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独り言が多いのは病気!?良い独り言と悪い独り言の特徴とは

口を手でおさえる男性

人間は一人では生きて行けない動物だと聞いたことがあります。例えばハムスターやウサギは「寂しさ」と言う感情によって死ぬことがあるそうです。

正確には寂しさによって食欲が低下することが原因なのですが、感情とはそこまでに生き物にとって重要なものだと言えます。

人間も同様に「寂しい…」「辛い…」などの感情は決して健康によいとは言えず、その意味ではハムスターやウサギと同類なのかもしれませんね。しかし全ての人間が集団生活を送っている訳ではなく、孤独に暮らしている人も珍しくはありません。

寂しい人は「独り言」が多いと言います。これが本当の話なのかは解りませんが、確かに自分自身に言い聞かせる独り言を話す場面が少なからずありますよね。しかし、独り言には「良い独り言」と「悪い独り言」があることを知ることも重要です。

良い独り言はストレスの負荷を軽減し、悪い独り言は精神疾患のサインなのかもしれません。独り言の良し悪しについて考えてみましょう。

貴方は知らず知らずに独り言を喋っている

人間は会話を行うことで他人とコミュニケーションを行う動物ですが、会話とはあくまで相手がいることで成立する行為です。しかし、コミュニケーションをとるべき相手がいない状態で話をすることがあります。

それが「独り言」なのです。

周りにも結構いますよね!独り言

会社などで突然同僚が「え~何それ」「やっちゃったよ」「大丈夫、大丈夫」などと声を出して話すことがあります。これが独り言なのですが、特に会話をする相手もいない状況で話しています。

中にはパソコンの入力を行う時に、「〇〇円」「〇〇を入れてぇ~」などと入力内容をいちいち声に出している人もいます。

また仕事の手順を声に出しながら行う人もおり、「次はあれをやって~それからこれをやらなくちゃ!ヨシッ」と作業予定や段取りを声に出しながら行動しています。

このように独り言は特に珍しい症状ではありません。しかし、周りにいる人から見ると「うるさいなぁ~」「静かにやれよ」と感じ、更には「頭がおかしくなったのではないか?」などと心配される結果を招いてしまいます。

どちらかと言えば独り言は、肯定される行動ではなく否定の対象となっていることが多く、他人にとっては迷惑行為でしかないのです。

それではなぜ人は独り言を話してしまうのでしょうか?

子供の頃は独り言で学習していた

小さな子どもが一人で遊んでいる時に「これをとってぇ」「それから…」などと、独り言を話していることはよくあることです。これは声に出すことで遊びの手順を確認している動作であり、独り言によって脳に再認識させて「学習」させていたのです。

一度見たことを思い出しながら遊びに取り入れる子供にとって、声に出すことは記憶の制御にとって効果的な手段で、独り言が脳機能を活性化させているとも言えます。

感受性の高い人の方が独り言は多かった

独り言の典型にテレビに向かっての会話があります。ニュース番組を見て、キャスターの話に「それは違うぞ!」「何を言っているのだコイツは!」などとブツブツ独り言を話すことは珍しくはありません。

隣で奥さんや家族が冷ややかな目で見ているのですが、本人はテレビに夢中です。テレビに向かって話しかけても相手には伝わらないのですから、周りの家族にとっては迷惑以外にはなりません。

また一人暮らしの人にも多いのがテレビに向かっての独り言で、帰宅してテレビをつけた途端に話し出してしまうのです。一人で「ブツブツ」テレビに向かって話している光景は、ちょっとホラー的な要素を感じさせるかもしれませんね。

