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黄色は?緑色は?痰の色の変化ですぐにわかる今の身体の状態

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痰というと「汚い!」とイメージがあるため、じっくり観察する人は少ないと思います。

しかし風邪で病院に行った時、「痰は出ますか?色は?」と聞かれることがあるように、痰というのは今の身体の情報が集まった貴重な判断材料となるのです。

病気の判断材料として役立つ痰の色を普段から観察しよう!

誰でも風邪を引くと咳が出るようになります。最初は軽い咳から始まりますが、ひどくなるにつれ、ゴホン!ゴホン!と重たく湿気のある咳になってきます。それと同時に痰も出るようになります。

痰は風邪を引いていなくても、寝起きなどに出ることがあります。透明やサラサラしている痰は風邪やアレルギーなどが原因なので、すぐに病院に駆け込むほどではありません。しかし、問題は色がついた時です。

こういった痰はなんらかのことが原因で色がついているのですが、治療をした方がよいのものから、早めに行かなければ命にかかわる大きな病気が潜んでいる場合もあります。痰にはこのように病気の情報が含まれており、身体の状態を知る大切な材料となります。

場合によっては命にかかわる病気の場合は発見の決め手にもなるため、普段からよく痰を観察しておくことが大切なのです。

色や粘度でチェック!痰の色からわかる病気の種類

では、さっそく痰の色から推測できる病気を確認しておきましょう。

  • 透明でサラサラ(風邪、アレルギー、喫煙)
  • 透明~やや白(気管支炎、気管支喘息)
  • 黄色(アレルギー、気管支喘息、黄色ブドウ球菌の感染症)
  • 黄色~やや青(気管支炎、気管支喘息、黄色ブドウ球菌の感染症)
  • 緑色(緑膿菌の感染症)
  • ねばりのある黄色(肺炎)
  • 茶色(肺結核症、気管支拡張症)
  • ピンク色のあぶく状(肺水腫)
  • 赤色(肺ガン、肺結核症、気管支拡張症)

全体的な痰の判断の仕方は、粘りがあり色がついているものは何らかの感染症を起こしている可能性があります。病院に行ってきちんと治療を受けましょう。

また最も注意したいのは茶色から、赤色など、血が混じった痰です。この場合は放置せずにすぐに病院に行ってください。命にかかわる肺ガンが潜んでいる危険性があるからです。

タバコを吸わなくても発症するの!?肺ガンは自覚症状があまりなく死亡率が高い

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肺ガンといえば喫煙をしている男性のイメージがありますが、近年、タバコを吸わない女性でもその患者数は急増してきています。肺ガンは数あるガンの中でも死亡率が高く、とりわけ早期発見が重要なガンです。

自覚症状がない

肺には痛みを感じる神経がありません。そのため、際立った自覚症状が起こらないことが多々あります。またタバコを原因としない肺ガンは、肺の奥深くにできることが多く、胸部X線では写りにくいためガンの発見が遅れがちになります。

また風邪っぽい症状のため放置しやすいく、痰に血が混じった時にはかなりガンの進行が進んでしまっていることがあります。

転移しやすい

肺という臓器は身体中からの血液が集まってきます。そのため、肺にガンができるとガン細胞が血液によって全身に運ばれてしまうため、非常に転移しやすい危険なガンなのです。

痰をチェックする時は透明なコップなどに入れて、光にかざして見てみましょう。ティッシュに出して見るよりも、色や粘り気などがチェックしやすくなります。

痰がからんで辛いときにできるだけ優しく取り出す方法

痰は体内に侵入してきた細菌やアレルゲンを排出しようしている人体の大切な働きです。できるだけ排出できる状況にしましょう。しかし、咳も辛いですが、痰まで出てくると不快さも加わり、一気に辛さが倍増します。

普段から花粉症などのアレルギーや風邪気味などでも痰はからみやすいものです。では、その痰をできるだけ楽に排出できる方法をみていきましょう。

部屋を加湿

部屋が乾燥していては、喉も乾いてしまい、痰も水分をとられて粘りが増してしまいます。そうなると呼吸が苦しくなり、ベッドに横になれないこともあります。痰がからんできた時には部屋が乾燥していないかチェックしましょう。

乾燥気味ならば、加湿器を使いましょう。加湿器がない場合は、冬ならばストーブにやかんをかけたり、部屋に湿らせたタオルをハンガーにかけたりしましょう。洗濯物を家の中に干すのもよいでしょう。

温かい水分を摂る

痰はできるだけ排出した方がよいのですが、喉が潤っていないと、いくら咳をしても痰はとれにくいものです。まずは温かい飲み物で喉に潤いをあたえ、そして気管を温めます。そうすると痰が柔らかくなり排出しやすくなるでしょう。

注意点としては、熱が出ているからといって冷たい飲み物は気管が細くなってしまうため、あまりおすすめできません。水分補給に適しているのはあまり熱くない白湯、もしくは常温の水、お茶などがよいでしょう。

できるだけ出す

痰がからむと咳こんで辛いものです。痰が出ればいいのですが、咳ばかりしていると肩や胸や背中まで痛くなってきます。そんな時はそばにいる人に背中などをさすってもらいましょう。また優しくたたいてもらうのも効果的です。

ですが、決して無理やりに出そうとせずに、まずは加湿や、温かい飲み物で喉の乾燥を潤しましょう。また逆に飲み込んでしまうのはよくありません。時間がたてばまた痰はからんできます。出そうになったときはきちんと排出しましょう。

具体的な痰の排出方法は以下になります。

排痰方法(仰向け)

  1. 深呼吸を5回繰り返します。
  2. 『ハー』と勢いよく息を吐きます。3回繰り返します。(この時息が詰まるような場合は軽く口をすぼめます。)
  3. 軽く『コホン』と咳をし、痰が出たらティッシュで取り除きます。

赤ちゃんは自力で痰が出せない!色がついている時は早めに受診を

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赤ちゃんの痰は、大人のように自力で排出することができません。また赤ちゃんは大人よりも喉が細いために痰がからみやすいものです。まずは部屋をしっかりと加湿して、ぬるめの白湯、または母乳などで喉を潤してあげましょう。

咳き込み、痰に色がついている場合はすみやかに病院に連れていきましょう。病院にいってもすぐに痰を排出できるわけではありません。そのため早めに病院を受診することが大切です。

見極めのポイントは粘りと色つきの痰!早めに受診しましょう

痰は、寝起きなど、通常の時でも出やすいものです。透明や白っぽいサラサラした痰ならばあまり問題はないのですが、粘り気があり色のついた痰はなんらかの感染症の疑いがあるのでできるだけ病院にいきましょう。

また、繰り返しになりますが、血が混じっている場合は放置せずに必ずすぐに病院にいってください。痰は人体の重要な防衛システムですが、それと同時に、身体の状態を伝えるサインでもあることを覚えておきましょう。

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