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気圧が体調を左右する!?天気と免疫力の意外な関係

晴耕雨読という言葉が有りますね、晴れた日は外で田畑を耕し、雨の日は室内で読書…勉強をするという考えですね。実はこれ、健康の面からも正しい考えの様です。晴れの日は気圧で言うと高気圧です。

高気圧の時、人は気分が良くなるのです。高気圧は晴れているから当然…と思う方も多いと思いますが、そのような精神的な部分だけでなく、実際脈も速くなって体を動かしたくなるようです。

高気圧の時は、実は人のいる地上付近に空気が下りてくるため、酸素が地表付近に多く有る状態になります。人は酸素が多ければ活動的になります。また、高気圧の時は空気が上昇気流を生まないため、天気も良く暖かくなります。

これだけの条件が揃えば、人は当然活動的になりますね。逆に低気圧の時は、上昇気流が生じます、その為曇りになり天候も悪くなるわけですが、地表の酸素も高気圧の時と比べて薄くなります。

酸素が薄い時、人はあまり活動的にはなれません。徐脈がでる事も有るようで、あまり活動せず家でおとなしくしている方が良いという状態の様です。

高気圧と免疫力の関係

気圧が高いと人が、生活する環境の酸素濃度がアップする…そうすると、体内に取り込まれる酸素の量も増えます。酸素の濃度が高いと、人は交感神経が刺激され活動的になります。実はこの時、体の中で細菌に強い免疫機能の顆粒球が増加しているのです。

この顆粒球は白血球の一種です。細菌の感染に強いのですがその反面、活性酸素を多く発生させる特徴が有ります。人が交感神経を刺激され、活動的になる事は良い事なのですが、その一方で活性酸素を発生させ老化が進むという欠点も有るのです。

低気圧と免疫の関係

では低気圧ではどうでしょうか…?先に述べましたが、低気圧は人の住む環境において酸素濃度が薄くなります。そうなると人は副交感神経が優位の状態になります。ある意味リラックスするのですが、あまりやる気が起きず、だるい状態になります。

そしてその時増加するのがリンパ球…これも白血球の一種ですが、細菌よりも小さな異物…ウイルス等の抗体を作るのです。リンパ球の免疫作用は熱が出たり、血管を拡張させ顔を紅潮させるなどの症状が出ます。

代表的な物はインフルエンザに感染した時の症状です。この状態の時、人は安静して副交感神経を有利にしておく必要があるのです。

顆粒球とリンパ球

この顆粒球とリンパ球は、ともに白血球がより防御率を上げるために進化したものです。そしてこの2つはバランスが大切です。どちらに偏りすぎても体に悪影響を与えます。

低気圧の時は無理に活動し交感神経を必要以上に刺激すると、体へのストレスになります。また晴れて天気のよい高気圧の日にじっと家の中ですごすことも良くありません。交感神経が過剰に優位になった時、人は組織障害を起こしたり、がんになるリスクが高まります。

またその一方で副交感神経が過剰に優位になると、アレルギー疾患などを起こします。どちらもバランスが大切です。この顆粒球やリンパ球の様に、人の免疫力は気圧に左右されます。天気による体調の変化は決して気のせいではないのです。

よく相撲で「荒れる春場所」と言います。普段強い力士が、春場所は思わぬ負け越しをする…春は気圧の変動が激しく、これが力士の調子に大きな影響を与えているのです。

しかしながら、日々の生活で気圧ばかり気にしているわけにはいきません。雨の日でも大いに活動しなければいけない日が有るのも現状です。ただ日々の生活の中で気圧と体の関係を少しでも意識して、体調を管理していきたいですね。

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