このようにテレビに向かって独り言を話す人は感受性が高い人と言われています。つまり、テレビの内容に入り込んでしまい、登場人物に感化されてしまうのです。

ドラマを見ていても「そんな言い方しないで!」と叫んでみたり、主人公と一緒に号泣したりする人は感受性が高くテレビの影響を受けやすい人です。

このように感受性の高い人は物事に集中しやすい特徴があります。集中してしまうことで周りが見えなくなって、つい声を出してしまうことが独り言の原因だったのです。

一人暮らしの友人の家に泊まりにいったところ、その友人がテレビに向かって一生懸命会話をしていても怖がらないで下さいね。

独り言が多い人は変わり者と思われてしまいがちです。しかし、実は感受性の高い繊細な人かもしれません。

独り言を話す精神心理状態と独り言の効果とは

独り言を話すにはそれぞれの環境や状況が大きく関係しています。特に精神的な心理状態の変化は独り言と大きな関係を持っているようです。

精神的に不安定な状況を改善させる

精神的に大きな負担を受けた場合に独り言が出ることがあります。これは精神を落ち着かせるために自分に言い聞かせるのが目的で、「大丈夫、大丈夫…」「問題ないから」と繰り返すことで精神的な圧迫を和らげます。

例えば急にペットが亡くなることは大きな精神的ショックです。このようなショックを落ち着かせるために、自然と口から独り言が出てしまうことがあります。

特にショックの原因を再認識させるために、起きた出来事を独り言で繰り返すことは精神負担を軽減させる効果もあるのです。

「あの子はもういない」「ちゃんと埋葬してあげなくちゃ」などと繰り返すことは、不安を少しずつ解消してくれる効果があったのですね。

独り言で自分の行動を再認識させる

精神的な不安は仕事面でもあります。初めて任された大きな仕事は、やりがいだけでなく不安も一杯です。先輩に教えてもらったことをしっかり覚えるのですが、実際にできるのか心配でたまりません。

この状況が精神的な負担となり、独り言が出てしまうのです。

「これをやって」「次はこれをやる」…独り言を話ながら作業を行っている姿は周りからは異様ですが、精神を落ち着かせて自分の行動を再認識させるには持ってこいの行動ですよね。

つまりこれは子供の頃の遊びと同じ効果があり、独り言で学習しているとも言えるのです。

ストレスを軽減させるために独り言は有効

現代社会はストレス社会であり、様々なところにストレス要因が隠れています。精神的なストレスをもたらす要因は以下の通りです。

  • 職場の関係
  • 学校の関係
  • 近所付き合い
  • 友人関係
  • 家族関係
  • 金銭問題
  • 仕事量
  • 健康問題
  • 将来不安
  • その他

このようなストレスが蓄積させることで、精神負担が増えそれを回避する必要が出てきます。そしてそれが独り言となって自然に口から出てしまうのです。

例えば仲のよい友人と喧嘩してしまうことは、精神的に大きなストレスとなります。しかし、自宅に帰って「大丈夫、大丈夫、理解してくれるから」と独り言を言うことで、ストレスは軽減されます。

急激に増えた仕事量で負けてしまいそうになっても、「俺にはできる」「簡単、簡単」と言うことで、仕事に押しつぶされずに乗り切ることもできます。

人間の精神は全てのストレスを正面から受け止めることはできません。受けたストレスを受け流すためにも独り言は有効だったのです。

独り言は興奮した脳を落ち着かせてくれる

人間の感情には「嬉しさ」や「悲しさ」があります。今まで説明してきたのはどちらかと言うと悲しい感情のストレスですが、反対に嬉しい時にもストレスは発生します。

スポーツ大会で優勝したり、コンテストで入賞したりすることは、嬉しさの感情で脳を興奮させる要因になります。しかしいつまでも興奮していては、次の行動が何もできなくなってしまいますよね。そこで独り言で脳の興奮を鎮めるのです。

スポーツで今までに勝ったことのない選手から1セット奪ったことで、興奮していては落ち着いて残りのセットを戦うことができません。そこで、1セット奪った時に「ヨシッ、次のセットだ」と言うだけで落ち着きを取り戻せるでしょう。

