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ダイエットの天敵が睡眠不足である3つの理由

身体のメカニズムを知ろう!

健康な身体を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動、そして良質な睡眠が必要です。この3つを言い換えると、補填、燃焼、再生です。

食べるという行為は、エネルギーや必須成分の補填です。補填されたエネルギーを使って必須成分を取り込み不要物は排泄するという代謝が体内で行われます。

代謝で使い切れなかった燃料は、いざという時のために体内に蓄積されます。その蓄積された燃料を燃焼することで再び使えるエネルギーに変換できるのは、筋肉だけです。その筋肉を作るためには、適した食事と運動が必要です。

わかりやすく、身体を工場に例えてみましょう。上述の補填と代謝は、工場がめいっぱい稼働している昼間に行われます。昼間の工場では、代謝という作業をする一般工員と燃料を燃焼させてエネルギーに変換する、筋肉という上級工員が働いています。この作業の指導監督は、交感神経です。

筋肉が多いと、補填されたエネルギーだけでなく、蓄積された燃料も燃焼してエネルギーに変えていき、代謝もじゃんじゃん行われる、活気のある工場になります。

逆に、筋肉が少ないと蓄積燃料が燃焼されないために、代謝不足に陥りやすく、燃焼よりも蓄積の方が多くなってしまいます。これが続くと、溜め込み過ぎの肥満になってしまうのです。

夜間の工場では、必要最低限の人員を残して、他の工員は休んでいます。24時間休みなく稼働しているのは、心臓と生きるために必要な呼吸です。この作業の監督は、副交感神経と呼ばれています。この状態が睡眠です。

睡眠中の夜間の工場では、他にも大事な作業が静かに行われています。それが再生作業です。古くなった細胞を新しいものに変え、工場がスムーズに稼働するように、メンテナンスをしているのです。特に再生作業が活発に行われるのが、夜の11時から2時の間の3時間だと言われています。

睡眠中に無意識に行われていること

夜の11時から2時の間の3時間に熟睡していると、成長ホルモンという妖精が沢山出てきて、特別に工場の再生作業を手伝ってくれます。せっかく睡眠をとっていると思っても、この3時間を逃してしまうと、妖精が現れることもなく、再生作業は殆ど行われません。

妖精は、新しい細胞を造り、血管という水路に送り出します。血管の中の運び屋である血液が寝ている間でも稼働し続けている心臓というポンプの力を借りて、体中にその細胞を届けて回ります。

細胞と一言で言っても、身体の全てが細胞でできています。脳細胞から腸壁や皮膚、血管も全て細胞です。DNAという固体の設計図に基づいて、細胞は場所によって見た目を変えているだけです。そして要らなくなった古い細胞は、便や尿だけでなく、汗、髪の毛、垢、などになって体外に出て行くのです。

これらの不要な細胞を総称して、老廃物と呼びます。文字通り古くなって要らなくなったものです。新しい細胞を作って、古くなったものを外に出すまでが、再生作業です。

ということは、再生作業が滞ると、老廃物は体内に留まってしまい、蓄積されている脂肪や水分などと混ざり合って、簡単には出て行かなくなってしまいます。それがセルライトと呼ばれるものの正体です。

ダイエットと睡眠の密接な関係

ダイエットというと、食事制限ばかりを考えがちですが、これまで説明したように、身体のメカニズムを考えると、食事制限だけでは片手落ちになってしまいます。

多すぎる補填=食べ過ぎや、偏食による偏った材料の補填=必須物の不足は、ダイエットどころか工場の正常な稼働を邪魔してしまいます。

また、急激なダイエットで補填する燃料を極端に少なくしてしまうと、エネルギー不足に陥り、せっかく筋肉があっても工場が稼働できないので、蓄積された燃料を燃焼させることもできなくなるのです。

それでは、夜間の工場=睡眠中はどうでしょうか。夜間の作業では、筋肉の燃焼作業はありません。その代わり、褐色細胞と呼ばれる工員が、副交感神経の指示の下、必要最小限の燃料を蓄積された倉庫から持ってきて、稼働のためのエネルギーとして使用してくれます。

そのエネルギーは再生作業にも使われますし、心臓や呼吸にも使われます。ただし、エコモードなので、昼間のような派手な消費はありません。

昼間の筋肉と同様、夜間の褐色細胞も少ないより多い方が助かります。特に褐色細胞は寝ている間にしか働かないので、増員して稼働率を上げると痩せやすいということになります。寝ているだけで痩せやすくなるのですから、これを利用しない手は無いですよね。

見た目の美しさは、細胞の入れ替わりが活発になることで得られるものです。つまり、睡眠不足は、工場のメンテ、妖精の再生作業、褐色細胞によるエコモードの燃焼の3つのチャンスを逃してしまうということです。勿体無いと思いませんか?

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