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祝オリンピック東京開催!オリンピック病とマイコプラズマの関係

2020年のオリンピック開催が東京に決定しました。国民の大部分が祝福ムード一杯で、今から楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?ところで、オリンピックの開催は4年毎となっていることはご存知ですよね?

この4と言う数字は区切りが良いと言うか、語呂が良いと言うか私達の社会で色々関係している数字です。「四季」「四半世紀」「クオーター」「方角(東西南北)」「4次元」など色々なところで4と言う区切りが使われているようです。

オリンピックがなぜ4年毎に開催されるのかは不明ですが、感覚としては違和感はありませんよね。(毎年なら飽きるし、5~6年毎なら少ないし)

オリンピック病と呼ばれている病気があります。これは肺炎の一種類であり、オリンピックの開催年に流行が見られる病気です。オリンピック病とも言われている肺炎について調べてみました。

そもそも肺炎とはどのような病気ですか?

日本の死亡原因の上位にある肺炎は感染症として最も有名な病気です。肺炎は「細菌」「ウイルス」「微生物」などに感染することから発症し、「悪寒」[高熱」「せき」などを引き起こし、進行することで「呼吸困難」など重篤な症状となります。

もともとは免疫力の低下している高齢者に多く見られていましたが、最近では子供や若年層にまで多くの肺炎患者が見られるそうです。

人間は鼻や口から呼吸をすることで、酸素を取り込んでいます。この時、空気と共に細菌やウイルスなども吸い込んでしまいますが、通常であれば身体に備わっている免疫システムにより排除されます。

しかし、病気や高齢による免疫システムの低下がある場合、これらの異物(細菌、ウイルス、微生物など)は気管内部へ進入することになります。その結果、異物が肺にまで達してしまい、気管だけではなく肺が炎症を発症してしまうのです。

肺炎は重症化することが多く、場合によっては命の危険もあることから、疑いのある場合は一刻も早い治療が必要になります。実はオリンピックの年に流行が見られ「オリンピック病」と言われている肺炎は、「マイコプラズマ肺炎」で、その原因は「マイコプラズマ菌による感染」なのです。

マイコプラズマ肺炎とはどのような感染症なのでしょう

マイコプラズマとは真性菌の一種類であり、通常の細菌より小さく、ウイルスよりは大きいのが特徴です。ある意味では特殊な微生物とも言えるでしょう。感染力が強く、子供や若い世代が学校なでど集団感染する肺炎は、このマイコプラズマが原因であることが多いようです。

通常の細菌は「細胞壁」と呼ばれる細胞を守る殻がありますが、マイコプラズマにはこの殻がないため、ある一定の抗生物質(ペニシリンなど)が効かない特徴があります。

マイコプラズマ肺炎が発症した場合「発熱」「せき」「鼻水」などの症状が表れますが、特にマイコプラズマ独特の症状は見られないようです。マイコプラズマ肺炎の感染は、他人からの飛沫感染が大部分であり、流行が見られた場合の対応が重要と考えられています。

マイコプラズマ肺炎は寒くなる季節に多く見られ、小学生低学年の感染が多いのですが、喘息など他の病気と勘違いするケースも見られるようです。

治療はマイコプラズマに有効な抗生物質(マクロライド系抗生剤)を主に使用しているようですが、この抗生物質に耐性をもったマイコプラズマ菌が発生しているようです。その場合は別の抗生物質を使用するのですが、ちょっと、心配な要素ですね。

マイコプラズマ肺炎を予防するために

今年も寒くなってきました。風邪などの感染症の危険性が増える季節です。マイコプラズマ菌に感染しないために、どのような点に注意するべきなのかをまとめてみました。

・感染症が見られる時期には人混みをさけるように心がけて下さい。特に満員電車などには注意が必要です。

・人混みに入らないといけない場合は、かならずマスクなどの防御を行うことが肝心です。

・飛沫感染には手洗いが特に予防効果があります。手洗い、うがいをこまめに実行して下さい。

・家族(子供)が感染した場合に、飛火感染することが多いので、介護者は特に注意が必要です。

オリンピックの年に流行すると言われたマイコプラズマ肺炎も、今では毎年見られる感染症になっているそうです。昔はなぜ4年毎だったのか不明ですが、流行の周期があったのかも知れませんね。今年も少しずつ寒くなってきました。手洗い、うがいに注意してしっかりとした感染症の予防を心がけましょう。

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