独り言は不安を解消するだけでなく、過度に興奮した脳を落ち着かせる作用もあったのです。

独り言で寂しさや孤独を解消させる

最近の若い世代の中には、人と繋がっていても孤独を感じている人が多くなっているそうです。中でも一人暮らしの人に多いのが、外では明るく振る舞っていたのに、自宅に帰ると急に孤独を感じてしまう状況です。

特に実家暮らしから一人暮らしを開始したばかりの女性には多く見られ、寂しさからつい独り言を喋ってしまいます。

ぬいぐるみなどの対象物に「いってきます」「ただいま」「今日はこんなことがあったよ…」などと話しかけることは、寂しさを紛らわせるだけでなく、孤独を解消させてくれる効果もあります。

「俺は孤独な人間だ!」と言っている人ほど自宅で独り言を喋っている可能性がありますね。

自分に注目して欲しい…独り言で自己を主張する

「ヨシッできた!」急に大きな声で叫ばれてビックリした経験はありませんか?また「ハハーン、解ったぞ」などと大声で話す人もいますよね。

これは自分に注目してもらいたい時に出る独り言で、要は自己主張しているのと同じなのです。特に難しいことをやり遂げた時にこのような独り言が出ますが、これは脳が興奮している状況でもあります。

子供の「お母さんできたよ、見て見て!」と同じです。

心配してもらいたいから独り言でアピール

最近増加しているのが「心配してもらいたい」感情から出る独り言です。「あ~疲れた」「熱があるっ」「頭がイタ~い」など独り言をブツブツ言っている若者が増加しているそうです。

これは周りの人に心配してもらいたい感情から作られる独り言で、「大丈夫?」って言ってあげるだけで嬉しそうな表情を見せます。

これは他人との繋がりを再認識する行為で、心配してもらうことで「自分は一人ではない」と感じることができるのです。また一回安心を得るとそれだけでは満足せずに、何回も繰り返すのも特徴と言えます。

同僚や友人にこのような人がいると、ちょっと面倒くさいかもしれませんね。

独り言には様々な理由があるようですね。声は脳に対して強い影響力があることも解明されています。

独り言は精神のバランスをとる方法として必要だった!

独り言は精神の負担を軽減して精神的な安定を求める行為とも言えます。「孤独感の解消」「ストレスの軽減」「興奮の解消」どれをとっても精神を安定させるためには必要な行為です。

つまり独り言は感情をコントロールする上でも重要なものと言えるのです。

独り言と自尊心の関係を考える

「自尊心」と言う言葉があります。誰もが聞いたことのある言葉だと思いますが、ちょっと仰々しく感じる言葉でもありますね。

「貴方は自尊心を持っていますか?」と聞いても「そんな大それたものは持っていません」と答えてしまいそうですが、実は誰もが持っているのが自尊心なのです。

自尊心とは「ありのままの自分を尊重して受け入れる」ことで、自分を自分自身で受け入れる心のことを言います。

「こんな自分が嫌い」ではなく、「これが自分なんだ」と感じることが自尊心であり、自尊心が薄れることは、自分の人格を否定することにも繋がってしまいます。

人間は失敗をすると心が傷つくことがあります。特にできると信じていたものができなかったら、今まであった自信が崩れてしまい「これは私でないっ」など自己否定に走ってしまう可能性も否定できません。

そうなると自尊心にも傷がついてしまい、自分自身が何者なのかが解らなくなってしまうでしょう。

失敗した時に「まだまだ」「ドンマイ」と独り言が出ることがありますが、これは自尊心を傷つけないように自分に暗示をかける意味合いもあったのです。

独り言はセルフ・コントロールを行うための道具だった

「セルフ・コントロール」とは自己で感情をコントロールして、心理状態を意図的に制御したり調整したりすることです。セルフ・コントロールができなくなると感情を一定に保つことができなくなり、様々なトラブルを起こす原因になるでしょう。

感情を抑えることができない状態では、些細な出来事で怒りだす要因となり、人間関係を悪化させてしまいます。更に頻繁にトラブルを繰り返すようになり、心の許容範囲がどんどん狭くなってしまうのです。

