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家庭で血圧を測る時にはココに注意!家庭用血圧計の正しい使い方

家庭用の血圧計が普及して、自宅で血圧を測る人が増えています。しかし、自宅での血圧が病院で測る血圧の数値とずいぶん違うということが多くあります。これは、家庭用の血圧計の使い方が間違っていることが原因です。家庭用血圧計の正しい使い方をご紹介します。

本当の自分の血圧とは?

年に一度の健康診断で測った血圧を自分の血圧だと考えている人が多いのですが、これは間違いです。血圧は、一日のうちでも常に変化しています。

心臓が1日に拍動する回数は10万回にものぼります。そのうちの、たった1回の数値で血圧を決める事は、あまり意味がありません。季節や天候、精神的な状態など、様々な影響を細かく受けるので、できるかぎり数多く測り、血圧の変化を捉えることが大切です。

家庭用血圧計はどのタイプが良いか?

市販されている家庭用血圧計には、いくつかのタイプがあります。上腕部で測るもの、手首で測るもの、指で測るもの。それぞれに一長一短はありますが、最も安定して、より正確に測れるのは上腕部で測るタイプです。日本高血圧学会もこのタイプを推奨しています。

家庭用血圧計の正しい使い方

1.測る5分前は安静にする

できるだけ静かな環境を作り、テレビなども消して測りましょう。続けて2回測る場合は、1回目と5分~10分程度間隔をあけるようにして下さい。排尿も済ませてから測りましょう。

2.腕まくりや腕を締め付ける衣服のまま測らない

腕帯(腕に巻く部分)は、素肌に直接あてるのが最も正確に測れるのですが、薄手のシャツ程度であれば、その上からでも構いません。

3.測定中は絶対に手を握り締めない

腕の力は抜いて、ひじを伸ばすようにして、手は絶対に握り締めないようにして下さい。手のひらをパーの状態にして測るようにします。手を握り締めると血圧が変化してしまい正確に測れません。

4.腕帯を心臓と同じ高さにする

腕帯の位置が心臓より高いと血圧の数値が低くなり、心臓より低いと数値が高くなります。また、測る腕は利き腕には関係なく、右手でも左手でもどちらでも構いません。ただし、血圧の数値にわずかに差があるので、どちらか一方の手に決めて測るようにして下さい。

5.前かがみになって測らない

腕のひらを上にして、背筋を伸ばして測りましょう。いすに座って測る場合は、背筋を伸ばし、いすの背に軽くもたれかかります。座卓で測る場合も、できるだけ背を伸ばして、前かがみにならないように気をつけて下さい。

家庭で血圧を測るタイミング

一日の血圧の変化を考えると、血圧を測るタイミングは、なるべく多いほうが望ましいということになります。一般的に血圧を測るタイミングは、1日に6回あります。

1.朝起きたとき
2.朝食後
3.昼食後
4.午後3時頃
5.夕食前
6.就寝前

この6回のタイミングで血圧を測ることで、血圧がどのように変化する傾向があるかを知ることができます。しかし、毎日6回も血圧を測る事は、実際には難しいと思います。

血圧を測るのは、朝起きた時と就寝前に測るようにしましょう。就寝時の血圧は、1日の平均血圧とほぼ一致すると言われており、就寝前の血圧の変化を知ることで、おおよそ1日の平均血圧の目安にすることができます。ただし、入浴直後や飲酒直後は避けて下さい。

また、朝起きたときに血圧を測るのは、日中では見落としやすい早朝高血圧を発見するためです。早朝に高血圧になる現象は、モーニング・サージと言って、心筋梗塞や脳卒中を起こす隠れたリスクを調べる意味においても、とても重要です。

家庭で測った血圧を医師に見せること

家庭で測った数値は記録して、かかりつけの医師に見せることがとても重要です。その後の診察や治療において、より正確で貴重な判断資料になります。家庭での数値を高血圧の予防や治療に生かすことが大切です。

一般的な家庭用血圧計は、病院で測るよりも、数値が高くなる傾向がありますので、少しくらい血圧が高いからといって心配する必要はありません。むしろ、血圧の数値が高くなることに怯えてしまうと、血圧を測る時に緊張して正確に測ることができなくなります。

血圧を測ることが目的ではなく、血圧を下げることが目的ですから、血圧が高く測定された人は、食生活や運動を心掛けるようにして、数値が正常な人でも、その血圧が維持されるように引き続き注意していきましょう。

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