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肥満は若年期だけにしておきましょう!長期の肥満は恐ろしい病気に!

若い時期からの肥満が中年以降にも心疾患をひきだします。

アメリカだけではなく、世界中で問題となっている肥満ですが、比較的若い年代からの肥満がある人は肥満期間が長くなる傾向にあることがわかりました。そのせいで動脈硬化や心疾患、糖尿病、死亡率のリスクを高めてしまうということです。

途中、痩せたとしてもリバウンドを繰り返すことが多いのも若い年代から肥満傾向にある人には多いことです。一度体内に蓄積された肥満細胞はなかなか痩せる体質には変わってくれません。

調査内容はどういうものでしょう。

1985年~1986年に登録された肥満ではない白人、黒人を対象に調査した結果、約半数もの人々が平均35歳~37歳ころから肥満になりだしました。その後の傾向を追跡調査することにより、肥満と心疾患や死亡リスクとの関連がわかってきたそうです。

肥満期間が延長するに伴って冠動脈リスクは増加しました。全身肥満になって20年以上肥満が続いた人は、肥満ではなかった人のおよそ16倍の割合で冠動脈疾患を発症していました。この数字はかなり高い数字です。

また調査を始めて15年後~25年の10年間に冠動脈疾患が進行しているのも肥満だった人です。肥満といっても全身的な肥満だけではなく、腹囲の幅が男性は102cmより大きい人、女性は88cmより大きい人と定義づけられました。

そんな人達でもやはり同じように腹部肥満でなかった人達に比べて、冠動脈疾患を発症し、また病状は進行していました。

冠動脈疾患とはどのような疾患をさすのでしょうか。

一般的に冠動脈疾患とは心臓に血液がきちんと届かなくなっていく病気です。要は心臓の動脈にコレステロール(アテロームとも呼ばれます)が沈着してしまい、血管を詰まらせるので、血液の供給がうまくいかなくなります。

そこから様々な心臓病を併発していまいます。心臓は体中に血液を供給するための大事なポンプの役割をしています。その心臓が悪くなってしまうので重篤になるのは当然ですし、死亡率も最も高い非常に危険な疾患です。

一般的に男性のほうが患者は多いですが、閉経後の女性は発症リスクが一気に高まります。これは女性ホルモンが関係しているからです。また人種別では黒人、東南アジア人種も発症しやすいそうです。

疾患の危険因子と予防はどうすればよいでしょうか。

この疾患になる危険因子は喫煙、肥満、加齢、男性、血縁者にこの病気を持っていた方がいた、血中コレステロール値が高い、高血圧、運動不足、食事内容です。肥満については上述の報告でもあるとおりですね。

喫煙は非常にリスクが高く、禁煙するだけでそのリスクを半減させるほどです。受動喫煙にも気を付けて下さい。血縁者にいらっしゃった場合、50歳~55歳でこの疾患を発症された血縁者がいると確率が高いそうです。遺伝的なものだと考えられています。

血中コレステロール値が高いのは先程もいいましたようにコレステロールが沈着することによって引き起こされるので、当然コレステロールの管理は大事です。高血圧を抑えることで全体的にこの疾患へのリスクを下げます。

また、この疾患と高血圧が併発していると恐ろしいことに、動脈壁にできたコレステロールの塊が破裂することです。そのせいで心筋梗塞、心臓発作を起こす可能性が高くなります。

運動不足は肥満とも大きく関係するところです。また、運動不足はどの疾患にも良い影響を与えることはありません。普段から運動する癖を身につけていきましょう。加齢、男性、という因子は避けられない因子です。

しかし他の因子をコントロールすることでこの疾患になることを予防することは十分可能です。食事内容ですがこちらは総カロリーのうち25%以内に脂肪の摂取を押さえることが良いとされています。肥満気味の人は10%以内でもよいくらいです。

脂っこい食事を摂らないことです。またビタミンEやビタミンC、食物繊維を摂取することです。果物や野菜に多く含まれています。イチゴやリンゴなどは血圧を下げる効果もあるので非常に良いといわれています。

それは水溶性食物繊維を摂取することで血圧をさげることができるのです。また不溶性食物繊維はほとんどの穀類に含まれています。腸の働きをよくしてくれるので便秘解消につながり肥満防止にも役立ちます。

あまりにも食物繊維を摂り過ぎると逆に腸からのビタミン摂取を妨げてしまいますので、加減しましょう。そのビタミン類ですが最近はサプリメントで補う方々が非常に増えていますが、この疾患予防に対するビタミン摂取には全く意味がないそうです。

何をいっても普段から健康的な生活をこころがけることがどんな疾病に対しても有効だということです。今からでも遅くはありません。ご自身の生活習慣を見直すことをしてみませんか?

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