしれません。

しかし、実は体には最低限の脂肪が必要とされているのです。何もかもを嫌うのではなく、良い脂肪を上手に体に取り込む良い方法をお教えしましょう。

良い脂肪とは何か?

動物の体には必ず脂肪分を分解する働きがありますが、この働きをまず越えないことが上手に脂肪を取る第一の条件となります。そこで、「分解されにくい脂肪」をたくさんとると、体の中で上手に溶けず、使い切れずに溜まってしまったりするのです。

つまり、「きちんと溶ける脂肪=良い脂肪」というわけで、それならば分解も問題なくされて、体にとって大事なエネルギーとして働いてくれるというわけですね。では、きちんと溶ける脂肪とはどのようなものを言うのでしょう?

脂肪にも種類がある

脂肪、というと頭に浮かぶのは真っ白な肉の脂のかたまりだったりしますが、実際には一般的に油と呼ばれるものの多くが脂肪酸というものから作られた脂肪分です。この脂肪にはまず動物性と植物性があり、植物性の方がより負担なく体内で分解されます。

そして、動物性の脂肪は「飽和脂肪酸」というもの、植物性は「不飽和脂肪酸」というものから出来ています。では不飽和脂肪酸なら全て良いかというと、ここでまたひとつの別れ道があります。

それは「加工油」と呼ばれる、人工的に加工された油。同じ植物性の油でも、この加工油は体内で溶けにくく、動物性の脂肪のようにとどまってしまう可能性が高いのです。

これは「トランス型」と呼ばれる油で、マーガリンに代表されるものですが、アメリカでは早くからこの脂肪酸には警鐘を鳴らしています。

体内で溶けやすくきちんと栄養となってくれる植物性の脂肪は「シス型」と呼ばれるもので、バターなど自然の脂肪を加工せずに固めたものが主となります。マーガリンは口に含んでもいつまでも残りますが、バターは舌の上でスッと溶けますよね?これが「良い脂肪」の証なのです。

良い脂肪の代表格「リノール酸」

良い脂肪には「リノール酸」というものがあり、これは植物や魚介類に含まれている脂肪酸で、こちらは動物性脂肪と一緒に食べると、いわゆる「コレステロール」を溶かしてくれる働きをするので、動脈硬化の予防にも効果が高いと言われています。

このリノール酸は体内では作れないので、食べるしか取り入れる方法はありません。が、旬の魚には豊富に含まれていますから、さばやさんま、アジ、いわしなどの青魚を中心に、トロ、鮭など、上手に食事に取り入れると良いでしょう。

同じリノール酸でも精製された油などのオメガ-6系リノール酸はいわゆる「加工油」です。それに対して、オメガ-3を含むリノール酸はむしろ体を健康に導いてくれると言われています。

きちんと体内で分解されて健康のために働いてくれるリノール酸は、植物や魚介類の他には、ベニバナ油やコーン油、ひまわり油に多く含まれています。

きちんと働いてくれるこれらの脂肪を毎日適量食べて適量の脂肪をつけることで、体はむしろ太りにくくなり、体や関節、脳がきちんと動くために必要な栄養素を作ることが出来ます。良い脂肪は、嫌わずに食べた方が良いのです。ダイエットをしたいなら特に!

加工油で大量に作られたスナック菓子やファーストフードが体に悪いというのは、使っている油そのものが体内で分解されにくい性質を持っているからなんですね。日頃から、もっと自然に近いもので丁寧に作られた油を、意識して食べるよう心がけましょう。

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