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なぜ子どもの肥満増加が問題なの?生活習慣病との関連とは

現代に増えている肥満児

20年前に比べると子どもの肥満が増えていることが分かっています。少々ぽっちゃりした子どもというのは健康的で可愛らしいのですが、実は子どもの肥満は色々な問題を抱えているために良いことではないのです。

なぜ肥満児が増えているのでしょうか。これにはいくつかの原因があります。肥満というのは食事から摂取するエネルギーが活動で消費するエネルギーを上回ることで起こりますから、食べ過ぎ、または運動不足が原因に挙げられます。

またその原因としては子どもが太りやすいライフスタイルへの移行が考えられます。昔に比べるとコンビニエンスストアやファーストフードといった誰でもすぐに食べ物を入手できるお店が増えてきました。

そのため、家庭での手作りの食事やおやつの代用としてコンビニの弁当やファーストフード、糖分の多い飲料などを利用する機会が自然と多くなります。これらの食事は高カロリーで脂肪や糖分が多い傾向にあるので頻繁に利用していると肥満につながります。

親が共働きで夜遅くまで不在だったり子ども自身も塾通いなどで忙しいといった事情から家庭できちんと食事を摂ることが難しい場合があります。そのためにコンビニやファーストフードを日常的に利用して自分で食事を済ますといった子どももいます。

また、活動量の低下も肥満につながります。多いのは運動不足です。昔に比べると、ゲームで遊んだりパソコンを使ったりして室内で過ごす子どもが増えました。

また外遊びをしたくても遊んでもよい環境がないために外遊びができないといったケースも増えています。塾通いや勉強で忙しい子どもは特に体を動かす機会が作れません。こういった事情からカロリーオーバー、運動不足による肥満児が増えやすくなっているのです。

子どもの肥満が問題になっている理由

成人の場合、太っていると容姿が悪いとされコンプレックスの原因になります。また、それだけではなく肥満は何よりも健康のために良くありません。

生活習慣病のリスクを高める大きな要因の一だからです。しかし、肥満自体は痛みを感じることもなければ元気に過ごせるものなので、健康に良くないという自覚が起こりにくいものです。

肥満は、高血圧、高血糖、高脂血症などと共にメタボリックシンドロームの症状として、動脈硬化、脳卒中、心疾患などのリスクを高める危険性があることが警鐘されているものです。

中高年の場合、健康診断で指摘されて初めて慌て始める人も少なくないでしょう。このリスクは子どもの肥満にも当てはまるのです。えっ?子どもがまさかメタボだなんて!と思う人もいるかもしれませんが、近年は肥満児の生活習慣病が問題になっているのです。

子どもも成人と同じように肥満が原因で高脂血症、糖尿病、高血圧、脂肪肝といった生活習慣病を引き起こします。また、子どもの頃に生活習慣病にかかると成人になってから動脈硬化や心疾患を引き起こすリスクがとても高くなるとされています。

また、生活習慣病の子どもが増えると、この世代が中高年になった頃に生活習慣病患者が多いことが予想されるため、社会に与える影響も心配されています。

子どもの肥満の原因はズバリ、保護者にあります。肥満に直接つながる原因は食事の内容です。子どもの食事は保護者が選んでいるからです。

子どもは自分で栄養バランスに良い食事をコントロールしたりダイエットするといったことはできません。ですから保護者が栄養バランスの良い食事を子どもに与えなければならないのです。特に乳幼児期は注意が必要です。

子どもの肥満は親からの遺伝もありますが、ほとんどは食生活が原因です。もし同じ食事を摂っている家族が全員太っていたらカロリーオーバーな食生活が原因であるとも考えられます。食事を提供する人が献立を見直さなければなりません。

子どもの買い食いやコンビニですます食事というのもやめさせたいものです。できれば3食は栄養バランスのとれた手作りの食事を充実させ、心もお腹も満たせるような食生活を子どもに与えたいものです。

また、運動不足の解消も対策を取る必要があります。ゲームや漫画で時間を過ごす児童が多いですが本当は外遊びのほうが好きという声が多いのです。外遊びをする機会が減っていますが、なるべく機会を見つけて外で体を動かす時間を増やすようにしましょう。

児童期までは細胞の数が増殖する時期なので、この時期に肥満になると細胞の数が多くなってしまうために将来太りやすい体質になってしまいます。子どものすこやかで明るい未来を守るためにも保護者の方がしっかり健康管理をしてあげてくださいね。

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