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水素サプリメントに効果はある?成分と宣伝文句の矛盾点から紐解く

サプリメントをとる手

水素サプリというものをご存知でしょうか。テレビで紹介されていたり、ドラッグストアで見かけたりした方も多いと思います。

この水素サプリの効果については、水素水と並んで色々な意見が飛び交っています。

そもそも、水素サプリはどういう考えから作られたのか、どのような仕組みで、効果があるのか無いのか…について見ていきましょう。

何事も、正しい知識を持っておくことは、自分の損を防ぐことになりますよ。

水素サプリとは?水素サプリの成分と製品の宣伝文句の矛盾

水素サプリの成分は何なのでしょうか。水素サプリには幾つかの種類があり、成分が異なるようです。それぞれ、水素が発生する仕組みを見ていきましょう。

水素サプリについて調べていると、この精製岩塩由来のサプリが最も水素量が多く、効果的であるとうたっているところが多いです。

では、精製岩塩とは何なのでしょうか。岩塩を精製したものなのでしょうが、岩塩に含まれる何の成分を取り出して最終的に何が残っているのかわかりません。

とある水素サプリを販売している企業に対して、「内容物の物質は何か」「どのように胃液と反応するのか」という問い合わせを行いました。

すると、「企業秘密だから答えられない」とのことです。まあ、納得できなくはないですね。

しかし、医薬品であれば有効成分の構造は公開されており、どのように作用するかも公開されています。

サプリメントは食品ですので、これらの表示義務はありませんが、医薬品に準ずるものとして、表示していただきたいというのが私の感想です。

「水素が発生する理由は教えられないけれど、水素は発生するから信じてね?」と言ってることになりますからね。

某社の、水素濃度が30万ppmだとして販売されている水素サプリはこの種類です。噂では、有効成分はマグネシウム(Mg)か水素化マグネシウム(MgH2)かもしれないという話もありました。

確かに、これらの物質は胃液と反応して水素を発生させます。

つまり、水素化マグネシウムの入ったカプセルを飲むと、胃でカプセルが溶けて、胃の中で化学反応が起きて水素が発生するということです。

この水素が溶け込んで、胃や腸で吸収されることによって水素が体の中に取り込まれると説明されています。

ただし、岩塩には水素化マグネシウムはおろか、マグネシウムがほとんど含まれません。岩塩を精製してこれらの物質を集めようとすると莫大な岩塩が必要になります。

そんなことをするくらいなら、海水(マグネシウムを多く含みます)から作った方が楽だと思います。

ここで、このサプリの原材料名を見ると、精製岩塩の他に「酸化マグネシウム」と書いてあります。もしかすると、有効成分は岩塩というよりもこの酸化マグネシウムからできているのかもしれませんね。

また、このサプリメントからは30万ppmの水素が発生した、と書かれています。

しかるべき機関によって測定されたようなので、この結果を疑うつもりはありませんが、この「ppm」という表記法はおかしいです。

ppmというのは濃度を表す単位であって、量を表すものではありません。

発生した水素が水に溶けた後の濃度を表しているのかもしれませんが、30万ppmの水素水というと30%ということになります。

水素は、普通限界まで水に溶かしても、0.0002%にしかなりませんので、「カプセルを水に入れると30万ppmの水素水になる」ということはありえません。

おそらく、この表記はカプセルの中に反応で発生した水素を押し込めたと仮定した時の濃度、ということなのでしょうが、そんな数字に意味はありません。

水の中であれ、空気中であれ、そんな高い濃度で存在することなど一瞬もないのですから。

もし、この商品で水素が発生することを証明したいのなら、何リットルの水素ガスが出たのか、もしくは、カプセルを入れた水にはどれだけ水素が溶けたのか、サプリを飲むと血液中にどれだけの水素が溶け込んだのか、を書くべきでしょう。

