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今年も飛散する有害物質PM2.5に最も効果的なN95マスクとは?

今年も飛んで来る有害物質PM2.5。工場や自動車から出る排気ガスなどの非常に細かい有害な粒子です。PM2.5は、2.5μm(マイクロメートル)以下のとても細かい粒子で、一度吸いこんだら、肺や呼吸器にくっついて、もう取れることはありません。

だんだん肺に蓄積していき、肺の組織をふさぎ、肺の機能を妨げるので、呼吸障害や肺がんなど深刻な病気を起こす恐れのある、大変危険な物質です。

最新の統計では、がんで死亡する人のうち、男性のトップは肺がん、女性でもトップの大腸がんとほぼ同じくらいの人が肺がんで死亡しており、その数は男女とも年々増加しています。

これまで、肺がんになる最大の原因は、喫煙の習慣によるものと考えられてきましたが、最近では、PM2.5による肺への悪影響も深く関わっていることが明らかになっています。

タバコを吸わない人でも、PM2.5による肺がんのリスクを考えれば、決して他人事とは言えません。できる限りPM2.5を吸い込まないように、予防するしかないのです。

有害物質PM2.5による肺の病気を防ぐ、高性能マスクN95マスクとは?

PM2.5を防ぐために、最も有効な予防法はマスクの着用です。しかし、PM2.5は、2.5μmという、とても細かい粒子なので、一般的なマスクや花粉症用のマスクでも、防ぐことはできません。

市販されているマスクの中で、PM2.5に対して有効なのは、N95という規格のマスクだけです。一般的なマスクでは、PM2.5の粒子が小さすぎて、マスクのフィルターを通ってしまうため、肺に吸いこんでしまいます。確実にPM2.5を吸い込まないようにするには「N95規格」のマスクをするのが最も効果的なのです。

ただし、N95規格のマスクは、マスクの目が非常に細かい分、息がしにくいと感じるので、この点だけは注意しましょう。

上手なマスクの選び方、マスクの正しい使い方は?

インフルエンザなど風邪のウイルスの大きさは、約0.1μmですから、ウイルス自体は、簡単にマスクのフィルターを通ってしまいます。しかし、実際に風邪がうつる原因のほとんどは、飛沫(唾液やくしゃみのしぶきなど)によるものですから、飛沫による風邪の感染を防ぐ意味で、マスクの効果は十分にあります。

また、花粉症の原因で多いスギ花粉は、30~40μmとウイルスに比べるととても大きいので、マスクをすることで、確実に花粉は予防できます。ただし、選び方と使い方が問題です。

マスクの効果という点で、選び方のコツは、あまりケチケチして安価なものを買わず、異物や花粉などを「99%カット」などと表示されているタイプのものを選びましょう。

形は「プリーツタイプ」のものが良いでしょう。プリーツタイプとは、マスクの表面に3段くらいの折り目があり、顔の大きさに合わせて、伸縮できるものです。

他にも、カップ型というタイプもありますが、伸縮しにくく、口が動かしにくかったり、耳にかけるヒモの部分が合わなかったり、微調整がしにくい場合が多いです。

綿のタイプは、肌触りは良いのですが、マスクの目が粗すぎます。安価なマスクも、お手頃ではありますが、その分性能は落ちますし、サイズが合わなかったりして、マスクの効果が弱く、風邪や花粉を予防できなければ、結局は経済的ではないことになります。

次に、「ノーズフィッター」と言って、マスクの上部を鼻の形に合わせられるように、細い針金のようなものが付いているタイプのマスクをお奨めします。顔とマスクは、隙間のできないようにしっかりと押さえるようにしないと、その隙間から、PM2.5など異物をたくさん吸い込んでしまいます。これでは、マスクをする意味が半減してしまいます。

もちろん、自分の顔の形や大きさ、フィット感などは人それぞれですから、これらを参考にして自分に合うものを選んで下さい。

マスクを付けたら、必ずフィットテストをしましょう。マスクの表面を両手で覆い、息を吐いてみます。マスクの隅から、明らかに空気が抜けている場合は、マスクが顔に合っていないということです。

マスクの機能を高める工夫としては、マスクに水分を与えて、湿らせることです。マスクの内側に湿らせたガーゼなどを付けると、異物の吸着効果が高まります。

異物を防ぐだけではない!マスクが持つ3つの大きな効果とは?

マスクの働きは、異物を吸い込まないようにする機能以外にも、口の中の湿度を保ち、ウイルスの働きを弱めたり、吸気を温めて喉の免疫力を高める効果もあるのです。この3つの効果が総合的に働いて、喉を守り、風邪やウイルスなどの予防に効果が高まるのです。

最後に、PM2.5は目に見えません、臭いもせず、いつ吸いこんでしまうか分かりません。呼吸器や循環器に疾患がある人、子供やお年寄りなどは特に注意が必要です。健康な人でも正しい知識を持って、確実に予防するように心掛けたいものです。

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