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水ぶくれの正しい処置!破っていいの?中の水は何?など疑問も解決

皮膚に炎症が起こった時にできる水ぶくれ。ポコッと膨れ、中には水のようなものが入っていて「水ぶくれは破ってもいいのかな?」「この水の正体は何だろう?」と気になることがありますよね。

水ぶくれの正体と適切な処置法を知っておくと、いざという時に役立ちますよ。水ぶくれの原因ごとに処置法をまとめました。

水ぶくれを破るのはOK?水ぶくれの原因と水の正体

水ぶくれは、表皮の下に水分が溜まってドーム状に盛り上がった皮疹のこと。医学用語では、水疱(すいほう)といいます。

水ぶくれを触ると皮膚は薄く柔らかく感じることが多いでしょう。水ぶくれ表面の皮膚は組織から浮き上がり、すでに「死んだ状態」となっています。

中にはサラサラしたほぼ透明な液体が入っています。これはただの水分ではありません。「滲出液(しんしゅつえき)」といって、血液中に含まれる血清や止血成分のフィブリンなどで構成される液体です。

この滲出液には、皮膚の自然治癒を促進させる作用があります。組織が何らかのけがや病気によって損傷を受けた時にしみ出てきて、新しい皮膚や皮膚の再生を促進させるために水ぶくれができるのです。

では、どんな時に水ぶくれができやすいのでしょう。

水ぶくれができる原因は大きく分けて、次の3つです。

物理的な刺激 まめ、靴擦れ、火傷(やけど)、日焼け など
ウイルス感染 ヘルペス感染症 など
湿疹 虫刺され、接触皮膚炎 など

このほか、自己免疫疾患の「水疱性類天疱瘡」「表皮水疱症」でも体に水ぶくれができますが、これらは難病で発症することはまれです。

水ぶくれの大きさや数、性質は、原因によってそれぞれ異なります。小さい物は粟粒くらいですが、火傷では広範囲に及ぶこともあります。

また、靴擦れなど物理的な刺激を受けてできる水ぶくれは一度に1個から数個、と数も少ないのですが、感染症や湿疹では広範囲に小さな水ぶくれがたくさん出ることも少なくありません。

水ぶくれを見つけるとすぐにつぶしたり針などを刺して水を抜いたりしたくなることが多いものですが、破ってよいのでしょうか?

基本的には、どの水ぶくれもつぶさずにそのままにしておくのが一番です。水ぶくれが破れると中に雑菌が入って感染し、悪化しやすくなるためです。

水ぶくれの中に溜まった滲出液は、放っておいて問題ありません。自然に組織へ吸収されてなくなり、その間に損傷された組織も自然に治っていきます。

皮膚が破れていない水ぶくれの中は浸出液が無菌状態で二次感染の心配がなく、組織の修復に専念できる理想的な状態なのです。

しかし水ぶくれは自然に破れてしまうことも多いので、水ぶくれがつぶれた場合の正しい処置法も知っておくのが安心です。あえて滲出液を抜いておいた方が良い場合もあります。

では、水ぶくれの原因ごとに処置法を説明していきましょう。

こすれると痛い!まめ・靴擦れの水ぶくれの処置法は

私達が日常で経験する水ぶくれのほとんどが、まめや靴擦れといった「物理的な刺激」によるものです。

まめや靴擦れは、皮膚の同じ場所を繰り返し摩擦することで皮膚が組織から浮き上がってしまうために起こります。摩擦を受けた場所に水ぶくれができて、ヒリヒリ痛むのが特徴です。できやすい場所はかかと、足の指(親指・小指)、足の裏、手のひらなどです。

そのまま放置しておいても数日後には自然に治っていくことがほとんどです。小さい水ぶくれなら3~7日程度で治ります。しかしヒリヒリして日常生活の中で何かとこすれる度に痛むので、しっかり保護しておきましょう。

①患部を保護

皮が破れていない水ぶくれを見つけたら、絆創膏を貼って患部を保護します。

②絆創膏の前に消毒や薬は不要
水ぶくれの皮が破れている場合は、水道水で患部をよく洗い流し、清潔なタオル等で拭いて乾かした後、患部に絆創膏を貼ります。

絆創膏を貼る前に、消毒したり薬を塗ったりする必要は特にありません。薬を塗ると、薬効成分が細菌を死滅させると同時に傷口の組織にもダメージを与え、自然治癒力が低下して新しい皮膚の再生が遅くなりやすいのです。