などなど、少々あやしい部分はあるものの、測定結果を信じれば水素は発生すると思うしかありません。

曖昧な結論ですが、それでも下で紹介する他の種類のサプリに比べれば、まだ信頼できると言わざるおえません。

カルシウム系のサプリは水素が出ない

口コミでは、水素が発生するかどうかは怪しいという意見が多いものの、水素サプリの中で最も多いのがこの種類のようです。

サンゴカルシウムだとか、牡蠣カルシウムと表記されている場合が多いです。製品によっては、成分を「水素化カルシウム」と表記しているものもありますが、おそらくこれは正確ではないでしょう。

水素化カルシウム(CaH2)という物質は確かに存在しますが、サプリメントの中にこの物質が含まれているとは考えにくいです。

なぜなら、水素化カルシウムは水と激しく化学反応を起こして、多量の熱を放出するからです。

また、サプリに単体の金属カルシウム(Ca)が含まれているという可能性もありますが、単体のカルシウムも水と反応して高熱を発します。

こんなものを飲んだら化学火傷を起こしてしまいます。

おそらく、この種のサプリメントの宣伝に書いてある「水素化カルシウム」とは、「水素化合物を吸着させた炭酸カルシウム」のことだと考えられます。

ちなみに水は、一酸化水素とも言うことができる水素化合物です。また、サンゴや牡蠣の殻の主成分は炭酸カルシウムです。

つまり、この種のサプリメントの成分は、牡蠣やサンゴの粉末に水蒸気を当てただけのものだと考えるのが妥当です。

また、サプリに単体の金属カルシウム(Ca)が含まれているという可能性もありますが、単体のカルシウムも水と反応して高熱を発します。

ただし、この種類のサプリを飲んで、口を化学火傷と診断された、という投稿があります。

これが本当ならば、水素化カルシウムや単体のカルシウムを含む危険なサプリも紛れているのかもしれません。

では、炭酸カルシウムに水素を発生させる効果があるかというと、ありません。

炭酸カルシウムは水とは反応しませんし、そもそも水にほとんど溶けません。胃液の塩酸と炭酸カルシウムは反応しますが、この反応で発生する気体は水素ではなく二酸化炭素です。

「サンゴのカルシウムに水素を吸着させた。」と記述されている製品があるので、化学反応ではなく、物理的に吸着させているのでは?と思われる方もいるでしょう。

しかし、炭酸カルシウムにそのような特殊な効果があるとは考えられません。

「多孔質のサンゴカルシウムに水素を吸着させて、マイナス水素イオン(Hー)として固定する。」と言っている方がいるようですが…。そのような論文は出ていませんし、一般的にはありえないそうです。

ちなみに、このマイナス水素イオンについて少し触れておくと、そもそもこのような用語が存在しません。

Hーのことをヒドリドとか水素化物イオンと言いますが、このイオンは非常に不安定で、すぐに別の形に変わってしまいます。

このため、「マイナス水素イオンが働く!」とか書いてある商品は基本的に信用できないと判断してください。

さて、カルシウム系の水素サプリについてまとめると、「そもそも水素を発生しない」ということです。効果など期待できるわけがありません。

この他にも、フラナガン水素と呼ばれるものや、ゼオライトを有効成分としている水素サプリもあります。しかし、これらはそもそも水素が発生するロジックが記載されておらず、上の二つ以上にお勧めできません。

フラナガン水素に至っては、有害物質が含まれているという主張がなされ、開発者側が裁判沙汰にしている、という事情もあります。

そもそも水素の効果はある?「活性酸素を除去する」について

さて、上では、「水素サプリが水素を発生させているのか。」に注目して考えてみました。ですが、たとえ水素が発生したとしても、その水素そのものに効果がなければ意味がありません。

ということで、水素サプリを飲んで体内で水素が発生した「として」、水素に健康効果があるのかどうかについて見ていきましょう。

水素食品がうたっている効果を上げて見ましょう。

  • 体内の活性酸素を除去する
  • 代謝を高める
  • アレルギーや炎症を抑える

細かく分けるともっと沢山ありますが、まとめるとこの3つくらいでしょうか。一つずつ見ていきます。

水素の効果を調べると、まず出てくる単語がこの「活性酸素」でしょう。健康を気にして調べ物をすると必ずと言っていいほど出てくるこの単語ですが、どのようなものか知っているでしょうか。