この状況を放置すると「躁うつ病」などの精神疾患に進行してしまうことから、セルフ・コントロールを失わないことが精神的にも重要と考えられるのです。

独り言はセルフ・コントロールを維持すために重要な働きを行います。急激なストレスが発生しても「こんなの大したことない!」「よし深呼吸でもするかっ!」と言えば、緊張も解消されてしまいます。

そうなると負担を蓄積することなく、セルフ・コントロールを維持することができるのです。辛いことがあっても独り言で「笑って笑って」と言ってしまうことは、感情をコントロールする意味でも重要な行為と言えます。

心の安定にはセルフ・コントロールが重要です。コントロールに支障が出ると精神疾患に進行する可能性があります。

独り言には「良い独り言」「悪い独り言」がある

独り言はストレスを軽減したりセルフ・コントロールを維持したりする上で有用な行為ですが、全ての独り言が良いとは言えません。中には悪い独り言も隠されています。

精神疾患から出る独り言がある

ある意味で独り言は精神的な負担に対する防御反応と考えられるのですが、全ての独り言がこのような「良い独り言」ではありません。中には常に「ブツブツ」呟いていたり、急に怒り出したりする人もいます。

このような人は「悪い独り言」である可能性が高く、その原因となるのが精神疾患です。中でも

  • 統合失調症
  • 認知症
  • うつ病

などの病気は、独り言が症状の一つであり注意が必要です。

幻覚が独り言の原因か?統合失調症との関係

人間は「喜び」「楽しみ」「悲しみ」「怒り」などの感情を持っています。また「思考」や「考える」ことで、それらの感情をコントロールしているのです。

つまり、脳に対する刺激に対して思考によってまとめることで、精神を安定状態に保つことができるのです。

しかし、脳に何らかの問題がある場合、思考する能力が低下してしまい、「考え」や「感情」をまとめることができなくなります。これが「統合失調症」と呼ばれる精神疾患で、その原因は脳の機能障害と考えられているのです。

統合失調症は脳内にある神経伝達物質のバランスが崩れることで、情報が正確に伝わらなくなり脳内ネットワークが機能しなくなります。そのために思考をまとめることができずに脳機能の低下に繋がるのです。

統合失調症は以下の代表的な3つの症状があります。

  1. 幻覚、妄想が特徴の陽性症状
  2. 感情がなくなる陰性症状
  3. 知的能力が低下する認知機能障害

その独り言は幻覚や妄想が原因かもしれない!

時々テレビを見ていると「宇宙人と交信している」とか「私は神の声を聞いている」などと話している人を見かけます。中には見るからに怪しい人もおり、明らかに「嘘だろ~」と思わせる人も少なくありませんよね。

しかし中には嘘をつくように見えない人が真剣に体験談を話していることもあり、一概に嘘つきとは思うことはできません。

統合失調症の症状の中には上記した通り、幻覚や妄想が出ることがあります。これは統合失調症の初期の状態で発症することが多く、統合失調症の代表的な症状です。

幻覚や妄想について簡単に説明します。

幻覚

  • 誰もいないところに人が見える
  • 頭のなかで声がはっきりと聞こえる
  • 人と話している時にその人の心の声が聞こえる
  • もう一人の自分の声が聴こえる
  • その他
妄想

  • 誰かに見張られている
  • 悪口を言われている
  • 笑われている
  • 騙されている
  • 自分は特別な人間と思い込む
  • その他

統合失調症の問題としては、このような症状を現実と思い込んでしまうところにあります。

つまり、幻覚で聞こえた声が「本当の神の声」と信じてしまったり、自分にテレパシーがあるから「他人の心が聞こえる」と信じこんでしまったりします。

そして症状が進行することで、幻覚と会話を始めるようになり、独り言を喋るようになるのです。

統合失調症での独り言は本人にしてみれば、きちんと会話をしているのでおかしなことだとは思っていません。心配する周りの人に「聞こえないの?」「ホラッ!…言ってるでしょう」と説明しているうちに、自分が特別だから聞こえるのだと妄想を抱いてしまいます。