③邪魔な皮膚は清潔なハサミでカット

水ぶくれが破れて表面の皮膚が邪魔な場合は、よく洗ってからアルコール消毒した清潔なハサミで、浮き上がっている皮膚を切り取った後に、絆創膏を貼ります。(工作や文具に使うハサミではなく、眉毛カット用など体に使うハサミのほうが衛生的です。)

④絆創膏は定期的に交換する

絆創膏は各製品の使用上の注意に従って、定期的に交換します。

絆創膏は、防水タイプになっているものやクッション性があって患部をしっかり保護するタイプが適しています。通常の絆創膏だと、汗や水による濡れ、摩擦で絆創膏がすぐに剥がれてしまいやすいためです。

絆創膏の販売コーナーに行くと、さまざまな種類の機能的な絆創膏が販売されています。用途に合わせて絆創膏を選ぶと、痛みを抑えたり水ぶくれの治りを早めたりする効果がより期待できます。

(例)

  • 指など狭い所に貼る場合 … 防水タイプの絆創膏
  • しっかり患部をカバーしたい場合 … 保護パッド、防水パッド
  • まめ … 保護パッド
  • 靴擦れ … 保護パッド、靴擦れ用の保護パッド

また、皮が破れてしまった水ぶくれを早くキレイに治すには、でジョンソン・エンド・ジョンソン「キズパワーパッド」やニチバン「ケアリーヴ」などの「湿潤療法用絆創膏」を使うのもオススメです。

湿潤療法とは、傷口をフィルムなどで覆って乾燥を防ぐことで組織の自然治癒力を高める療法です。傷口を覆うと傷口が滲出液で十分に満たされ、新しい皮膚の再生が促進されやすくなります。

また、新しい靴を履いて長く歩いた時、長距離マラソンなどで靴擦れが起こり、水ぶくれの圧迫感があって痛む時は、あえて水ぶくれの皮に穴を開けて滲出液を抜き取ってから通常の手当てをするほうが楽になる場合もあります。

まめや靴擦れの水ぶくれの水の抜き方

  1. 清潔な安全ピン・針の先をアルコールで消毒する
  2. 水ぶくれにピンを刺し、穴から中の水をしっかり出す
  3. 絆創膏を貼っておく

水ぶくれができたら化膿を防ぐためにも、患部周辺は常に清潔に保ち、絆創膏の交換をする時などは清潔な手で患部を触るようにしてください。

手や足のまめや靴擦れは、運動をしている人に多いです。摩擦が起こりやすい場所には予めテープやパッドを貼ったりワセリンを塗ったりして、皮膚を保護して水ぶくれを防ぎましょう。

水ぶくれができたら受診を!火傷の水ぶくれの処置法は

火傷は日常生活で起こりやすい怪我のひとつ。皮膚が温度の高い物に接触して損傷してしまう外傷のことです。医学用語では「熱傷」といいます。

火傷は、組織が受けた損傷の深さでⅠ度~Ⅲ度に分類されており、水ぶくれはⅡ度の火傷で起こります。

深度 損傷する組織 症状
Ⅰ度 表皮外側
(角質層まで)
  • 赤み
  • 痛み
Ⅱ度(浅達性) 表皮の中間
(有棘層、基底層)まで
  • 水ぶくれ
  • 赤み
  • 強い痛み
Ⅱ度(深達性) 表皮の下にある真皮の上部
(乳頭層、乳頭下層)まで
  • 水ぶくれ
  • 赤み
  • 強い痛み
  • 知覚鈍磨
Ⅲ度 真皮、脂肪層、神経など
  • 焼けただれ
  • 白色または黒色に変色
  • 痛み・知覚がなくなる
まず火傷をしたらすぐに応急処置として必ず患部を冷やしてください。1秒でも早く冷やし始めることで、熱の伝導が組織に広がることを防ぎ、皮膚の損傷を小さく抑えて水ぶくれや痛みを軽くすることができます。

水道水を30分くらい流して患部の周辺を冷やします。水道の流水が良いのは、冷やすのに丁度良い温度で清潔だからです。この時、流水を患部に直接当てると皮膚が破れて炎症が悪化しやすくなるので必ずず患部の周辺に当てるようにしてください。