せっかくですので、まず活性酸素の正体について解説しましょう。

有害な活性酸素とは

一言で言うと、酸素が不安定になったものです。

活性酸素には幾つかの種類があります。

  • ヒドロキシルラジカル(HO•)
  • スーパーオキシドアニオンラジカル(O2•-)
  • ヒドロペルオキシルラジカル(HO2 )
  • 過酸化水素(H2O2)

などです。そういう名前のものがあるらしい、くらいの認識で大丈夫ですよ。

活性酸素が体に有害と言われる理由をイメージしやすいよう説明します。

活性酸素が身体に有害な理由を表したイラスト

酸素分子のモデルを目にしたことのある方は多いと思います。普通、酸素原子は2本の「手」を持っています。

酸素分子は、2つの酸素原子同士が2本の手をつなぎあったものです。

ところが、この手の本数は何かの拍子に変わることがあります。細胞内でエネルギーが作られる化学反応の反動だったり、紫外線の影響だったりで、片方の酸素原子の「手」が1本になってしまうことがあります。

こうなると、片割れの酸素原子では、残った一本の手が余ってしまいます。このような状態のものが活性酸素です。

このような活性酸素は下の図のようなことを引き起こします。

活性酸素が身体に有害な理由を表したイラスト2

酸素原子の「手」はものを掴む力が物凄く強力で、何かをつかみたい衝動に駆られています。

そのため、体の中に存在すると、その辺にある細胞や酵素などに掴みかかります。

活性酸素に掴まれたものは、酸素がくっつくことで正常に機能できなくなったり、活性酸素によって一部を引きちぎられたりして、正常に機能できなくなります。

これが、活性酸素が生き物の体に猛毒であると言われる理由です。

さて、このように猛毒の活性酸素ですが、人間の体はこれを有効に活用もしています。

猛毒であることを生かして、体の中に入ってきた細菌を殺すのに使っています。白血球では、わざわざ活性酸素を作っているほどです。

また、白血球を必要なところに集めるために、「集まれ!」という信号としても使われているようです。

少し補足を。この説明はイメージに重点を置いています。正確に酸化還元反応を考えるには電子の動きを見る必要があります。

学校のテストなどで、「酸化とは、余った手がものを掴むことである」と書かないでくださいね。(笑)

水素と活性酸素の関係

では、「水素が活性酸素を除去する」というのはどういうことなのでしょうか。

上で説明した、活性酸素の「ものに掴みかかる性質」は、酸化性と言います。活性酸素は、ものを酸化する力を持つ物質「酸化剤」です。

一方で、水素は活性酸素の「余った手」にくっついて埋めて、酸化剤としての性質を打ち消します。

このような、酸化剤の効果を打ち消すものを「還元剤」と呼びます。

水素は代表的な還元剤です。中学校で、水素を使って酸化銀を還元して銀にする、という実験をやった方も多いと思います。

このため、水素と活性酸素を混ぜることによって、活性酸素の有害性を打ち消すことができると考えられます。

このような理屈で水素食品は「活性酸素を除去する!」と言って売られているのです。

この効果に関しては、ある程度実際の研究に基づいているようです。

なんらかの病気で血液中の活性酸素が増えている動物に水素を吸引させるか、水素を限界まで溶かした水(水素水)を飲ませることによって、血液中の水素濃度が上がり、酸化の影響が少なくなったそうです。

水素水をラットの胃に強制的に送り込むと血液中にH2を検出することができた。
(中略)
身体的拘束ストレスを与えながらマウスに水素水を飲ませると脳の酸化ストレスが軽減された。

水に溶ける水素の量はごくわずかですが、そのごく少量の濃度で効果が出るとのことです。また、水素吸引の際も、火がつかない程度の濃度(2%)で効果があるそうです。

ただし、これらは水素サプリを用いて行われた実験ではありません。水素サプリは、水素を胃の中で発生させ、その水素が胃の内容物に溶け込むことで、水素水と同様の効果を期待するものです。