世の中には超能力や預言者を自負する人が大勢いますが、もしかしたらその中には統合失調症を発症させている人がいるかもしれませんね。

認知症の進行が独り言を増加させる

超高齢化社会である日本での問題と言えば「認知症」です。認知症とは様々な原因により、脳細胞が壊れるために発症する脳機能障害です。

代表的な認知症は以下の4つになります。

  1. アルツハイマー型認知症
  2. 脳血管型認知症
  3. レビー小体型認知症
  4. 前頭側頭型認知症

認知症の60%はアルツハイマー型認知症と言われており、これからますます増加することが危惧されている認知症の一種です。

アルツハイマー型認知症の原因は脳の神経細胞が、特殊なタンパク質で壊されることが原因であり、結果として脳細胞が委縮することで脳機能が低下してしまいます。

脳機能の低下は「記憶障害」「判断能力低下」「妄想」「徘徊」など様々な症状をもたらす結果となります。また独り言も多くなり「ブツブツ」と常に何かを呟くことで、認知症の発症に気がつくケースも珍しくはありません。

アルツハイマー型認知症以外の認知症でも独り言は症状の進行により見られますが、レビー小体型認知症では統合失調症と同じく幻覚を見ることが多く、はっきりとした独り言が特徴になります。

特に高齢者が急に独り言を喋り出すケースでは認知症の可能性が高いと覚えておきましょう。

悲観的な独り言はうつ病が原因かもしれない

独り言にも色々と種類があるようで「よおし~いっちょやるかっ」「ガンバルぞ~」などはポジティブな独り言であり、「大丈夫、大丈夫、できるできる」などは心を落ち着かせる効果が期待できる独り言です。

しかし中には「もうダメだ…」「自分なんていないほうが…」などの独り言はどうでしょう?周りで聞いていた人さえ落ち込んでしまう、呪いの言葉のように感じますよね。

このように独り言の多くが悲観的な内容だった場合、その原因は「うつ病」かもしれません。

うつ病は「人間関係などのストレス」「環境の変化」「体調不良」が要因となって発症し、様々な症状を作り出してしまいます。うつ病の代表的な症状を紹介します。

  • 気分が落ち込む
  • 悲しい気持ちになる
  • 希望が持てない
  • 喜びを感じない
  • 興味を持てない
  • 身体を動かしたくない
  • 会話をしたくない
  • 自分を責める
  • イライラする
  • 急に怒りがこみ上げる
  • その他

うつ病が発症すると考え方がネガティブ思考になるために、ため息をついたり不満を口に出したりします。また落ち込んでいたと思ったら、急に怒りがこみ上げて大声で叫ぶ症状も特徴的な症状です。

独り言の内容が悲観的で急に怒り出してしまう場合は、うつ病を発症している可能性がありますので注意が必要です。

発達障害の一種アスペルガー症候群で独り言

発達障害とは「言葉や認知機能などの領域において発達に遅れがみられる障害」のことであり、「広汎性発達障害」「学習障害」「注意欠陥多動性障害」などに分類されます。

この中の広汎性発達障害には「自閉症」と「アスペルガー症候群」が含まれており、自閉症は「言葉の発達に遅れる」「対人関係や社会性が構築できない」「パターン化した行動」などの症状が特徴とされています。

自閉症では知的な発達に遅れが見られるのに対して、アスペルガー症候群ではそのような遅れはありません。対人関係やパターン化した行動は自閉症と同じですが、それら以外は特に障害は見られないのです。

そのためアスペルガー症候群は「知的な発達に遅れはないが、それ以外の自閉症の特徴を持つ病気」と分類することができます。アスペルガー症候群の特徴を紹介します。

  • 親しい人間関係が築けない
  • 社会ルールが理解できない
  • 会話でのジョークや比喩が理解できない
  • 表情や話し方が独特
  • 全体的に不器用である
  • こだわりや固執
  • その他

