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幸せ感が遺伝子にまで影響をおよぼしていた!

みなさんの幸せ感はどんなものですか?

人にはそれぞれ、価値観がありそれによって幸福感も変わってきます。今回、人の持つ幸福感の感じ方によってその人の健康や遺伝子にまで影響が出ることがわかりました。幸福感には医学的には2種類に分けられています。

1つは人生についての意義や目的意識が強くそれが達成されたときに感じる幸福感(これをエウダイア的幸福といいます。)です。例えばボランティア意識が強い方がボランティアをして人から喜ばれることに幸せを感じることなどは代表的な例となります。

また自分自身での目標があってそれが成し遂げられたときの達成感が湧かせる幸せを感じるときもこのタイプになります。もう1つは欲しかったものを手に入れたとか、自分の欲求が満たされたときに感じる幸福感です。(これを享楽的幸福といいます。)

そして、今回の試験ではこの幸せ感2つによって試験結果が異なったというのです。

どのように異なった結果がでたのでしょうか。

同じように幸せを感じているのに、異なる試験結果が出たのも大変興味深いです。今回の試験対象者は健康な80人の成人に協力してもらいました。この方々の遺伝子解析をしていったそうです。

自分の欲求が満たされたときに感じる享楽的幸福を感じたときの遺伝子を解析すると、抗ウイルスや抗体遺伝子の発現レベルが低く、炎症遺伝子の発現レベルが高かったそうです。

そして、人生の意義や目的についての幸福を感じるエウダイア的幸福を感じたときの遺伝子解析の結果では、抗ウイルスや抗体遺伝子の発現レベルは高く、炎症遺伝子の発現レベルは低かったそうです。

両者には明らかに違いがありますね。そうです。相関関係が逆になっています。エウダイア的幸福感での抗ウイルスや抗体遺伝子についての発現レベルが高いということは、簡単にいえば免疫力が上がっているということになります。

これはあらゆる病原菌や抗体に対しての免疫力が上がっているので、それに関する病気になりにくい状態となっていることの表れです。また、炎症遺伝子の発現レベルが低いということは、菌が身体に入っても炎症を起こす確率が低いということです。

例えば風邪などを例にとると側に風邪をひいている人がいて、風邪のウイルスが体内に入ったとしても、発熱したり風邪の症状がでにくいことになります。体内での炎症は様々な形で現れますがそれは全て、全身の抵抗力が弱まっているときです。

エウダイア的幸福感の方が享楽的幸福感よりも身体の健康力はとても高い状態であることがこれでわかります。幸福感の違いでこんなにも差がでるとは本当に驚きです。しかし幸福を感じている度合いは両者とも高いポジティブな状態であったということです。

皆さんの今の幸福感はどちらのタイプでしょうか。

読者の皆さんではどちらの幸福感が多いですか?皆さん、それぞれいろいろなことに緒戦されている方もいれば、日々の毎日を難なく過ごせているので満足だと感じていらっしゃるかもしれません。しかし今回の研究結果からみると、

同じ幸福感を味わうにも何か目的を持ってそれを実行して楽しめたことで幸福感を味わう方が、健康にも良いということですね。皆さんは何か生きていく上での目的や、目標などを立てているでしょうか?

もちろん、毎日が幸せという方もいらっしゃる方、何となく毎日を過ごされている方もいらっしゃるかもしれません。目標を立てたいけどそれにはお金も必要だし、時間も必要だしと思っていらっしゃるでしょうか。確かにそうです。

何か趣味をはじめるにしても金銭的な問題が出てくるでしょう。時間もそれようにとらなければなりません。しかしご自身の人生です。誰もあなたの人生の内容を変えることはできません。ご自身の考え方と行動の仕方1つで少しずつでも、

またはいきなり大きく変化することもあり得ます。ネガティブに考えると同じようなネガティブなことしか引き寄せないといいます。その結果、病気を招いたり、ご自身の環境が上手く回らなかったりします。しかし、同じことをするにも目的意識をもって

行動することで、それが達成されたときの幸福感はその人本人しかわからない、素晴らしい幸福感だと思います。今回の試験結果で健康を意識したいと思われたなら、是非何か目的意識をもって達成感を味わって常に幸せ感を感じるように過ごされることをお勧めします。

どのようにすれば、そういう風に生きていけるかを一度、ご自身の生活と幸せ感をチェックしてみませんか。必ず何か発見できるはずです。そして遺伝子レベルから健康的な生活をおくってみませんか。

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