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貴方は信じますか?腸が「第二の脳」って呼ばれているいることを

私達の身体はどのようにしてコントロールされているのかご存知でしょうか?人間の動きを制御する司令塔は「脳」だと思っている人は正解になります。脳は神経組織の集合体であり、「見たり」「聞いたり」「話したり」「嗅いだり」など様々な制御を神経を通して行っています。

また、心臓や各内臓の動きや「記憶」なども脳が制御しており、人間の体でも最も重要な臓器と言えるでしょう。お腹が減っている感覚や満腹の感覚も脳が造りだしているものであるし、感情や性格なども脳が造りだしています。

このように人間の身体は脳によって支配されているように見えますが、どうも一部の臓器は脳から独立しているらしいのです。その臓器こそ「腸」だと言うのです。

腸が第二の脳とは一体どのようなことなのですか?

近年、アメリカの神経学者が発表した本が大きな話題を呼んでいます。この本のタイトルは「セカンドブレイン(第二の脳)」であり、人間には脳以外に腸にも脳があることを指摘しています。

「腸に脳があるって意味不明?」と思う人も多いと思いますが、その内容はとても興味深いものなのです。根拠の一つとして上げられているのが、交通事故などの物理的衝撃により脳に大きなダメージを与えても腸は正常に働き続けることがあります。

通常、脳や神経が集中する脊髄に大きな損傷があれば、各臓器にも深刻な症状をもたらします。それは脳が臓器を正常に制御できなくなるからであり、動かなくなった臓器により死亡する結果へと至るでしょう。

しかし、腸は脳の損傷に関わらず正常に機能し続けることが判明していることから、「腸は脳の制御下にはないのでは?」と言う疑問が出たのです。そして研究の結果、ある物質が腸に多く含まれていることが解明されたのです。

脳以外で見つかったセロトニンとは何ですか?

セロトニンは本来は脳にのみあると考えられていた「神経伝達物質」です。セロトニンは「幸福の物質」とも呼ばれており、精神を安定させるために重要な働きをしています。このセロトニンが脳で不足すると「うつ病」や「睡眠障害」などの神経障害が起こると言われています。

このように脳において重要な働きをするセロトニンが、腸にも多く含まれていることが判明したのです。そしてセロトニンの生成において9割近くを腸が担っていることも判明しています。

セロトニンは身体だけではなく精神的にも大きな影響を及ぼす物質であり、その生成を腸が支配していたことを示しているのです。緊張やストレスでお腹が痛くなったり下痢をするのはこのことからだったのですね。

腸は最強の免疫システムを構築しているのです

そもそも腸の役割は栄養や水分の吸収であり、あまったカスを排泄することになります。この時に細菌やウイルスなど吸収してはいけない毒性のある物質などを排泄する仕組みがあるのです。

この仕組みは腸が毒性の強い物質を記憶していることで判断していることを示しています。腸は身体を維持するために危険な物質を、自分で判断して排除しているのです。その物質を「吸収するか」「吸収しないか」を腸の免疫システムで判断しているなんてちょっと凄いと思いませんか?

大切な腸を元気に保つためにできること

「腸に問題のある人には体調の良い人はいない」と言われるくらいに腸の健康は重要です。腸が弱ることで「栄養の吸収が上手くできない」「水分が吸収できない」「細菌に感染しやすくなる」などの弊害が出てきます。このように「腸=健康」とも言えますが、腸の健康を保つためにはどのような対応を取るべきなのでしょうか。

・ストレスは腸にとって一番の大敵です。睡眠不足などにならないように十分注意して下さい。

・腸内の細菌バランスに注意して下さい。腸内には様々な細菌(悪玉菌、善玉菌)が住み着いてますが、そのバランスが重要です。乳酸菌などを摂取して細菌バランスが崩れないようにしましょう。

・バランスの良い食生活を心がけることは、腸内細菌のバランスを良くする働きがあります。

・食物繊維を多く含んだ食品を積極的に摂取することは、悪玉菌の排出にも有効です。根菜類などの食物繊維豊富な食品を摂取しましょう。

私達が思っている以上に腸は頭の良い臓器と言えますね。もしかしたら、脳と切り離された部分で「喜怒哀楽」の感情を持っており、お腹が痛くなるのは腸が怒っている証拠かも知れませんよ。感情があるかも知れない腸、私達は大切に扱わなくてはいけないのです。

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