氷水や冷却剤は冷たすぎて凍傷を引き起こしやすくなるので直接当てるのは避け、清潔なガーゼなどに包んでから患部に当ててください。

また火傷の面積が広いと乳幼児や高齢者は体が冷えて体温が低下してしまうことがあるので、毛布などで体を保温する配慮も必要です。

そして水ぶくれはつぶさず、油、市販の薬、民間療法で良いと言われている物(味噌、アロエなど)などは絶対に何も塗らず、清潔なガーゼや包帯で患部を保護してすぐに皮膚科を受診してください。

水ぶくれが破れた場合も、消毒や塗り薬はつけず清潔なガーゼで保護するだけにしておきましょう。

Ⅱ度(浅達性)のやけどは軽そうに見えても、皮膚科を受診して治療を受けてください。見た目以上に火傷が深かったり、自己判断で市販薬をつけて悪化させてしまったりする場合があるためです。

もしも火傷の面積が広い場合、Ⅱ度(深達性)・Ⅲ度といった重度の火傷は至急に受診しなければなりません。重度の火傷の場合は、血漿が大量に損失されて起こる「熱傷性ショック」や敗血症などさまざまな合併症が起こりやすく、短時間で命を落とすことがあるので注意が必要です。

Ⅱ度で全身の表面積の15%以上、Ⅲ度の火傷は2%以上で危険な状態に陥りやすくなるとされており、緊急治療や入院が必要となります。

Ⅰ度の火傷は水ぶくれができません。特に治療の必要はなく、応急処置をした後に市販の塗り薬を塗っておくと1週間くらいで治ります。

日焼け

日焼けには、紫外線UVAを浴びることでメラニン色素が蓄積し肌色が黒くなる「サンタン(suntuning)」と紫外線UVBを浴びることで急性の炎症が起こる「サンバーン(sunburn)」の2種類があります。

サンバーンを起こすと、皮膚組織が損傷してヒリヒリした痛みや赤みが起こるほか、水疱を伴うことがあります。サンタンは赤みや痛みなどの炎症を伴いません。

実は日焼けも火傷の一種で、水ぶくれができるようなサンバーンはⅡ度浅達性の火傷に該当しています。ですから、たかが日焼けと軽く見ずに適切な応急処置をした上で皮膚科を受診して治療する必要があるのです。

サンバーンは紫外線を浴びてから数時間後に発症し、24時間以内に炎症の強さがピークを迎えます。

日光を浴びた後に肌がほてったり赤みを帯びたりして、ヒリヒリするようなら少なくともⅠ度の火傷を引き起こしているので、通常の火傷と同様に、すぐ冷やす応急処置が必要です。

すぐに冷たいシャワーを浴びたり水風呂に入ったりして日焼けした部分を冷やしてください。または氷水の入った袋や冷却材をタオルに包んで患部に当てます。

サンバーンは2~3日経つと症状がひいていきますが、その間は通常の火傷と同様に水ぶくれは破ったり上から薬を塗ったりせず、皮膚科を受診して治療を受けるようにしてください。

また強い紫外線を浴びた影響で一時的に免疫力が低下しているので、サンバーンを起こしている時はなるべく安静にして過ごすようにすることもおすすめします。

民間療法で日焼けに良いと言われるきゅうり・レモンのパックをしたり、水ぶくれに市販の軟膏を塗ったりするのはやめましょう。

治療が長引いたり患部にメラニン色素が沈着しやすくなったりして逆効果です。

免疫力低下で発症!ヘルペス感染症の水ぶくれの処置法は

免疫力が低下した時に、体内にひそんでいるヘルペスウイルスが増殖して皮膚や神経を攻撃すると「口唇ヘルペス」や「帯状疱疹」を発症し、患部に痛みを伴う水疱が出ます。

ヘルペス感染症の水疱は強い痛みを伴うので、できれば発症したくない病気なのですが、多くの人が子どもの頃に感染して体内に持ち続けているようなごくありふれたウイルスなので、完全に発症を予防することも難しくなっています。

早期に抗ウイルス剤を使ってウイルスの増殖を抑制すれば症状を軽く済ませることができるので、ヘルペス感染症の初期症状に気付いたらいち早く治療を始めることが大切です。

口唇ヘルペス

唇や唇の周りに水ぶくれが複数出た場合は「口唇ヘルペス」を発症している可能性が考えられます。口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型(HHV-1)というウイルスに感染して発症する病気です。

