TOP > > ADHDは子供だけの病気ではない!大人の場合の対応法

ADHDは子供だけの病気ではない!大人の場合の対応法

ADHDは子供に起こる発達障害の事で、いわゆる世間一般の常識とは少しかけ離れた行動をとってしまうので、変わり者とか親の躾が悪いなどというレッテルを貼られてしまうようになります。

日本語では注意欠陥や多動性障害といいますが、普通の行動ができないので学校での集団行動が苦手だったり、落ち着きがなくじっとしていられないといった特徴的な症状があります。しかし外見からはごく普通の子供に見えるので、家庭での躾が悪いと思われてしまいます。

大人にもあるADHD

子供の時にADHDであっても、多くは思春期を迎える頃には少しずつ症状も改善されていきます。中には少しだけADHDの症状が出る場合もあると言われていますが、ほとんどは子供の病気として考えられています。

しかしごく一部の人は大人になってからも症状が改善せずそのまま残ってしまい、日常生活や仕事に支障が出てしまうケースもあります。

ADHDの特徴として、不注意・多動性・衝動性の3つがあります。これは子供のADHDと同じ症状ですが、子供のうちは親の躾が悪いと思われてしまうのですが、大人になっても症状が改善せず残ってしまうと、その人自体の評価を落としてしまう事もあります。

片付けができない、思いついたら即行動しないと気がすまない、落ち着いて一つの動作ができないなどが日常茶飯事なので、自己中な人とかだらしない人、怠け者と思われてしまうのです。しかし本人には悪気はなく、ごく自然にふるまっているだけなので誤解をされてしまいます。

子供のADHDの場合は以前よりも病気の存在も知られるようになっていますし、ADHDだと分かれば学校や周囲の人もそれを理解してサポートしてもらえるようになっています。しかし大人のADHDはまだ認知度も低いので、子供よりも多くの問題が生じます。

大人のADHDに関連する様々な障害

自分は悪い事をしていないのに、周囲の人に理解してもらえず時には批判をされる事も増えていくので、この事が強いストレスになる事もあります。実際に大人のADHDの人でうつ病になってしまうケースも確認されています。

またうつ病まではいかなくとも、人に誤解や批判をされる事に耐え切れず、お酒やタバコに依存してしまう事もあるといいます。

依存の対象が食べ物の場合は、食べる事でストレスを解消しようとするので、過食症になる人もいれば、たくさん食べてしまう自分が許せず過食嘔吐から摂食障害を引き起こすケースもあります。

大人のADHDへの理解と対処法

大人のADHDという病気の存在が分かっていても、実際には理解するのも難しい面があります。対処法として最初に重要になるのは、本人にADHDという障害がある事を受け入れ理解させる事も大切です。

しかし伝えるタイミングなども個人差があるので、ここは家族だけでなんとかしようとせず、医師や専門家のアドバイスを受ける事も考えてみてください。周囲の人はだらしない人とか怠けていると決めつけず、ADHDという障害を理解する事も必要です。

ADHDという障害を持っていても、仕事や家事など普通にする事もできますが、一つの事に集中できず次から次へといろんな事をこなそうとするので、結果的に全てが中途半端になってしまいます。

仕事をする場合は会社の人に、ADHDである事を伝える必要もあります。100%理解とサポートしてもらえるかどうかは分かりませんが、伝えずにいると誤解を招きやすいので、医師や専門家に相談してどのように伝えるか考えておきましょう。

まず自分にはどのくらいの事ができるのか、これを本人が自覚する事も大切です。ADHDはデメリットばかり目立ってしまいますが、自分が得意とする事や興味を持つ事に対しては驚くべき集中力や行動力を発揮できます。

このメリットを活かせるように、少しだけ周囲の人の協力やサポートも必要です。仕事や家事でも何かをする時には、やるべき事を優先順にメモに書いて目立つところや目に付くところに貼っておき、それを確認する習慣を付けるといいでしょう。

ただしその人が得意とする事だけをしていればいい、というのは難しい面もあるので、得意分野は本人に任せ苦手なところはできるだけ周囲の人にサポートや協力を求めるのが理想です。

歴史上の人物には天才とかその道を極め成功を収めた人もたくさんいますね。実はその中の多くが大人のADHDだとも言われています。

成功を収め認められた人の周囲には、必ずサポートをしてくれた人がいたという事実を知れば、少しだけ見方も変わり偏見なども減っていくかもしれませんね。

全て家族だけで解決するのは難しいので、医師や専門家と相談しながらゆっくりと向き合って行きましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る