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ダイエットのしすぎが原因!?痩せすぎでリスクが高まる女性の病気

2010年の国民栄養調査によると、20代の女性の29%はBMIが18.5未満の痩せすぎであるとの報告があります。そして1980年代と比べて痩せすぎの女性は全体として2倍以上増加しています。

そして、この痩せすぎの女性のうち10%は「自分は太っている」と思っており、20%は「もっと痩せたい」と言います。これは、痩せすぎなのに不必要なダイエットをしている女性がとても多いということで、痩せすぎが原因で起こる病気も増加していることが考えられます。

痩せすぎによって起こる女性の病気

生活習慣病など、太っていることが健康に悪影響を及ぼすことは知られています。だからと言って、体重が少ないことが健康かというと、そうではありません。

特に、体重計で計る見かけの体重を減らそうとすると、体の基礎代謝が下がり、筋肉量が落ち体温が下がります。体温が1℃下がると免疫力は30%下がることが科学的にも証明されています。

体の免疫力が落ちることは様々な病気の元になりますが、特に気を付けなければならいのは、胃がん、食道がん、子宮頸がん、肝臓がんです。これらのがんは統計的にも痩せすぎた女性に多く発症することが分かっています。

また、女性に多いバセドウ病や橋本病など甲状腺機能の障害や、同じく女性に多い若年性アルツハイマー病も痩せすぎによる免疫力や機能不全が根本的な原因ではないかと考えられています。

運動のしすぎも病気につながる

ダイエットに励む女性は痩せる為に必要以上に運動する傾向があります。極端な食事制限の上に、無理な運動を続けていると運動自体がストレスとなり、活性酸素が発生しやすくなります。活性酸素は本来、病気から体を守る働きをするのですが、これが増えすぎると逆に自分の体を傷つけてしまうという性質があるのです。

運動することは良いことなのですが、あくまでも適度な運動という条件を付けての上でのことなのです。そして、適度な運動とは人それぞれの年齢や健康状態、体力などによって異なります。単に運動強度を上げれば良いのではなく、自分が心地よい汗をかけた、と感じる程度が最も良いのです。

脂肪にも大切な働きがある

女性がまるで敵のように考えている脂肪にも重要な働きがあります。脂肪細胞からはレプチンというホルモンが分泌され、脳はレプチンからの報告によって、体に十分な栄養があるかどうかを判断します。そして体に十分な栄養があると脳が判断すると、性腺刺激ホルモンを分泌して、排卵など卵巣の機能を正常に働かせます。

ここで、もし脂肪細胞が少なすぎて、レプチンの量が少ないと、脳は体には十分な栄養やエネルギーが不足していると判断して、性腺刺激ホルモンの分泌を止めてしまいます。これは、月経不順や無月経、子宮内膜の減少などにつながります。

月経不順や無月経の本当の原因は、今の栄養状態で妊娠したら生命の危険があると体が判断して敢えて月経などを止めているのです。

このように、あまりに体重を気にしすぎてダイエットや食事制限をすることは、健康的な体づくりとは言えません。スタイルや美容を気にするあまり健康を害しては何にもなりません。

もし自分の体のコンディションが良くないと感じているのであれば、痩せすぎが原因であることも考えてみるべきです。自分のベストコンディションはどういう状態か、一度考えてみてはいかがでしょうか?

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