本当に同じような効果があるのでしょうか。胃の中でこの水素水と同等の水素が溶け込むのか、疑問が残ります。

さらに、これらの研究は、異常に活性酸素が多くなった動物に対して効果がある、というものにすぎません。

人間を含める動物には、活性酸素の量を正しくコントロールする機能が備わっています。

つまり、健康な人であれば活性酸素が問題になることはありません。

活性酸素が多くなっていない健康な人に、水素を投与しても効果はないと考えられます。

例えば、重度の糖尿病の患者に対しては、人工透析が行われます。この人工透析の過程で、血液中の活性酸素が増えてしまう、という事が分かっています。

このような患者さんに対しては、水素を用いた治療は有効でしょう。

しかし、それは異常に活性酸素が多いからです。

水素が活性酸素を打ち消すのは事実でも、水素を取り入れることによって病気でない人が、より健康になるとは考えられないのです。

水素は悪玉活性酸素だけを除去する?

「ビタミンなどの抗酸化物質は、悪玉活性酸素だけでなく善玉活性酸素も消してしまう!だから水素は他の抗酸化物質よりも優れている!」というのもよく見られます。

これも一応は、ちゃんとした研究に基づいたもののようです。

活性酸素は白血球で使われるように、体の中で良い使われ方もしているとのことでした。

ところが、活性酸素の中でもヒドロキシルラジカルだけは、このように良い働きはなく、しかも最も有害性が高いというのです。

また、水素は活性酸素の中でも、このヒドロキシルラジカルだけを選んで除去するということです。要するに、「水素は活性酸素の良い面は打ち消さずに、悪い面だけを打ち消すから水素は素晴らしい!」という主張です。

実験もされていました。

筆者らは、H2の還元力(抗酸化力)をまず無細胞系で調べた。(中略)すると、H2はO2•-、H2O2、NO•を還元せず、HO•、ONOO-を還元した。

つまり、ヒドロキシルラジカルを「悪玉活性酸素」、その他を「善玉活性酸素」と言っているわけですね。(ONOO-はペルオキシナイトライトと言って、ヒドロキシルラジカルと同様に免疫に関わらないと考えられています。)

ところが、他の論文を見てみると、このような研究結果もありました。

癌細胞内に過剰発生しているO2•-から不均化によって発生するH2O2をフェントン反応によって、より高い酸化力に基づいて強い殺細胞作用を示すOH•へ変換する機構により高い抗癌活性を示すということについて明らかにしてきた。

ものすごく難しい内容ですね。

まとめると「ヒドロキシルラジカルには、ガン細胞を殺す作用があった。」ということです。こいつにもいい効果あるじゃん!ということですね。

ヒドロキシルラジカルだけを除去するのは、必ずしもいいとは限らないかもしれません。

さらに、個人的な意見を言わせていただくと、「善玉」「悪玉」というように名付けて区別するのは、間違ったイメージを与えるのでやめたほうがいいと考えています。

そもそも水素の効果はある?「代謝を高める」について

水素が代謝を高めるというのはどういうことなのでしょうか。どうやら、活性酸素の多くはミトコンドリアでできていることから言われ始めたことのようです。

ミトコンドリアはほとんどの細胞の中にあり、炭水化物・脂質・タンパク質などからエネルギー(ATP)を作る細胞小器官です。

このエネルギーを作る過程で、活性酸素ができてしまうようです。体内で発生する活性酸素の多くはミトコンドリアでできます。

ですので、水素の効果を考える時にミトコンドリアが出てくるのは納得できるのですが、「代謝を高める」ことにはつながる理由が不明です。

「ミトコンドリアがエネルギー(ATP)を作るには、水素が必要!だから水素を補給すればミトコンドリアがしっかり働けるようになる!」という主張のようですが、少々無理があります。