ここで紹介したアスペルガー症候群の特徴は、病気と言うよりもその人の「性格」や「癖」と思われる内容が大部分であり、病気と気づかずに普通に日常生活を送っている人も多く見られます。

また、独り言も多いのがアスペルガー症候群の特徴で、相手が聞いていないにも関わらず話し続けたり、いつまでも一人で話し続けたりします。

会話とは一方的なものではなく、相手とキャッチボールをするようにして成立します。しかし、アスペルガー症候群の人はコミュニケーションが苦手なために、自分の話したいことを一方的に話してしまうのです。

空気の読めない独り言はアスペルガー症候群かもしれませんね。

独り言は内容によっては病気が原因です。悪い独り言には注意が必要ですね。

独り言を区別するために注意しなくてはいけないこと

独り言は全てが悪いものではありません。中にはストレスを軽減して心の負担を軽くしてくれるものもあります。その意味ではストレスのフィルター的な役割を担っているのかもしれません。

しかし中には悪い独り言も隠れているのを忘れてはいけません。そのために注意しなくてはいけないことを紹介します。

独り言を区別する簡単な方法とは

良い独り言と悪い独り言を区別する表

良い独り言と悪い独り言を区別するのは難しいことでなく、基本的に「ポジティブ」「ネガティブ」なのかを切りわけることが重要です。基本的な切り分け方を紹介します。

良い独り言

  • 「今日もガンバルぞ」
  • 「やったぜ」
  • 「ぜったいできる」
  • 「気にしない気にしない」
  • 「くそ、次はぜったいに…」
  • その他
悪い独り言

  • 「自分には無理なんだ」
  • 「生きている意味がない」
  • 「消えてしまいたい」
  • 「あいつが悪口を言っている」
  • 「神の声がはっきり聞こえる」
  • 「誰かが見ている」
  • その他

このように良い独り言はポジティブであり、受けたストレスを拡散させることが可能です。しかし、悪い独り言ではストレスを発散させるところか、どんどん深みにハマっていくことになるのです。

悪い独り言の場合では、原因が他の病気である可能性もあることから、メンタルクリニックなどの専門病院での診察を受けるようにしましょう。

独り言の内容が会話だったらヤバイかも?

たまたま聞こえた独り言が誰かと喋っているような会話だとしたら、それは悪い独り言である可能性が高いと言えます。

普通の独り言は会話ではなく、自分に言い聞かせるような内容がほとんどで、誰かと会話するような独り言は「幻覚」「妄想」などによる症状が疑われます。

幻覚や妄想は本人にとっては現実であり、いくら周りの人が説明しても納得してくれません。納得するどころか人を避けるようになるので、対応には注意が必要です。

会話形式の独り言は幻覚の可能性を疑って専門医での診察を受けるようにしましょう。

悪い独り言は精神疾患などの病気のサインと考えて下さい。放置しないで病院での診察を受けることが大切です。

周りに迷惑をかけない独り言は心の免疫作用

現代社会のストレスを全て正面から受け止めることは難しいことで、心の安定を保つためには少しでもそれを軽減させることが重要です。

私もそうですが疲れた時に「あー疲れた!」と独り言を呟くと、何だか身体が楽になったように感じます。また精神的に疲れている時に大声を出すと気分がスッキリしますよね。

私は独り言を「心の免疫作用」だと思っており、呟くことでストレスを受け流すことができると感じています。

その意味で悪い独り言でなければ、どんどん活用して心の負担を軽くしようではありませんか?もちろん周りに迷惑のかかる独り言はダメですよ。

「独り言は恥ずかしい」ですって?

でもね、私に言わせると最近流行りの「一人カラオケ」なんかも一種の独り言ではないですか?誰に聴かせるでもなく一心不乱に叫んでいるのですから…

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