唇周辺のポツポツはかぶれと似ていますが、次のような経過で症状が出現していれば、まず口唇ヘルペスの可能性が高いと考えて良いでしょう。

  1. 初期には唇や唇の周りにチクチク、ムズムズした皮膚の違和感をおぼえる
  2. 皮膚の違和感が出てから半日後に唇や唇の周りが赤く腫れ始める
  3. 腫れてから1~3日後に赤いポツポツ(水疱)が出る
  4. 水疱が破れてかさぶたになり治る

口唇ヘルペスは10日~2週間くらいで治り、予後の経過は良好です。

初感染した時に発症した後は、一生を通して免疫力が低下した時に再発を繰り返す場合があります。免疫力が低下して発熱したり風邪をひいたりした時に発症しやすいので「熱の華」「風邪の華」とも呼ばれています。

治療法は、抗ウイルス剤(アシクロビル、バラシクロビルなど)を配合した軟膏や内服薬の投与です。

水疱が出てから2日以内に抗ウイルス剤の投与を始めれば、症状の悪化を防ぎ治癒を早める効果が期待できるようになるので、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

過去に口唇ヘルペスで受診したことのある人に限り、再発した口唇ヘルペスを市販の抗ウイルス剤入り軟膏で治すことが可能になります。初期症状が出て「来たな」と思った時に薬を使い始めるのが効果的です。

水疱が出ている時に注意したいことは、水疱の中にウイルスが大量に含まれているので、水疱が出ている時は感染していない人にウイルスをうつさないようにしなければならない、という点です。

口唇ヘルペスを発症した人は、身の周りの人とタオル、食器の併用は避け、キスや顔をくっつけるようなスキンシップも控えてください。ウイルスは親子間、夫婦間で容易に起こりやすく、特に小さな子どもが感染する可能性が高いです。

大人になってから感染した場合は1回目の口唇ヘルペスが重い症状になりやすいので、口唇ヘルペスを発症した人は子供だけでなく大人にもウイルスをうつさないエチケットを心がけてください。

HHV-1は人から人への感染力が非常に強く、子どもの頃知らない間に家族からうつされていることが多いウイルスです。

成人の約半数、60代以上ではほとんどの人がウイルスに感染しているといわれています。

帯状疱疹

体の片側に痛みを伴う水疱が複数出た場合は「帯状疱疹」を発症している可能性が考えられます。水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)というウイルスに感染して発症する病気です。

帯状疱疹の水ぶくれが出ても、多くの人は虫刺されやかぶれと間違えて市販の軟膏で対処してしまうことがあります。次のような経過で症状が出現していれば、帯状疱疹の可能性が高いのですぐ皮膚科を受診することをおすすめします。

  • 帯状疱疹が出るのは、主に背中・お腹・首・顔など上半身の片側のみに限られる
  • 基本的に1ヵ所のみ
  1. 皮膚にヒリヒリ・むずむずした違和感をおぼえる
  2. 皮膚の違和感から1週間~10日後、神経に沿って赤い湿疹が帯状にあらわれる
  3. しばらくして湿疹の上に小さな水疱ができる
  4. 水疱は中に膿を持って黄色みを帯びる
  5. 水疱が破れかさぶたになって治っていく

帯状疱疹は2週間~1ヶ月間ほどで治り、一生に1度しか発症しません。

しかし、神経に沿って湿疹が出るために神経痛状の強い痛みを伴い、長引くと帯状疱疹が治った後に後遺症が出やすいので早めに気づいて受診し、抗ウイルス剤の投与でウイルスの増殖を抑制することがとても大切です。

VZVは水痘(水ぼうそう)の原因となるウイルスで、ほとんどの大人が子どもの頃に水ぼうそうにかかって体内にウイルスを持っています。

高齢者に多い病気ですが、若い人にも増えています。免疫力を高めて帯状疱疹を防ぎましょう。

刺激やアレルギーが原因…接触皮膚炎の水ぶくれの処置法は

何かの物質に接触した後、その部分に赤みや腫れ、水疱ができていたら「接触(性)皮膚炎」が原因となっている可能性があります。

接触皮膚炎とは、刺激の強い物質やアレルギー物質に触れた時に起こる皮膚の炎症、つまり「かぶれ」のこと。水疱は強くかぶれた時に起こりやすい症状です。

アレルギー体質の人が特定の物質に接触した時に起こる「アレルギー性接触皮膚炎」と、刺激の強い物質に触れた時に誰にでも起こる「刺激性接触皮膚炎」があります。

接触皮膚炎による水ぶくれは破らず、かぶれている部分にステロイドが配合された軟膏を塗って炎症をしずめることが治療法となります。

水疱のほかに次のような症状が見られたら、接触皮膚炎またはアレルギー性の接触皮膚炎の可能性があります。今後のかぶれ予防のためにも皮膚科を受診して、かぶれの原因を特定させましょう。