まず、ATPという物質についてですが、ATPの量=エネルギーの量と捉えてください。

さて、確かにATPを作るのには水素が関わるのですが…。いろんな点で反論ができます。

まず、この時使われるのは水素(H2)ではなく、水素イオン(H+)です。確かに同じ水素原子に由来するのですが、水素は簡単には水素イオンになりません。

水素サプリは胃で水素ガスを発生させて水に溶かすものですから、水素イオンではなく水素の形で体に取り込まれます。(取り込まれるのなら、ですが。)

そのため、関係があるとは思えません。ただ、水素水には水素イオンが溶けている(と言っている)ものがありますが。

次に、ATPを作る時に使われた水素イオンは、無くなりません!水素イオンは、ATPの材料として使われるわけではないのです。

ではどのように使われるのはというと、ATPを作るには「水車」を回す必要があります。この「水車」を回すのが水素イオンの流れです。

実際に古民家にあるような普通の水車でも、水車を回した水は流れていくだけで減りませんよね?これと同じことです。

これ比喩ではなくて、実際にミトコンドリアの中には、水素イオンで回る、物凄く小さい「水車」があるんですよ!水車の力で小麦粉を轢くように、「水車」の回る力でATPを作るのです。

つまり、水素イオンの入った水素水があっても、そもそも水素イオンを補給する必要はないのです。

最後に、もし何かの原因で水素イオンが減ったとしても、補給の必要はありません。

なぜなら、水素イオンは減った分だけ、水が分解(電離)して出来てきます。あえて補給すると言うのなら水を飲めば十分です。

まとめると、水素が代謝を活性化させるとは言い難いです。

また、水素水でミトコンドリア病(ミトコンドリアが正常に機能しなくなる病気)の症状が改善するかもしれない、という研究がありますが、まだ未確定です。

もし本当であったとしても、だからと言って健康な人のミトコンドリアにも作用して、代謝を活性化させる、というのは暴論でしょう。

そもそも水素の効果はある?「アレルギーを抑える」について

「アレルギーは免疫が過剰になりすぎて起きるもので、活性酸素は免疫に利用されているから、その活性酸素を抑えることによって、アレルギーを抑えることができる。」という理屈のようです。

そもそも、アレルギーは免疫が過剰になるのが原因である、というのは少し言いすぎなのですが(免疫の誤作動と言うべきです)、それ以前の矛盾点に気づかれた方も多いのではないでしょうか。

「善玉活性酸素が~」の項目と一緒に考えるとおかしいですね。

水素が除去できるのは、(ガンには多少作用するとはいえ)あまり免疫の役には立たないヒドロキシルラジカルだけ、なのでしたよね?

ヒドロキシルラジカルが免疫に関わっていないのなら、免疫の誤作動であるアレルギーにも関わっていないでしょう。

つまり、ヒドロキシルラジカルを除去してもアレルギーに影響はないということです。

また、アレルギーに他の種類の活性酸素が関わっていたとしても、それらは水素では除去できないことが実験で証明されていましたね。

商品の効果をアピールしようとするあまり、自ら矛盾点を作ってしまっている、というなんとも悲しい結末です。

結論:水素サプリはお勧めできない!その理由は

みなさんお察しの通り、結論としては、「水素サプリはお勧めできない。」ということです。

理由は、

  • 水素が発生しない製品が多い
  • 胃の中で水素が発生しても、胃の中の液体に溶け込むのか疑問
  • 水素の効果は研究されているが、健康の人には効果がないと考えられる

といったところでしょうか。

また、水素そのものの効果については、病気の人の活性酸素の除去は期待できるけれど、代謝の上昇や、アレルギーに対する効果は期待できない、ということです。

最後に、私は医療としての水素の研究を否定するつもりは全くありません。非常に有望な研究であると考えています。

臨床試験段階のものもあります。

しかし、現在の段階では未完成であるのは確かです。そして、このような未完成の研究を悪用した悪質な商品が、世の中には溢れています。

悪質な商品に対する評価によって、れっきとした水素医療の研究にお金が回らなくなる、という事になっては非常に悲しいです。

正しい判断を行い、効果のない商品を購入しないよう、注意しましょう。そして、今後の研究に期待しましょう。
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