接触皮膚炎の種類 主な原因 症状
アレルギー性
  • 特定の化学物質
  • 特定の植物
  • 金属
  • 日光(紫外線)
  • かゆみが強い
  • 症状が周辺まで広がりやすい
刺激性
  • 酸・アルカリの強い洗剤など
  • 毒を持つ植物・昆虫
  • 衣類などの摩擦
  • かゆみは少ない
  • 痛みを伴いやすい
  • 症状は物質と接触した部位のみにみられる

病院の薬で治しましょう!虫刺されの水ぶくれの処置法は

毒を持つ虫に刺されると、皮膚に注入された有毒成分がアレルギー反応を起こし、皮膚に炎症が起こります。

主にかゆみ、腫れ、痛みが起こりますが、虫の種類や反応の強さによっては患部に水ぶくれができる場合もあります。

たいていの虫刺されは軽症ですみ、市販のかゆみ止めを塗れば数日で治ります。しかし強い症状を引き起こしたり、かゆみのぶり返しによってかき壊してしまったりする場合もあるので、虫刺されに気付いたら早めにきちんと薬を使って、炎症を早くしずめておく必要があります。

水ぶくれを伴いやすい虫刺されの原因

虫の種類 症状 虫の遭遇場所
  • 強いかゆみ
  • 腫れ
  • 赤み
  • 熱感
  • 水ぶくれができることもある
  • 野外
  • 室内(夜)
ネコノミ
  • 激しいかゆみ
  • 腫れ
  • 赤み
  • 水ぶくれ
  • 草むら
  • 猫のいる家
ハネカクシ
  • ピリピリした痛み
  • 線状の腫れ
  • 赤み
  • 水ぶくれを伴うブツブツした湿疹
  • 室内(特に夜)
カミキリモドキ
  • ヒリヒリした痛み
  • 線状の腫れ
  • 赤み
  • 水ぶくれ
  • 室内(特に夜)
クラゲ
  • 強い痛み
  • 帯状のミミズ腫れ
  • 水ぶくれ
  • まれにアナフィラキシーショック
  • 海(8月頃)
水ぶくれができるような強い炎症の虫刺されは、市販の塗り薬を塗るだけでは改善されない場合があります。

早めに皮膚科を受診して、抗ヒスタミン剤・ステロイド剤の内服薬を処方してもらいましょう。

跡が残る原因にも…水ぶくれは雑菌の二次感染に注意

水ぶくれが破れた場合は皮膚が破れた部分が雑菌に感染しやすくなり、患部が化膿しやすくなるので注意が必要です。

靴擦れやまめなどの小さな水ぶくれが破れた場合は、雑菌の侵入を防ぐため患部に絆創膏でしっかり密閉しておきます。

ヘルペス感染症やかぶれは早めに適切な治療を始め、少しでも早く炎症をしずめましょう。また火傷や日焼けの水ぶくれは、医師の指示に従って適切な治療で治してください。

また、火傷の水ぶくれには味噌やジャガイモのすりおろし、日焼けにはキュウリパック…などの民間療法も、雑菌感染や症状の悪化を招く原因となるのでやめましょう。

水ぶくれは、なるべくいじらないようにして清潔に保っていれば、症状が悪化することなく新しい皮膚が再生し、きれいに治っていきます。

水ぶくれはつぶさなず、適切な処置できれいに治してしまいましょう

水ぶくれは柔らかいので自然につぶれやすく、また自分でもつぶしてしまいたくなることが多いものですが、対処が間違っていると症状が悪化して辛い思いをしたり跡が残りやすくなったりしてしまうので、なるべくつぶれないように気を使いましょう。

また、小さな水ぶくれでも、どのように処置すれば良いのか自信がない場合はとりあえず皮膚科を受診して治療してもらうのが安心です。水ぶくれは早くきれいに治してしまいましょう。

キャラクター紹介
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